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好きな人  作者: 由宇加
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第15話 笑(しょう)目線

俺が、ギターを始めたのは小5の秋のことだ。

大好きなバンドに憧れて、おじさんにギターを弾きたい、とお願いした。

そんな、おじさんは昔バンドを組んでいて、ベースを弾いていたらしい。

でも、その前にギターを弾いていて、家にはギターが置いてあった。

俺は、知らないといけない最低限のことだけ教えてもらって、あとは自力で練習した。

たまに、由愛が俺のギターに合わせて歌った。

いつの間にか、俺たちの夢はバンドを組んで有名になることだった。

それから、さらに月日が経って、中1の頃、自分で曲を作るようになった。

自分の好きな曲の歌詞に合わせて、曲を作った。

それを、由愛に歌ってもらった。

こうやって曲を作っていると、思い出す。

そういえば、その時知ったんだ。

俺たちにとって、大事なことを。

おじさんに言われた時は、ショックだった。

それは、まだ由愛に言ってない。

言ったら、どうなるかわからない。

ショックを受けるだろう。

きっと、泣くんだろうな。

もしかしたら、笑うのかもしれない。

…それはないか。

実は、知っているのかも知れない。

でも、もうそろそろ知らなきゃいけない。

言わなきゃ、いけない。

でも、どうやって言う?

傷付けないようにするのは、無理だ。

だからと言って、言わないわけにもいかない。

でも、直球に言ったらどうなるか分からない。

こんなことを考えすぎて、今日の曲作りは悲しい曲に使うコードばかり出てきた。

今日はもう、作れない。

俺はギターを置いて、みんなのいる部屋に行った。

今日は、笑のことを書いてみました。小5の秋からだと、5年と半年ぐらい弾いてることになりますね。私は、小6の1月から始めてたったの4ヵ月しか弾いてないんですね…。なんか、もうちょっと弾いてたような気がする。



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