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第7話 博樹目線
と、まぁこんな成り行きで、今有希の部屋に来てんだけどね…、さっきね…
「告っちゃえば?」
「へっ!?」
「うん、そろそろ告ったら?」
「はっ!?」
ちょっとまて!!
何で知ってる!?
もしかして…、
「…ダダ漏れ?」
「「うん」」
とまぁ、実はばれていたらしいんです…。
しかも、
「今日告っちゃえ」
「え!?」
「がんばれぇ」
「えぇ!?」
有希以外の女子にもダダ漏れ。
さらに、
「結果教えてね」
と、咲の怖すぎる笑顔に負けて、告白することになったのです。
…笑えねぇ!!
「…おーい!!聞こえてんの?」
「あ、え、何?」
びっくりしたぁ!
「ここ、博樹だったらどう思う?」
「ここ?」
「うん」
「ここは…」
有希は、何とも思ってないっぽい。
「よし!こんだけ分かったら大丈夫!あとは、私が書くから」
「うん」
「じゃぁ…」
「あの、さぁ」
「何?」
「話があるんだけど」
「うん、何?」
「…俺、お前のことが好きだ」
とうとう、言ってしまった。
久々の投稿です。やっぱり小説書くのは楽しい!…まぁ、相変わらずへたくそですけど…。博樹ってストレートですね。みんなに流されてますね。影のいじられ役だったりします。