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【オマケ3の更にオマケ】不安も吹き飛ばすほどの〝I LOVE YOU〟を!!

 3月14日。デートから帰った私は、ベッドの上でゴロゴロとしていた。腕の中にはチンアナゴさんのBIGぬい。ふっふっふ……私のふわふわぬいぐるみコーナーに、また仲間が増えたねっ!! いやぁ、運が良くて良かった。

 でもどこに置こうかな~。ベッドの上にでーん、って感じでも良いけど、でもゆいくんが来た時に床に放り出しちゃうことになるだろうから、やっぱりあらかじめ置き場所は決めておこう、と体を起こしたところで。


 ホワンホワンチャラリラリ~ン、とスマホから着信がベッド脇に捨てていたバッグに手を伸ばし、画面を見る。そこには「ゆいくん」と表示されていた。

 どうしたんだろう? と思いながら電話を取って耳に当て……。


「ゆいくん? どうしたの~?」

『──ふわり!! ……俺、ふわりのこと大好きだから、マジで……!!』

「え? 急にどうしたの~? 私も大好きだよ~」


 突然のラブコール。私もすぐにそう返すと、ゆいくんは照れる様子もなく……というか、それどころじゃない、とでも言うように、早口で説明を始めた。


 どうやらマシュマロをあげる=「貴方のことが嫌いだ」という意味があって、ゆいくんはそれを知らずに私に渡しちゃったみたい。誤解させたら嫌だから、ちゃんと好きだと伝えたかった……と、そういうことみたい。


 それを聞いた私は、胸を撫で下ろした。


「な~んだ、そんなこと?」

『そ、そんなこと? って……』

「意味、知ってたよ」

『え、知ってたの?』

「うん。私もゆいくんに何あげようかな~って調べた時に、そういう、あげるものによって意味があるって知ったんだ」


 まあ結局、綺羅ちゃん日恋ちゃんが提案してくれたものを作ったから、調べた意味はあんまりなかったけどね。


『そ、そうだったんだ……本当に、ごめん……』

「大丈夫だよ~。だって、分かってるもん」

『……分かってる、って?』


 ゆいくんが不思議そうに聞き返してくる。私は自信満々に答えた。


「ゆいくんは、私がふわふわ~なものが好きだから、ふわふわ~なマシュマロを用意してくれたんでしょ? それってつまり、私のことを考えて、私が喜びそうなものを選んで、私のために用意してくれたってことじゃん。それにゆいくんはいつも私のことを大事にしてくれるし……ほら、ゆいくんは今日だって、私の手を大事に握ってくれた。……そういう、ゆいくんから私への『大好き』って気持ち、いつもちゃんと貰ってる。だから、意味は知ってるけど、そういう意味で渡してきたことじゃないことくらい、分かるよ」


 ふわふわは大事だから。そう言って手を握って私をエスコートしてくれたゆいくん。その手の温もりは、離れた今もちゃんと残っている。

 いつも私に向ける視線に、愛がこもっていることも。


「ゆいくんは私のことが大好き! 私はゆいくんのことが大好き! そうでしょ?」

『え、そ、そうです……』

「うんっ!! だから、大丈夫だよ」


 でもちゃんと教えてくれてありがとね、とゆいくんにお礼を言うと、どういたしまして……とゆいくんは小さく答えた後。


『……ありがとう、ふわり』


 ようやく安心してくれたようで、その声色が柔らかく、ふわふわなものになった。良かった~。やっぱりふわふわなゆいくんが一番!!


「……ねぇゆいくん、明日も会えないかな?」

『……え? い、いいけど……どうして?』

「うーん、ゆいくんのこと、なでなで~ってしたい!! 今日は出来なかったから」

『っ、そ、そうですね……』

「今ね、すごいね、ゆいくんへの愛おしさがわ~~~~ってなって、すっごくナデナデしたいの!! チンアナゴさんもいいけど、やっぱりゆいくんが一番!!」

『どう……も……? うん……分かった、明日も、会おうか……』

「やったぁ♡」


 私はその場でガッツポーズをし、画面の向こうのゆいくんに告げる。


「ゆいくん、大好き!!」

『ッ……俺も、大好きだよ』

「えへへー、大好きー」

『……俺も大好きです』


 あ~、きっと真っ赤になってるんだろうなぁ。目の前にいないのが本当に惜しい。


 早く明日にならないかなぁ。そんなことを考えながら私は、彼に大好きだと伝え続けるのでした。



【終】

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