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少女の手には呪いの本  作者: 七海 司
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読書ノート2

 読書ノート タイトル不明


 ✖︎✖︎年7月17日 タイトル:読めなかった。

 ジャンル:ファンタジー

 3章 荒涼たる原野のゴルゴーン

 終章 魔王と勇者は共に落ちる。


 感想

 勇者は荒涼とした大地で蛇の髪を持つ怪人ゴルゴーンとの死闘を繰り広げます。激闘の最中、勇者は左手を石にされてしまいました。それでも痛みを堪えて鏡の伝承通りにゴルゴーンの魔眼を跳ね返して勝利しました。


 たった1人で孤独な戦いを続ける勇者にも守るべき者がいました。助けてはくれないけれど、毎日無事を祈ってくれている友達がいました。勇者はたった1人の友のために旅を続けているのでした。


 自己犠牲に近い勇者の旅に少しイライラします。本の世界の村人たちは勇者なら大丈夫といって何でもかんでも困難を押し付けて我関せずを貫いています。勇者がどんな目に遭おうともお構いなしです。自分に被害が来ないならそれでいい。そんなスタンスでした。


 そんな勇者の旅ですが、終わりを迎えます。魔王との一騎打ちです。何をやっても魔王には歯が立ちません。さらには魔王は勇者のたった1人の友人を人質にとってしまいました。何もできず、絶望した勇者でしたが、友の言葉で刺し違える覚悟を決めました。残念ながら友の言葉は何が書いてあるのか読めませんでした。


 勇者と魔王は溶岩の中に転落して二度と這い上がってくる事はありませんでした。


日色雪菜

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