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新米なろう作家私シリーズ

ネトコン落選したのに、捕らぬ狸の皮算用を始めた新米なろう作家私の話

作者: 雨音みこ
掲載日:2026/07/01


 そろそろ新米の看板を外さなきゃいけない、投稿7ヶ月が経ったなろう作家、雨音みこです。心はいつまでも初心者なんですけどねっ!



 これ、あくまでも私の話ですからね。

 本気で書籍化、受賞を目指す皆様には、ぜひ期待を持って作品を仕上げていただきたいなって思うのです。



 ネトコン14、結果が出ましたね。

 私は感想欲しさに記念受験しましたが、もちろん落選です。まあほら、アマチュアだし。なろう歴7ヶ月だし。受賞を目指してるわけじゃないし。読者ウケより自分の性癖重視の非テンプレだし。


 いやぁ、言い訳がいっぱい出てきますね!


 まあ、受賞したい気持ちがゼロだったとは言わないです。受賞目当てでないだけで、作品には真剣に取り組んでいますし。延々と推敲する夢を見るくらい(笑)


 なろうで長いこと読み専してたので、ネトコンでデビューした作品をたくさん見てきました。

 私もそうなりたい。受賞して評価されたい、プロの編集様と一緒に作品を仕上げていきたい。書籍化してもっと多くの読者さんに読んでもらいたい。


 そういう気持ちは当然あります。



 ここ最近、色々なコンテストの発表があったからか、落選して凹んでいる作家さんをXでたくさん見てきました。絶筆宣言する人もいました。


 そういう姿を見て、悲しくなると同時に——ちょっと怖くなりました。


 今は当たり前みたいに落選してるからいいんです。

 でも、もし、もしもですよ。

 ネトコンで受賞して、書籍化したら?


 きっと私は「自分には才能があるんだ!」と天狗になるでしょうね。とっても単純な生き物ですから(笑)

 そして次の作品を書く。それが軌道にのればいいけど、世の中そうそう上手くはいかないですよね。


 書籍化したのに、次作がウケなかったら、売り上げが悪かったら、次はどうなるでしょうか。


 きっと私は、ウケるものを書き始める。


 読まれるため。ランキングに載るため。書籍化するため。受賞するため。書きたくないジャンルにも手を伸ばすでしょうね。

 自分の『好き』よりも、自己顕示欲の方が強くなる。


 書きたいから、自分の好きを書く——「書くことが目的の私」は多分、どこかに消えて、「読まれるための私」しかいなくなる。


 私は最初から商業作家を目指していたんじゃない。

 ただ、自分の性癖を書きたくて筆を取っただけ。


 私の好きなもの、本当に書きたかったものって、なんだったっけ?


 書くことが苦しくなる。



 そうなったらいつか、筆を折る。




 そんな未来が、見えちゃったんですよね。


 商業化、いいですよね。

 自分の書いたものが本になるって、いいですよね。


 でも、自分にはもしかしたら、向いていないかも。




 ……などと思いながら、きっとネトコン15も出すと思います(笑)


 世間様にはウケないかもしれないけど、自分が一生懸命書いた作品だから。




 私の超個人的な気持ちを綴ったものですけど、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


 みなさんきっと、こう思ったでしょう。


「それさ、受賞してから悩めばよくない?」


 はい。その通りです!(笑)




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― 新着の感想 ―
『私の好きなもの、本当に書きたかったものって、なんだったっけ?』 このお言葉に泣きました…… 書籍化する前は書籍化作家さんが雲の上の人だと思っていましたし、書籍化してからは他の作家さん方がキラキラ…
闇落ち妄想? いえいえ、書籍化されても続巻出ないまま、さらには断筆されてしまったような方も実際にいらっしゃいますし。目標が「本を出す」で終わってちゃいけないとも思うので、とても健全な発想かと思います。…
共感しかない内容でした! 雨音さんのすごいところは、葛藤抱えつつ書き続けられるところですよねー! しかも小説を拝読してると、丁寧に書かれているのがわかるんですよね。 楽しんで書かれているのも感じます…
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