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進化する世界  作者: 人間
受験生編
2/5

試験会場

神裔が舞花の髪を乾かした後神裔は風呂場で舞花は寝室で服を着替える事にした。舞花は黒色で白い線があるハーフパンツ 灰色のブカブカなパーカーを着るその他にも髪型をロングからツインテールにし、神裔は黒いズボン白いTシャツの上に黒いジャケットを着る。替えた2人は船を降りるために部屋を出る。


「舞花。着替えも済んだし行くか。」 


「うん。」


2人は船の出入口に向かうため船の廊下を歩いていくと船の出入口付近に他の受験生達が群がっているところが見え始める。


「……神裔。なんか人が集まってるよ。」


「…そうだな。」


「困ります!喧嘩はよしてください!」


神裔と舞花が話してると人混みの中から船の従業員らしき人が女の子を抑え込んでる姿が見えた。他にも男女が怒鳴りあってる姿も見え。舞花と神裔は群がっている受験生達のところまで移動する、すると男女の怒鳴り声も聞こえてくる。


「おい!てめー今なんて言った!」


「何度でも言ってやるよ!チビエルフ!」


「どうか、お2人共落ち着いてください!」


怒鳴り合っていたのは、背の低い黄緑色のショートヘアで全身黄緑色のジャージ黒い帽子を着たエルフ少女と背が高く虎柄のジャケットを着た黄色のトゲトゲヘアをした男の2人だった。船の従業員達が男女の怒鳴り声を聞きどんどん集まり2人を抑え込む。

それでも2人は周りを気にせずどんどんヒートアップしていき。それを見た神裔は近くにいた男の受験生に丁寧に2人の喧嘩の理由を聞くすると男は理由を教えてくれる。


「すみませんがあの2人はなんで喧嘩をしてるか理由はわかりますか?」


「ん?…あぁ。ぶつかったんだとよ。」


「え?」


「まぁもうすぐ学園の教師が来ると思うし大丈夫だろ。」


喧嘩の理由を聞いた、神裔は2つ思った事があった1つは受験生達の喧嘩が多いことその理由は明らかにストレスだストレスの原因は人によって様々なものだろう圧倒的に多いのは人々からの期待だろう、なぜならこの学園を合格するとある勲章を貰える勲章にはある効果は大きく2つあり1つは何を買うにも金がかからないこと2つ目は絶対の拒否権これはどんな命令でも断る事ができる例えそれが国の命令であっても。もう2つ目は、いくらストレスが溜まってるとしてもぶつかっただけで喧嘩まで発展するとは思ってもいなかった。舞花は、神裔の横に立ち不安そうに喧嘩をしている二人を見ていた。


「チビは家帰って寝てろ!」


「チビチビって何回も言いやがって!もう許我慢の限界だ!ぶっ殺してやる!」


「おやめください!」


「おい!そこの2人!何をしている!」


エルフ少女が殴りかかろうとした瞬間船の出入口から長く黒い髪をし、白い軍服腰には刀を下げ黒色の手袋をした女の人が大声を出し喧嘩をしている2人に割って入る。それを聞きその場にいた全員が軍服姿の女性を見つめる。軍服姿の女性意外にも尻尾があり猫耳がついた白いパーカーを着た茶髪の小柄な男も船の中に入ってくる。


「良いんすか?会長、こんなとこで道草しちゃって、開会式に遅れちゃいますよ。怒られません?嫌ですよ僕、えん先生に怒られるのわ。」


「問題ない。アルク。私が遅れることを許可する。」


「いや。何に許可してるんですか。はぁ〜」


軍服の女性は小柄な男をアルクと呼び、小柄な男は女性の方を会長と呼んだ。それを聞きその場にいた受験生達は状況を理解し始めた瞬間、軍服姿の女が話し始める。


「私は、ガレリア家次期当主、兼神化学園生徒会会長 リオン・ガレリア!」


軍服の女は自分の名をリオン・ガレリアと名乗る、それを聞いた受験生は皆ガレリア家の話をし始める。


「まじかよ、ガレリア家って言ったらあの戦争に参加して最も活躍した名家の内の1人だろ。」


「あぁ。世界で3本の指に入る最強の家系、…でも確かガレリア家って男子主義じゃ……何で女が次期当主?」


「てか。ガレリア家でリオンって名前聞いたことあるか?そもそも次期当主なんて決まってたら報道されてるだろ。」


受験生達はガレリア家に次期当主が女である事に驚いていた。舞花は、受験生の話を聞き神裔の服を手で震えながら掴む、神裔は舞花を見て頭をなでる。受験生の話を聞きアルクと言う猫耳パーカーを着た男が受験生を睨みつけ舌打ちをしボソッと喋りだす。


「チッ……。なにも知らくせにうるせい奴らだな。」


「アルク。落ち着け。」


「……わかってますよ。」


アルクは手に力を入れ受験生を見るとリオン会長はアルクを止める。それを聞きアルクは猫耳つきのフードを深くかぶり落ち込み気味の声で返事をする。その後アルクは、少し間を起き怒りを抑え両手をポケットに入れる。リオン会長はアルクが落ち着くとこを見て喧嘩をしている2人に話をする。


「おい!そこの受験生2人!なぜ不毛な争いをしてるのか知らんが、これ以上騒ぎを起こせば即刻!この学園から去ってもらう!」


2人はそれを聞き周りを見渡す。するとエルフの少女は自分を押さえてる授業員達を振り払いスーツケースを拾い上げすぐにその場を去る。一方男の方も授業員達を振り払い荷物を拾った後2人はその場を去っていった。約10分間続いた喧嘩は思いのほかあっけなく終わりについた。すると後ろに立っていたアルクの耳についていたワイヤレスイヤホンの見た目をした通信機に手を当てる。


「リオン様。この度は授業員一同感謝を申し上げます。」


「…いえ。こちらも遅れてしまって申し訳ない。学園代表としてお詫び申し上げます。」


「そんな!頭をお上げください。元はと言えば私共が…」


「会長。話してる途中申し訳ないんですが、猿先生から今連絡が来まして、早く会場に来い!ですって。」


振り払われ倒れた船の従業員は立ち上がりリオン会長にお礼を言う。リオン会長は、従業員のお礼を聞き現場に遅れたことを頭を下げながら謝罪する。それを見て従業員は慌てて自分達に非があると話そうとするがアルクに話を遮られ猿先生と言う人物から連絡があった事を会場に伝える。


「ほんとか?申し訳ありませんが呼び出しが入ったので私共はこれで。」


「いっいえ。こちらも速やかに受験生達を試験会場まで送り届けます。」


「おい!アルク行くぞ。」


「は〜い。」


アルクの話を聞きリオン会長は従業員に会釈しアルクと共に試験会場まで移動するため船を降りていく。従業員達はリオン会長を見送った後、速やかに受験生達を試験会場まで案内をするため受験生達に聞こえる声で指示を出す。


「受験生の皆様!時間が迫っておりますので、船を降りた後速やかに試験会場まで移動します。」


「やっと、降りれるのかよ。まったく何だったんだよ。あの2人無駄な時間を使わせやがって。」


「それな。」


「チッ。」


従業員が指示を出していると、受験生が先までの喧嘩のせいで遅れると不満を言い出す。それを聞きエルフの少女は舌打ちをしトゲトゲヘアの男は反省してるのか何も言わずに下を向いていた。舞花は神裔の服を掴みながら怯えた表情で神裔を見る。


「……大丈夫。今度こそ、俺が守るから。」


舞花の怯えた表情を見て神裔は、舞花の頭をなでながら落ち着かせる。網をなでられた舞花は、体の震えは収まり平常心に戻る。


「次の方。」


「舞花。降りれるって、行こう。」


「うん!!」


ようやく神裔達に船を降りる順番がやってくる。神裔は、従業員の声を聞き舞香に告げると舞花は、さっきまで震えていたのが嘘のように元気よく返事をし神裔と共に船を降りた瞬間外の景色が2人の目に入る。


「すごいよ!神裔見て見てお城が浮いてるよ!」


(すげ〜。浮いてる城なんてあそこでも観たことないぞ。)


2人が最初に目にしたものは、真っ白な城で見た目は、西洋風の見た目でなおかつ1番の驚きは、城が空の上に浮かんでいるところであった。ただ城が浮いているのではなく、地面も共に浮いていた。他にも空飛ぶ車や地面を泳ぐ船や昼なのに夜のように暗く夜空が光ってる場所も見えた。まるで夢の世界に来ているかと錯覚するほど現実的な光景ではなかった。2人が驚いていると、船の従業員とは別で白いフードと笑顔の仮面を被った男らしき人が数人頭を下げ受験生達に聞こえる声で喋りだした。


「受験生の皆様。船での出来事は申し訳ありませんでした、以後このような事は起きないよう。私達陽ようが再発防止に努めていきます。」


「そんなのいいから!早くこの学園の試験を受けさせろ!俺は、この学園の試験に合格し勲章を手に入れる。」


陽と名乗る者達は船であった喧嘩の事をまるで自分達のせいで起きたと言わんばかりの謝罪をしていた。そこに1人の受験生は、船の出来事の謝罪より、学園の試験を早く受けたいと申し出た、理由は学園を卒業したら手に入る勲章であった。


「申し訳ありませんが、先に船を降りた受験生方を試験会場で待たせておりますので急ぎ皆様方を試験会場までお送りします。」


「遅れておりますので、陰車かげしゃをお呼びします。受験生方は近くの影から少しお離れください。」


陽達は、この場にいる受験生達に自分達が遅れていることを申し訳なさそうに話す。その後陰車と言う聞いたことがない車の名前を出し受験生達に影から離れるよう話すと受験生達は影から離れる。すると受験生達が乗ってきた船の影から黒色のオープンカーが数台出てくる。受験生のほとんどは驚きを隠せていなかった、神裔は驚いた顔をし舞花はワクワクした顔をしていた。


「!え?影から出てくる車なんて聞いたことも見たこともないぞどんな仕組みなんだ。」


「では、皆様方お乗りください。」


陽達は、受験生達を車に乗せ他の受験生達がいる試験会場まで車を走らせる。舞花は、神裔の隣に座るとフカフカした椅子にびっくりし試験会場に着くまでずっと触り続けた。神裔は楽しそうな舞花を見て嬉しそうに笑って見守る。


「皆様。足下にご注意して車から降りてください。」


陰車に乗って数分後ドーム型の試験会場に到着する。陽達は、車のドアを開け受験生達を車から降ろし試験会場の中に案内する。試験会場の中には他の受験生達が列になって待っていた、その時案内してくれた陽達が、話しかける。


「皆様方の学ぶ学科順に並んでいただきます。あちらに学科が書いてある札を配っておりますので受け取った後並んでいただきます。」


この学園は自分達が学びたい学科を選んで3年間授業を受けるなお試験は学科によって違い例えば医学科だったら医学系に関する試験が戦闘科であったら戦闘系の試験が行われる。遅れてきた受験生達は皆自分が選んだ学科が書かれた札を受け取る。ちなみに神裔は戦闘 舞花は医学である。


「神裔の戦闘科って何処?」


「…?あぁ。…えっと戦闘科はあの列だな。舞花は医学科だからあれか。」


「うん。頑張ってくるね。」


「おう。頑張れ。」


2人はお互いの学科の列に並んだ数分後試験会場のステージ横にある台に司会らしき男の人がマイクを持ち集まった受験生達の方を見る。

始まるのだこの学園の試験が。

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