たからもの。
21歳のママと
20歳のパパとの間に
生まれてきてくれた
小さな命‥
二重瞼で睫毛が長くて
目がパッチリで天パで
女の子に間違われちゃう
可愛らしい男の子でした
――けれど、その子は
生まれつき難病を抱えていて
「一生、治ることはない」
「治療法はありません」
「原因も分かりません」
と主治医から告げられました
子供に罪はない。
息子は悪くない。
それなのに
世間の目はあまりに冷たくて、
「何か、あの子‥変だよね。」
そう言って指をさしたり、
「え、2歳なのに歩かないの??」
と多人数で囃し立てたり、
「死産の方が良かったかもね。」
非常識なことを言う人もいます
‥あのね、
たとえ目が見えていなくても
耳は聞こえているんだよ?
今は歩けなくても
いつかは歩けると
信じているよ?
100%の人なんて
誰一人としていないのに
誰にだって苦手なことが
あるはずなのにどうして
『障害』があるだけで、
世間の目は冷たいの‥?
耳が聴こえない子は
『聴く』ということが苦手で
目が見えない子は
『見る』ということが苦手なだけで
周りの子達と何ら変わりはないんだよ
パパとママはいつだって
風くんの味方だよ
世界で一番大切な
『たからもの。』
風くん、愛してるよ
パパとママのところに
産まれてきてくれて
本当にありがとう
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他サイトでも
『バパとママのタカラモノ。』
というタイトルで
執筆させて頂いています。
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