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好きな人  作者: 由宇加
32/40

第31話 由愛目線

月に1回のライヴは無事に終わり、みんなで反省会中。

「結構うまくいったよね?」

と、笑。

「うん、よかったと思う」

と、なんか満足げな遊。

よくそんな余裕あるね。

「ねぇ、歌詞間違えてなかった?」

と、かなり不安そうな咲。

「大丈夫だよ」

と、やさしくが慰めてる遊。

「私しくじったよ…。」

と、有希。

「え?何処が?」

と、ちょっと驚いている博樹。

各々彼氏に慰めってもらってる。

んー、なんかほほえましいな。

「俺コンビに行くけどなんかいる?」

と、笑が立ちあがった。

「あ、私も行く!」

と言って、笑の横に立った。

「私チョコ~、笑のおごりで」

「え!?」

「俺ジュース、もちろん笑のおごりで」

「えぇ!?」

「「よろしくー」」

と、咲と博樹が声をそろえた。

「絶対いや」

と、本気で嫌そうな笑。

「なんで?」

と、博樹。

「なんでも」

「いいじゃん」

「いやだ」

「お願い」

「断る」

「え~」

「…欲しいものがあるなら自分で買え」

「…ごめんなさい」

おぉ、珍しい。

ちょっと笑がブラックになった。

「じゃ、行ってきます」

「いってら~」

私は笑について外に出た。

そのまましばらく無言で歩く。

「…あのさぁ」

「何?」

「…俺のことどう思ってる?」

「はぁ!?」

いきなりの質問の&内容にびっくりした。

「兄弟だと思ってる?友達だと思ってる?」

あぁ、なんだそういう質問か…。

「兄弟だと、…思ってるよ…」

あぁあぁぁ、自分のうそつき。

っていうか、1人の男としてみてますなんて言えるの?

…絶対言えない。

「そっか…」

「何で?」

「ん?なんとなく」

…いま友達だって思ってるって言ったら、笑はどんな顔するかな?

笑う?

びっくりする?

喜ぶ?

悲しむ?

…私はこの中のどれでもいいと思った。

久しぶりに由愛と笑のことについて書きました!!なんかまたキャラ変わってますね…。

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