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短編集

戯言

  まず、メガホンを頭の上に乗っけてだな、頭がブレないようにするんだ。

 昔のほうが良かったとは歳を重ねた証拠だな、と其れをも笑う器量良しの人物像。

 俺は好きな事ばかりしてきた。だからって苦難を避けれた訳じゃない、不器用だから。

 失敗は成功の元とは言うじゃないか、もっとポジティブに物事を捉えようぜ。

 勉強だけでは教えられない、実践向けな方法というものを、なるべく此の字体に落とし込む作業を頑張るからさ。

 それは、一度の経験から数多の糧となるが、其れを生かすも殺すも、自分次第。

 では、その「自分次第」から始めようじゃないか。

 自分改革を始めるにあたって、真っ先に始めるのは自問自答。

 このモヤモヤ感が出始めたらしめたもの。

 そのモヤモヤ感をまず、取り払ってみることこそが第一歩。

 たまには自分本位で行くことも大事だな、と奥手であり、引っ込み思案の私は思うのである。


  意見を無理矢理に押し付けるタイプではない。だが、聞かれたらなるべく、答える。

 邪魔になっていると思えば、少し遠目で見守る。

 慣れていない、微笑みでじいっと見守る。

 正直、有名だったり偉い人等の接し方を心得ては居ない。

 だけど、全ての方平等に失礼の無いように心掛けようとしているので特に支障なく過ごせている。

 八方美人にはなり過ぎないように親しき仲にも礼儀ありの方向へと引っ張ってく。

 

  全く目立たない存在になりがちだった自分を、少しでもという思いもあって髪を白にまでしてイメチェンを図る。

 どうしたの?と周りから言われるが、環境を意識的に変える努力の結果だと言っている。

 そもそも、黒髪だと、どうしても座敷わらし状態になってしまい、どうにも存在感に欠けていた自分。

 生まれた時から黒髪ではあったが、存在感に悩まされる方には、一度おすすめしたい次第で御座います。


  掃除をしていたら、ウィリアムバロウズの「裸のランチ」が見つかった。

 これは私のバイブルと言っても過言ではない。

 少し埃を被っていたのでクリーニングして、また新たに読もうと思う。

 あとは、星新一とランボー、中原中也もドカドカと出てきた。

 読み返す日は近いうちにでも。


  流石に地震の長さには驚く一方だ。

 なんでこんなにも三日以上もグラグラと揺れているんだと。

 夜中に、起こすかのように、揺れる大地。

 これに私は眉間に皺を寄せる一方。

 これは何かの前兆か?

 日本どうなってしまうんだ?

 頑張るけどさ、こうも連夜だと体調リズム狂っちゃうね。 

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