強行突破02
帝国軍旗艦ジャックオーランタンブリッジ
「艦長!インプ3機撃破されました!あっもう1機撃破されました!」
通信兵が慌てて報告する。
「なにっ!敵は何機だ!」
艦長の盗賊顔の男は怒鳴りながらも確認した。
「1機です。白い機体が1機です。はっ早いまた1機インプが落とされました!」
白い機体その言葉に艦長は顔を青くして
「白の守護者か?」
と呟いた。その言葉にブリッジにいるクルーたちは
「あの竜殺しの?」
「南西連邦の英雄?」
「連邦最強の操者の?」
ともう終わりだと言わんばかりに慌てだした。
「全機その白い機体にぶつけろ!2番艦と3番艦を戻せ!その隙にこの艦は一時この宙域を離脱する!急げ!」
と艦長は慌てて指示を出す。
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戦闘宙域
「あれ?敵旗艦が下がっていく?っと」
「ド~ン」「ド~ン」「ド~ン」と3発のバズーカ音がして砲弾が飛んできたが、スピードを生かし躱す。確認するとミノタウロス3機がこちらに迫ってきていた。
「ミノ3機か・・・でも腕はないみたいだね。」
そう言ってボクはバルキリーのスピードを更に上げミノタウロスに向けて突撃した。
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ミノタウロスの操縦席内
「なっ!はっ早い!」
ものすごいスピードですれ違ったと思うと、隣にいた3号機が「ド~ン」と爆発した。そして操縦かんを操作して後ろを振り向くと、また「ド~ン」という音と共に2号機が爆発した。
「おっお頭~!!!」
「ド~ン」となり1号機も破壊された。
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バルキリー操縦席内
「ふ~これで終わりかな?」
ボクが敵機がいないことをモニターで確認すると「ピコン、ピコン」とレーダーに反応が出た。
「これは戦艦クラスだね。」
ボクはパネルを操作してバルキリーの背部にあるエネルギーキャノン2門を背部から腰にマウントさせ
「まずはこちらから、照準ロック・・・い~け~!!!」
「ウィンウィンウィンビーギュ~ン」と音を立て高出力のエネルギーが発射された。
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帝国軍2番艦ブリッジ
「こっ高熱源体急速接近!直撃コース!うわぁぁぁぁ!!!」
「ドドド~ン」と大きな音を立てて2番艦に直撃した。
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バルキリー操縦席内
「もう1つっと」
そう言いながらもう1つの敵艦に照準を合わせ、「ウィンウィンウィンビーギュ~ン」と音を立て高出力のエネルギーを発射した。
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旗艦ジャックオーランタンブリッジ
「2番艦、並びに3番艦轟沈!沈みましたお頭!」
「見りゃ分かる!」
盗賊顔の艦長はその場で項垂れた・・・




