第2話 ドイツ首都ベルリン
アドルフ・フレドリク
身長 183センチ
体重 65キロ
年齢 20歳(2040年時点)
容姿 短い金髪で過去に行く時の彼とは容姿は異なる。
家族構成 妻のシンシア、父、母、妹
好きなもの シンシアやエリーゼとの時間
嫌いなもの テロ、戦争、平和を乱すもの
補足
この外伝の主人公だがこのデーターは彼が豹変する前のものである。
この頃彼は新婚ほやほやの妻を持ち幸せの絶頂にいた。
エリーゼに対しても大切な娘みたいに接している。
ドイツ連邦海軍最新鋭機動戦艦『フリードリッヒ・デア・グロッセ』の艦長である。
現在の階級は大佐
ドイツ首都ベルリン市内にある一戸建ての住宅、ドイツの歴代首相達が使用してきた隠れ家である。
秘密の入口もあり国民には表立って話せないことなどを話し合う場所であった。
フレドリク達3人はベルリンにつくとその家に向かった。
すでに話は通されているということだし時間もまだあったので3人はベルリンの町を歩いていくことになった。
「さっきも言ったけど一体僕らになんの用なんだろうねフレドリク?」
カールは丸めがねをかけスーツ、どこにでもいるサラリーマンと言った服装である。
「いや、分からない。呼ぶ場所が場所だ。何かよほどの用事があるんだろう」
フレドリクはジーパンに長袖のシャツである。
実は二人は出来る限り固い服ではこないようにと非公式の命令が出されており本来なら着て行く連邦海軍の制服でははかった。
「たまにはそんな服も似合うよ二人とも」
そういいながら二人の真ん中を歩くのは金髪つに青い瞳の艦魂『フリードリッヒ・デア・グロッセ』である。
真名をエリーゼという。
彼女も今日はドイツ連邦海軍の士官服ではなく私服であった。
身軽そうなミニスカートに装飾の施された上着を着ている。スカートでなくズボンだったら男っぽい服だなとフレドリクは言ってやりたい気持ちだった。
「おい、エリーゼあまり…」
はしゃぐなとフレドリクが言おうとした瞬間エリーゼが突然駆け出し出店の販売をしているアイスクリーム屋の前に行き右手てこちらに来てと合図を送る。
フレドリクはカールと目を合わせるたがカールは笑いながら
「我らが姫様のお招きだ行こう」
「誰が姫だ?」
フレドリクとカールは道を渡っていってしまったエリーゼを追おうとするが車が来てなかなか道があかなかったのでしばらくそこで車が途切れるのを待つ間
「そういえばクリスタはどうしたんだ?今日は朝から見かけてないが?」
カールはアハハと頭をかきながら
「ちょっとね」
とそれ以上言おうとしなかった。
クリスタは機動戦艦二番艦である『ビスマルク二世』の艦魂の真名でカールが艦長をしている戦艦であった。
「お、道開いたよフレドリク、行こう」
「まだなの二人とも!早く早く!私バニラがいい」
道の向こうでアイスクリーム食べたさに笑顔で腕を振るエリーゼを見てフレドリクとカールは苦笑しながら道を渡るのだった。
「おい!俺の分を取るなエリーゼ」
「早い物勝ちだよフレドリク」
「こらこら二人とも…喧嘩しない」
<この時は…幸せでしたね…>
作者「エリーゼ様…」
エリーゼ「なんですか?」
作者「いえこの頃は幸せだったんだなぁとほろりと涙が…」
エリーゼ「あなたに言われる筋合いはありません」
作者「またまたぁ、昔に戻りたいなんて思ってるんでしょ?」
エリーゼ「…そうかも…しれませんね」
作者「え?」
エリーゼ「フレドリク様に元に戻ってもらいたい…そして私もこの偽りの仮面を外したいですね」
作者「エリーゼ様…」
エリーゼ「喋りすぎました。さて、貴方に罰を与えましょうか?」
作者「ええ!なんで!」
エリーゼ「今回の話は短すぎます。ということで罰を」
作者「ぎゃああああ」
ポコン
作者「て?あれ?軽いチョップだけ?」
エリーゼ「今日は勘弁してあげます。一応私を心配してくれたようですしね」
作者「おお…」
エリーゼ「ではご意見感想待ってます」
作者「エリーゼ様に救いを!」
エリーゼ「単純な人です(薄く笑う)」