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搭乗員の虚偽報告 偽りの戦果
山本56が直接指揮した作戦において、大戦果が写真付きで報告された、山本も信じて感状を出している
ここに戦果は公式のものになった、以後1年にわたってこの素晴らしい戦果を上げた作戦は継続された。
ただ、一度切りと考えた搭乗員は、虚偽報告をした
結果、犠牲が顧みられる事はなく、ラバウル航空隊は壊滅した
搭乗員たちに対する圧力がいかほどのものだったか
僕が考えた。すごい作戦を押し付ける参謀に罵倒されるのは分かり切っている、なら戦果をあげたと言う報告になる、構造が出来上がっている
台湾沖海戦で、この構造はピークを迎えた、
夜間攻撃による、米軍の損害報告、
いくらでも嘘をつけばいい、
真実を報告しても、誰が喜ぶ?
さすがにおかしいと海軍も気づいたが公表した後だったため、修正される事はなかった。
この戦果をもとに、次なる作戦が立てられた、陸軍も、普段は対立しても、海軍の戦果を疑うこともなく、なぜか鵜呑みにし虚偽報告に基づく作戦を、自分たちも立てた
虚偽報告が現実を塗り替える、当然現実米軍には合わず、敗北を早める作戦を実行することになる
現実と向き合うことをやめ、己の世界に閉じこもった軍隊になった
何もかもうまくいっている、報告ではそうなっている
、誰も確かめられるものはいない世界
1945年8月15日、虚偽の帝国が滅びた




