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進化する世界  作者: 人間
受験生編
5/5

段階=ステージ

船の廊下で2人組の男達が船の出口に向け話しながら歩いていた。2人はすっかりタメ口で話す中になっていた。


「そう言えば、神裔って何目何科?」


「俺は、身体進化だから、人目人科。」


「まじ?身体進化って珍し〜。俺今まで2人しか見たことないわ。ステージは?」


両間はふと神裔が何目何科か、気になり聞いてみる、神裔はその問に答えると両間は珍しいと言った後に神裔が聞き慣れない「ステージ」と言う言葉を発する。


「ステージ?」


「え?ステージはステージだろ。…えーとステージってのは、進化した回数?みたいな?…すまんけどこの言い方が合ってるのか、わかんないけど多分合ってる。」


神裔はステージと言う言葉に聞き慣れてなくその言葉がどう言う意味を持つのか両間まに問いかける。両間は、必死にステージとはどう言う意味なのか話すが、途中から自分の言ってることがあってるか不安になっていく。

しかし神裔には伝わっていた。


「あ〜。段階のこと!」


「…段階?段階って?」


「え?えーと段階って言うのは…多分、ステージと同じ意味だと思う。」


神裔はステージの意味と自分が知っている言葉と同じ意味を持つ言葉を思い出しそれを声に出す。しかしその言葉は、逆に両間には分からなかった。


「へー。そう言えば、神裔は何処の国、出身?」


「おっ俺?俺はー。えーと、……」


両間は【段階】と言う言葉を知らず何処の国が使う言葉なのか気になり神裔の出身国を聞くが、しかし神裔はあきらかに返答に困っているようであった。


「ちなみに、両間は何目何科?」


「俺はー。空想進化で人目龍科、龍って言っても雷龍なんだけど。ちなみにステージは2。」


「龍科ってかっこいいな。しかも雷龍そっちのほうが珍しでしょ。」


神裔は話をそらすため両間が何の進化かと言う話題に変える。両間は直ぐに自分が雷龍だと答える。


「え?そっそうか?そっそれよりも結局、神裔はステージ何?。」


「ステージは同じく2。」


両間は忖度無しで褒める神裔に照れながら相槌を入れる。2人は徐々に仲を深めていく、話をしているとようやく船の出口に2人はつくのであった。


「はーい。戦闘科の受験生は降りてください。医学科の受験生は戦闘科が降りた後降りてください。」


出口の前で従業員らしき人がメガホンを持ちながら指示を出している声が聞こえてくる。2人も船の出口から離島に降りる。降りた先に目にしたのは木や巨木が生えている森が見えるそのため奥が見えづらかった。


「みっ、見えね。これどうやって地図を書くんだよ!」


両間は奥の見えづらさを見て少しの絶望を感じていた。神裔は戦闘科が船の前で並んでいるのを見て両間を置いて列に並ぶ、後から両間も並ぶ。


「あっ、あー。えー、受験生の皆さん。プリントは読みましたか?これから3日間以内に指令をクリアしてもらいます。食料などは最初の1日分はこちらが手配します。リタイアする場合は、船の前に猿教授がいますので猿教授にリタイアを宣言してください。ここまでで何か質問はありますか?」


戦闘科が全員並び終えると前の方で猿先生ではない別の教師が話始める。話の最後に質問はあるか聞くと少数人が手を挙げる。


「えー。では、右から三列目の君。」


「はい。2日目からは自給自足するとして、もし指令ご1日で終了したらどうすれば良いんでしょう。」


何人かが手を挙げている中1人の男が刺される。男は教師の顔を見ながら質問をする、その質問を聞き教師は、間を置かず直ぐに答える。


「その場合、この離島で3日間生存してもらいます。…他に質問等はありますか?…では右から四列目の……。」


男の質問に答えた教師は、別の受験生を指すがあまり関係ない質問を問いかける。教師は嫌な顔をすることなく、質問を答える。


「他に質問等はありますか?……いないようですのでこれから1日分食料を配布します。」


教師が質問がもうない事を確認した後食料を配ると、言うと船の中から船から会場まで送ってくれた陽が現れる、陽はビニール袋を受験生達に配る。


(栄養バー3個と水が3か…。)


神裔がビニール袋の中身を確認していると受験生全員に食料が配り終わったのを確認した教師が話始める。


「これより!戦闘科の試験を開始する!」


開始宣言を聞いた受験生達は一斉にビニール袋のガサガサと言う音を鳴らしながら森に入って行く。神裔と両間の2人は合流し森に入っていく。


「神裔!」


「何?」


「先に3日間どう行動するか話しとこう。」


「分かった。」


両間は太い木の枝から枝へと飛び移りながら神裔に話しかける。神裔は普通に走りながら両間と話す。2人はある程度船から離れた後巨木の枝の上で座り話し始める。


「ひとまず、このビニール袋をどうにかしないとな。」


「確かに、。」


「う〜ん。神裔も同じだよな。ってことは栄養バー6個と水が3本か、…取りあえず神裔は何処進化してんの?」


2人が食料の話をしていると、両間は3日間どう生きるか考えるため神裔の身体進化が何処に作用をしているのか聞く。

身体進化とは、大まかに 頭 腕と言った身体の一部が進化することを身体進化と言う。進化した部位は、全の機能が2倍になる、足が進化した場合速さは2倍になり強度も2倍になる。同じ部位が重ねて進化する事もある。(身体進化の進化は止まることはない。)


「俺は、足1と頭1。」


「ん〜。…あっ、ちなみに俺は、両腕と尻尾が進化してる。」


空想進化とは、現実世界に存在しない生き物に進化する事を空想進化と言う。

空想進化も同様身体の一部が空想生物に進化していく、ただ必ず七回で進化は止まる何故なら、その時点で完全に空想生物になるからである。しかし七回目の進化を遂げると空想生物に心を乗っ取られる可能性が存在する。

(2体もの空想生物に進化した事例は未だ無い。)例、鳥の進化をした後犬の進化をしたと言う事は起きた事例が無い。


「そう言えばさ。両間は飛べないの?ほら龍とか飛べんじゃん。」


「すまんけど、俺はまだ飛べん。」


「そっか。…じゃ〜。地図書くの大変だね……」


2人は自分達のできる事を確認した後どう3日間生存しながら指令をこなすか考えていると何処からともなく叫び声が森に響く。


「イデーー!」


「!?」


「行こう。」


「…おう。」


2人はその声を聞くと急いで戦闘態勢に入る。すると直ぐに神裔は声が、聞こえた場所に行こう、っと両間に伝え両間も一緒について行く。神裔が先に着き後から両間も着く、そこで見たのは、羽の生えたゴリラともう一体の動物の死体と、腕がもがれた男の姿であった。


「!あいつは、船で喧嘩してた。」


「クソ!ここで死んで溜まるか!オラァ!」


襲われていたのは船で喧嘩していた男の方であった。男はゴリラの頭めがけ繰り出すと、ゴリラは羽を広げ空に飛び蹴りを避け手と手を組、その間下に落ち組んだ手で男に攻撃をする。しかし男は横に避けその間ゴリラの顔めがけ蹴り、ゴリラの頭は粉砕する。


「はぁー、はぁー、はぁー。クソが。」


「…大丈夫そうだな。」


「…そうだね。」


2人は木の上から見て男の人が何とか危機を乗り越えたのを見て、その場を去ろうと後ろに振り向くと下からガサガサと言う茂みが揺れる音が聞こえてくる。


「あっ。えっ。え?」


茂みから出てきたのは顔がライオンの鹿、後ろ足がダチョウになっている熊などなど、いろんな進化を遂げた動物5体が出てくる。それを見た男は先までの喧嘩腰に話していた口が一気に弱々しい声が森に響く。男は弱々しい声を出した後直ぐに後ろを向き走り出す。


「いっ嫌だ。嫌だ!」


男が逃げる為走っていると後ろにいた熊目ダチョウ科の動物が一瞬にして男の前に立つ。


「あっ。」


男は目の前に立った熊を見て声にならない声を出した。出した瞬間熊は右手で男めがけ勢いよく切り裂く、男の上半身は3つになる。

その一瞬の出来事を見ていた2人はその場から急いで去る。


「……聞いたことねー。動物が集団で行動してるなんて。」



「…多分。この離島には人科に進化した動物がいるんだ。」


2人はかなり離れた木の上に木に背をかけながら話していた。両間は動物が集団で行動していることに疑問を感じていた。疑問に答えを付けたのは神裔であった。


「人科?」


「…じゅじん戦争でも統率していたのも確か、鳥目人科の動物だった。」


「…まじかよ。」


2人は木の上で少しの絶望を感じていた。動物一体で会ったらどうとでも無いものも動物が集団で行動しているとなれば殺すのが難しい。

(獣・人戦争とは、進化した獣と人が戦争したことから獣人戦争と呼ばれている。)


「取りあえず。まじでどう3日間指令をこなし生き残るかだな。」


「まぁ。そうだね。でも動物程度だったら俺と両間で苦戦せずやれると思う。」


2人は木の上3日間どう指令をクリアし生き残るか慎重に考え話し合う。考えている間にも2人は過去を思い出していた。


「…まず、今日は拠点 食料を確保しないと。」


「…拠点は川…水がある場所が良いんじゃない?多分他の受験生も水は確保したいと思う、後他の受験生がいれば協力しよう。動物が集団で行動してるんだ、俺らも集団で移動した方が良い。」


両間は、拠点と食料を確保の話しをし。神裔他の戦闘科の受験生と協力する話をしていた。協力の話を聞いた両間は少し考えた後口を開く。


「…分かった。…取りあえず食料を隠した後拠点を探しに行こう。」


2人は方針を決め栄養バーなどの食料を木の上の方に隠し拠点となる場所の確保に向かうんであった。

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