表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
好きな人  作者: 由宇加
39/40

第38話 笑目線

それから3日後のこと。

遊が歌詞を書いてきたらしい。

「ちょっと、見せて」

「いいよ」

どんなんなんだろ。


『何度言ったか分からない、「一生のお願い」をもう一度。

あなたを愛させてください。

もしそれが叶わないなら、もう一度名前を呼ばせてください。

近すぎて見えなかった、君の苦しむ顔が頭の中に浮かんでく。

「さようなら」

たった一言で、僕の体は固まって、思考回路まで固まって。

君の腕をつかめずに、ただ見ることしかできなくて。

後悔で、体が歪んで、消えたいのに、消えれない・・・・・・・』


「・・・おい」

思わず声が低くなる。

「え、何?」

「おまえなぁ・・・」

「うん」

「暗いんだよ!!」

これは、暗すぎる。

「いいじゃん、切ない」

「そういう切ないじゃない!!彼女いなくなっちゃってるよ!!」

「うん」

「うーん、・・・ボツ」

「えぇ・・・」

遊が不満そうな顔をする。

「そういうんだったら、笑が書いて」

「は?」

何言っちゃてるんだこいつは。

「だって、こういうのしか書けない」

まじかよ・・・。

「わかった・・・」

なんとかなるかな?


遊の活躍ってこれですww笑に詞を書かせるっていうwwひどい扱いしてごめんねww

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ