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第25話 「恋人の1日」

いつもありがとうございます。

長らくお待たせしました。

リクエスト第1弾の第25話公開です。

いつもの日常、祢音と奏とで食堂で昼飯を食ってると、


思いがけない訪問者がやって来た。


「やほー」


普段聞くことのない声に振り返ると魅夜がいた。


「魅夜!?」


「久しぶり」


「どうしてここに?」


「うん。ちょっと用があってね。


…ところで、この後暇!?だったら外へ遊びに行かない?」


「いや、止めとくわ」


「なんでよ!」


「今夜は任務だからな。今のうちに寝とく」


「でも深夜まではないだろうから余分に寝る必要はないんだよね」


祢音め、余計なことを…。


「じゃあいいじゃない」


「………まぁ遊ぶのはよしとしよう。だが本部内でだ」


「本部内にショッピングとかできる場所は?」


「ないね」


オレの代わりに祢音が答える。


「つまらないなぁ。まぁ、一緒にいるだけでもいいんだけどね」


そしてオレにウインクする魅夜。


どんなサインだ?


「ちょぉっっと待ったぁ!!」


今度は誰かと思えば魅夜の肩を叩く久遠だった。


「久遠!久しぶりぃ」


「ふっふっふ、月詠、そんなあなたにピッタリの発明があるのよ」


久遠は振り向いた魅夜にグッと親指を立てた。





〜DREAMの部屋〜


「……というわけ。理解した?」


「OKOK、バッチリだよ。それでシナリオはどんな感じなの?」


魅夜がそう訊くと久遠は耳元に口を寄せて


「わたしが用意したわ。


最近ただの恋愛じゃマンネリしてきたから今回のはどろり濃厚よ。


やるとこまでやっちゃう感じね」


と囁いた。


囁いた…が、丸聞こえだった。


「ダメーッ!!


そんなのは私が許しません!!」


そこで腕で×を作り、禁止を主張したのは祢音。


その様子を見ると久遠は妖しくニヤケる。


「そーおぅ?そう言って実は…」


と、そこで言葉を止めた。


だが祢音の顔はみるみる内に赤くなっていく。


「だっ…なっ…そ、そんなことっ!」


多分念話で話しているんだろうが、オレには聞こえない。


「何話してたんだ?」


「何もないってばぁっ!!」


何怒ってんだ?


「じゃあ抑え目の普通の恋人生活でも楽しんでもらおうかしらね。


……月詠、名前は魅夜で設定する?」


「うん。そうしてくれる?」


「み・よ…と。さて、始めようかしらね。


みんなカプセルの中に入って」


「あ、わたしと奏ちゃんはいいよ。お兄ちゃんと魅夜さん2人で楽しんでおいで」


「…2人ね。じゃさっさと入った入った」


そしてオレと魅夜はドリームを始めた。






〜DREAM・如月家〜


朝、オレが下に降りてくると意外そうな顔で見る祢音。


「………………あ、そうかそうか。今日は魅夜さんとデートだっけ?」


そう言いながら祢音は朝食をテーブルに並べていく。


「ああ、久しぶりだからってなにも朝からでなくていいのにな」


「そんな言葉が言えて羨ましいねぇ」


そして祢音は席に着く。


「だったらお前も彼氏作ればいいだろ?」


「そうは言っても自分から積極的になれるほどの人がいなくてね。


奏ちゃんはどうなの?」


祢音は隣に座って黙々とマーガリンを塗る奏に訊く。


「私は恋愛には興味ないので」


「恋愛した方が人生楽しいよ」


「お前が言えたもんでもねぇだろ」


「…うっわ。もうダメだ。


やっぱ相手のいる人の言うことは違うよ」


祢音が盛大に引く。





「いってらっしゃ〜い!夜は帰ってこなくていいよー!」


どういうことだ。





集合場所である、水月公園噴水前に着くとすでに魅夜が来ていた。


「悪かったな、待たせて」


「いいよ。待っていたくて30分前から来てるんだし」


30分!?


「そりゃあ…ますます悪かったよ」


「だからいいってば。ほら、行こ。時間が無くなっちゃう」


そう言って魅夜はオレの腕を抱きしめる。


「まだまだ時間あるだろ」


そうしてオレと魅夜は公園を出て商店街へ向かった。




〜商店街〜


今日は日曜日なだけあってオレたちのようなカップルも珍しくはない。


だが、オレたちのような腕を抱きしめられているカップルは1、2組しかいなかった。


「恥ずかしいんだけど…」


「いいじゃない。こうやって2人きりなのも久しぶりなんだし。


それに、いやな気はしないでしょ?」


そう言って魅夜は胸を強調するように押しつけてくる。


「はぁ…勝手にしてくれ」


「じゃ勝手にするね」


魅夜は嬉しそうに笑って抱きつく。


「で、どこ行くんだっけ?」


「忘れたの!?『水月シアター』、しっかりしてよね」





〜水月シアター〜


着いたのは島内の唯一の映画館。


規模もそれほど大きくないので有名な作品しか上映されない。


その中でオレたちが見ることになってるのは『ジャンパー』


身体能力大幅にアップするジャンパーを手に入れた主人公が


その能力のために戦いに巻き込まれていくというアクション映画だ。


オレは魅夜とならラブストーリーでもよかったのだが、


魅夜はCM見ておもしろそうだったからという理由でこれにしたそうだ。


まぁオレとしてもこれなら強張こわばることもないので楽でいい。





「あーおもしろかった!」


「そうだな」


魅夜は劇場を出るとグイッと伸びをする。


「そういやそろそろお昼の時間じゃない?」


そういわれてケータイを見ると12時12分になっていた。


確かに昼飯を食べるには丁度いい時間だ。


「そうだな。…どこで食う?」


「じゃあちょっと喫茶水月に寄ってもいい?」


喫茶店…?


「まぁいいけど…」





〜喫茶水月〜


喫茶水月の前まで来ると魅夜はオレを店の前で待たせて


「ありがと。またおやつ時に来るからね」


そんな声が中からわずかに聞こえてすぐ、少し大きな籠を持った魅夜が出てきた。


「? それは何だ?」


「お昼ごはんだよ。水月公園で食べよ」


「ああ…」





〜水月公園〜


「どこで食べようか…」


と、きょろきょろと辺りを見回してると


「あそこがいいんじゃない?」


と魅夜は道から少し外れた原っぱを指差した。


「そうだな」




「じゃーーん!」


魅夜は籠の中の料理を次々と取り出し、ビニールシートの上に乗せていく。


「おお!」


思わず言うほど広げられた料理は見事なものだった。


サンドイッチとかから揚げとかフルーツetcetc...


「すごいな…」


「でしょ!?朝早く起きて頑張ったんだから!


せっかく作ったのに持ちながらブラブラするのもいけないから、


作ってから喫茶水月の店長に保存してもらってたの。


さ、食べて食べて」


「いただきます」


ちゃんと手を合わせて感謝しつつまずはから揚げから箸を伸ばした。





「ごちそうさまでした」


「おそまつさまでした」


オレが全体の3分2ほどを食い、少し時間をかけてようやく食べ終わった。


「総合的な感想は?」


「うまかった。正直ここまでとは思わなかったな」


「えへへ、見直したでしょ?」


「ああ」


そんな感じでせっせと後片付けをする。





「ふう」


「疲れた?朝早すぎたんじゃないのか?」


「いや、大丈夫大丈夫。


あ、なら膝枕して欲しいなぁ〜、なんて」


「いいぞ。ほら」


オレはあぐらをかいて言った。


「あ、いや…今のは冗談で、そういうのは普通私がやるもんじゃ――」


「気にすんなって疲れてんだろ?ほら」


手加減しつつ寝かすように寄せると素直に倒れてきた。


「あ、ありがと…」


「どうだ?」


「気持ちいいよ…。このまま寝ちゃいそ…」


ゆっくりと目を閉じながら小さく呟いた。


「寝てもいいぞ」


「ん。じゃあもし寝ちゃったら30分後ぐらいに起こして」


「わかった」





「魅夜、30分経ったぞ」


起こすのも躊躇われる表情で眠る魅夜の肩を揺らしながら声をかける。


「………ん…。あ、おはよ…」


案外すぐに起きてくれた。


「おう。おはよう」


「ん…ありがと。じゃあ行こうか」


「あ、ちょっと…待ってくれるか。足が痺れて……」


「ふ、ふふふ…あっはははははははは!!」


魅夜は寝ぼけ様はどこへ行ったのか、心配するどころか大笑いする。


「ごめんごめん!意外だったからさ、無月がそうなるのって」


「おまえなぁ…」


「ごめんね。痺れがとれるまで待ってるよ」





〜喫茶水月〜


痺れがとれた後、オレたちは喫茶水月に来ていた。


「いいよね、ここ。


あ、特大パフェ1つと…」


魅夜はオレへ目を向け、次を促す。


「オレはコーヒーで」


注文を聞いたウェイトレスはカウンターの方へ戻って行った。


「コーヒーなんかでいいの?甘いの嫌い?」


「いや、別にそういうわけじゃねぇけど。


家の事もあるし、金はじゃんじゃん使えねぇから」


すると魅夜の眉がせばまる。


「私とのデートはケーキ1個ぐらいのお金を使うこともできないの?」


「………それもそうだな。


でも色々あるから魅夜のオススメ頼んでくれるか」


「ん、わかった。すいませーん!追加いいですかー?」


オレが答えるとすぐに店員を呼びつけた。




「ん!んまい…」


「でしょ?」


魅夜が頼んでくれたのはただのチーズケーキ。


だがケーキなんて祢音がオレや祢音や奏の誕生日に作る時ぐらいしか


食ってなかったからか、かなり美味く感じた。


「また来た時他のも食べてみてよ」


「ああ、そうするよ」





〜商店街〜


「さて、まだまだ時間あるな。まだ行く所あるのか?」


「そうだねぇ……そだ!カラオケ行かない?」


カラオケ、かぁ…。


そういや最近行ってなかったな。


「じゃ行くか」





〜カラオケ〜


「さあ!歌うぞー!!」


魅夜は早くも歌う気満々だ。


しかもなぜか魅夜が最初に歌うことになっている。


まぁ別にいいんだけど。


カラオケでの1時間半、


魅夜はゆったりとした歌からアップテンポな歌まで様々な歌を歌った。


ちなみにオレはバラード系は無し。


アップテンポな歌を歌った。





〜商店街〜


あ、メール。


受信した時間を見てみるとどうやらカラオケ中に来たようだ。


送り手は祢音。


『今日は奏ちゃんと千春のうちに泊まってくるからあとよろしく♪』


「……は?」


「どうしたの?」


魅夜はケータイをじっと見つめて固まっているオレへ近づき、ケータイを覗く。


「へぇ〜」


「さて、どうしたものか」


「料理はできるの?」


「夕食といえるほどのものはできん。


焼き飯とかその程度のレベルだな」


そこでふふふ、と聞こえそうな顔をする魅夜。


「じゃあ作りに行ってあげよっか?」


ん〜どうするかなぁ。


「都合はいいのか?」


「うん。大丈夫だよ」


大きく頷く。


「じゃあ頼む」


「よし、だったら買い物しなくちゃね。


丁度食べてほしいのがあるんだ。


その前にちょいと無月の家に行っていい?


冷蔵庫に何があるか確認しなくちゃね」


てなわけでオレの家に一旦行った後、デパートへ買い物となった。





〜水月デパート〜


「えーと、あれとあれと…」


デパートに着くと魅夜は斜め上を向きつつ、指折りで買う物を数えている。


オレは魅夜が何を作るか知らないから後ろからついて行くだけだ。


「これと………これと…」


あれこれ籠の中へ入れていくが、


金は結構持ってきてるようでオレの分も合わせれば問題ないらしい。


「無月、糸こんにゃくとカレー粉取ってきて。あまり奇抜なものでなければ何でもいいから」


「わかった」


糸こんにゃくとカレー粉?


オレは糸こんにゃくは適当に、カレー粉はいつも祢音が買ってるのと同じ物を選んだ。


「ありがと。これでОKだよ」





〜如月家〜


「それじゃあ台所お借りしまーす」


家に入ると早速魅夜は台所へ向かい、そばに掛けてある祢音のエプロンを着る。


何度かオレの家に来てる魅夜はすでに台所の場所、置いてある道具も把握済みだ。





「何作るんだ?」


少ししてから台所に行くと


「ダメだよ入ってきちゃ!秘密なんだから。


自分の部屋にでもいといて。できたら呼ぶから」


「…わかった」


渋々(?)、オレは自分の部屋がある2階へ階段を上がった。





「できたよー!」


どれぐらい経ったか、ドア越しから魅夜の声がした。


大きさからすると下から呼んでるようだ。


なんとなく読んでいた雑誌を机の上に置き、ダイニングへ向かった。


「ほーぉ」


オレが降りてきた時にはすでにテーブルに料理が広げられていた。


カレーと肉じゃがとレタスやらトマトやらが乗ったサラダ。


「ささ、食べよ」


オレと魅夜は向かい側に座る。


「「いただきます」」


てなわけでカレーを一口。


「うまい」


「そりゃあレトルトですからね。肉じゃがはどう?」


オレは急かされるままにじゃがいもを口へ運ぶ。


「これもうまい」


料理には詳しくないから


どううまいかとか祢音の作ったのと何が違うかとかは言えないが、うまい。


「よかった。じゃ私も食べよ」





「ごちそうさまでした」


「ん。じゃあ片付けようか」


カチャカチャと食器を重ねてシンクへと入れる。


「後片付けはオレがする」


「ダメ。後片付けまでが料理なんだから」


なんじゃそりゃ。帰るまでが遠足理論か?


「まぁ…そういうなら…」





「おつかれさま。んでありがとう」


後片付けも終わり、これまでの労をねぎらう。


「送って行くよ。もう遅いしな」


時刻はもう19時すぎ。


「大丈夫よ」


「いや大丈夫じゃないだろ」


「大丈夫だって。泊まってくもん」


「……………は?」


「だからぁ泊まってくって」


いやいやいや、おいおいおい。


「お前、ダメだろそれは」


「いいじゃない。ちゃんと家には連絡してあるし」


「……いやそれは…」


「問題ないない。私たち恋人同士なんだし」


いや、それは理由になるのか?


「ホントいいのか?」


「ホントにいいけど?」


「なら……いいけど」


いいのか?


……まぁいいか。


てなわけで2人でソファにもたれてTVを見ている。


祢音と奏は今日は帰ってこない。


それに明日は休みだしな。


「あーおもしろかった。


…さてと、お風呂入ってこようかな」


風呂はさっきオレが入れておいたし、女が先に入るってのが普通だろう。


普段もいつの間にか祢音と奏が先に入って最後にオレが入るというパターンができあがっている。


「いってらっしゃい」


なのでオレはその体勢のまま声をかける。


「あ、風呂上がりの服、祢音の勝手に使っていいぞ。


祢音にはオレが言っておくし」


「ん。そん時にはありがとうって伝えておいて」


「わかった」


その後とんとんとんと階段を上がる音がした。





「おさきー。次いいよー」


オレ的に大分経ってからようやく魅夜が上がってきた。


いや、祢音たちも結構な時間入ってるよな。


まだTVを見たままのオレの隣に座る。


そしてコテンと顔をオレの方へ傾け、肩に乗せる。


ドライヤーを使わなかったようで髪がまだしっとりと濡れている。


シャンプーの香りも漂ってくる。


魅夜の口元はニヤリと笑っている。


「じゃオレも入ってくるかなぁ」


顔を元の位置に戻させると逃げるように風呂へと駆け出した。





「あら、早かったね」


「まぁシャワーだけだしな。


もうオレは寝るぞ。今日は疲れた」


「じゃ私も」


魅夜はプツッとリモコンでTVの電源を切る。


「ねぇ。私をどこで寝かせる気?」


「祢音の部屋でいいだろ」


「1人で?」


「何がいいたい?」


なんとなくわからんでもないが。


「一緒に寝よ」


やっぱりか。


「ベッドは1人用しかない」


「一緒に入ればいいじゃん」


「狭いぞ?」


「いいよ。その方が都合いいし」


都合ってなぁ…。





〜無月の部屋〜


「無月のベッドにこうやって入るの初めてだなぁ」


感慨深く呟く。


オレの部屋に来たことは何回かあったが、


ベッドに腰かけたり、マンガ読みながら寝ころぶ程度。


こうやって一緒に入るなんて今までなかった。


そう何度もあったらそれはそれで困るんだけどな。


ちなみに今オレは魅夜に背中を向けるように寝ている。


「寝てる?」


すぐ後ろから魅夜の声がした。


「寝てる」


「起きてるじゃん」


すぐに魅夜のつっこみが入る。


「ねー、おやすみのキスはー」


「まだそんなこと言うのか。さっさと寝ろよ」


「やだー。キスしてくれるまで寝ない」


「仕方ないな」


そう言いながらオレは体の向きを変える。


んで、すっと額に唇を触れさせるとまたすぐに反対側へと体を向ける。


「ちょっとぉ!」


すると強引にオレを向かい合わせた。


「じーっ」


魅夜がオレを上目づかいで見ている。


「じーーっ」


しかもわざわざ自分の声で擬態語を出しながら。


「じーーーっ」


「…わがままなヤツだな」


一瞬だけ互いの唇が軽く触れ合うだけのキスをした。


恥ずかしくなってきたからまた体を戻す。


今日のオレ…弱いな。


「ありがと。大好きだよ」


簡単なキスでも魅夜は喜んでくれたようで背中に抱きついてくる。


あーそんなことされると余計に寝れん。


「すー…すー…すー…」


そうするとすぐに背中から寝息が聞こえた。


早い…。


「オレもだ」


それからしばらくして落ち着いてからようやく眠ることができた。


恥ずかしくて結局向かい合って寝ようとはしなかったが。


長い一日の終わりだ。





〜DREAMの部屋〜


「おもしろかったぁ!」


オレは少し疲れた…。


つかこれは抑え目の普通の恋人生活なのか?


R−18突入するとこだったぞ…。


危なかった………。


「そう、よかったわ。楽しんでもらえて」


久遠も満足そうだ。


「すごいね。1日過ごしたのにまだ3時間しか過ぎてないよ!」


「まぁそれがウリでもあるからね」


そう言いながら久遠はコンピュータを操作している。


「ありがとね。こんなのあるんだったらまた来ようかな。


そだ。まだ時間あるしこれから遊ぼう!」


「い・や・だ。寝る」


オレは捕まらないようさっさと自分の部屋に逃げた。


気を使ってくれたのか、結局魅夜が来ることはなかった。


無月と魅夜の恋人生活を書いてほしいというわけで作ったこの作品。

「1日」ということでいつもにはない(?)1日分の長さです。

その分楽しんでいただけると嬉しいですね。

今の所リクがないので更新もストップします。

受験もありますし、たぶん自分からは考えないので。

リクがある場合はまたメールください。

今のように結構遅れると思いますができるだけ早く書くつもりです。

あ、メールにメルアドも追加して送ってくださるとちょっとした質問もさせていただくことができ、さらに望んだような話ができると思います。

個人情報なのでもちろんその辺りはちゃんとします。

忘れる場合もないとは限らないのでリク内容はメモ帳に一旦残してからメールは削除します。

感想&評価そしてリクもよろしくお願いします。

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