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第４話 由愛目線
昨日、詞が出来上がらず、今日もすることになりました。
有希が、意外といいのを書いてくれます。
これは、なにかあるな…。
「ねぇ、有希？」
「何？」
「有希って、恋でもしてんの？」
「へ！？」
あ、反応した。
「そういう、由愛はどうなの？」
…なんも言えねぇ。
「してるっちゃぁ、してる、かな？」
なにも聞かないで！！
「まさか、笑が好きとか、言わないでよ」
…こいつ、何もんだ！！
ヤバい、どうする！？
「まさか、図星？」
どうしよう、言っちゃう？
「さぁ…？」
「…好きなの？」
もう無理だ。
「…うん」
有希には、嘘つけない…。
いろんな意味で。
「へぇ、がんばれ」
「え！？なんで？」
「世の中には、こういう人もいっぱいいるよ」
…有希がそんなこと言うなんて。
「…有希はどうなの？」
「いるよ、好きな人」
「…誰？」
私は、言ったもん。
有希にも言ってもらう！！
「…教えない」
「身近な人？」
「さぁ？」
「教えてよ」
「やだ」
「こっちは、すごいことカミングアウトしたんだぞ！！」
「…分かった」
「誰！？」
「…き」
「大きい声で！！」
「…博樹！！」
まぢか！！
「ホントに？」
「うん…」
有希が赤い・・・。
なんか新鮮。
「どこが好き？」
「意外とやさしいとこと、笑った時…」
有希がかわいい！！
「そういう由愛は？」
「え…」
「由愛も言わなきゃ」
「…全部」
「重症」
「有希が言うな！！」
「こっちは他人だもん！！」
「っていうか、いっつも喧嘩してるよね」
「それは、あいつが売ってくる！！」
「ふーん」
有希って鈍感だなぁ。
きっと、っていうか絶対、両想いでしょ。
とまぁ、こんな感じに詞を書いて、なんとか完成！！
８０％有希が書きました！！
有希は、博樹に恋をしてたんですね。この二人どうなるんでしょう？有希に嘘をつくと、後で痛い思いをします。
