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連載終了のお願い。

お世話になっております。作者です。


遂に常時閲覧数が10人をきりました・・・・・・。この人数で週一掲載を守れる自信が無いです。


大変申し訳ございません。一旦終了とさせてください。再開は・・・・・・やるかもしれないし、やらないかもしれないけど・・・・・・多分やらないかな。


まぁ、ここには面白い話はゴロゴロ転がっているし、私が止めても問題ないでしょう。


今回の件で自分のセンスの無さを痛感しました。


思えば、綾子を頃したのがまずかったかな、と。この時を境に閲覧数が落ちました。


ただ、後悔はしておりません。この話を輝かせるには綾子の血が必須です。この考えは微塵も揺らいではいない。小説家の仕事は読者を楽しませる事であり、おもねる事ではありません。


この話は一旦閉めますが、また感性を磨いて新しい話に挑戦したいと思います。


今までお読みくださりありがとうございました。しばしのお別れです。


出来ればなのですが、10月に発売される拙著『本能寺の武田兵』をお手に取って頂けると幸いです。


では。


・・・・・・ああ、今晩から時間を気にせず、『ウィザードリィ・バリアンツ・ダフネ』ができる。


今晩は憂さ晴らしに、秘蔵の業物、カシナートの剣(+15)で胸のすくような殺戮を(≧▽≦)

突然の北斗の狂乱に乱れっぷりに面喰ったのか、山下と寺本の目が点の様になる。そんな二人に構うことなく、北斗は腹を震わせ続ける。

「命懸け! 命懸けって、あんたらが言っちゃうんだ」

山下の机をバンバン叩きながら爆笑を続ける北斗。部下のあまりの豹変ぶりに、怒るよりも先にただ呆れてしまう山下。

「おいお前、何がおかしいんだよ」

ようやく我を取り戻した山下が、声に怒りを滲ませるがドスを聞かせるが、北斗は笑うのをやめない。やめないどころかどんどんエスカレートしていく。北斗の目尻に涙が浮かんだあたりで、山下が叱り声を上げる。

「いい加減にしないか!」

どこか狂気を感じる様な北斗の振る舞いに怯んだのか、彼を嗜める山下の口調には先程迄の力はない。

それから暫くして、ようやく北斗の笑いがおさまる。それをみこして山下が口を開く。

「見神」

「はい」

いつもと違い反応が早い。言葉にも張りがあり、何より目が妖しくだが輝いている。まるで別人の様な北斗の反応に戸惑いを感じつつも、それをおくびにも出さず山下が詰問を続ける。

「なんだ今の態度は? 失礼じゃねぇのか!」

テーブルをバンと叩きながら声を荒げる。

「すみません、なんか滑稽だったもんで」

まだ口元を少し歪めながら、不愉快なほどハキハキと答える北斗。

「滑稽って何がだよ!」

「命懸けってどういうものかご存知ですか?」

「なに?」

「本当の命懸けってどういうものかご存知なのですか? 何かを成し遂げるために自らの命を投げ出した事がおありですか?」

まるで熱に浮かされた様に北斗の様子に、北斗に一気呵成にまくしたてられ、山下は思わず言葉につまってしまう。

「・・・・・・」

北斗の言葉は止まらない。

「実際に命をかけた事もない人間が命懸けって言葉を使うのは滑稽です。だから笑いました」


「仕事は命懸けでやる、俺の言葉の何がおかしいんだ!」

山下の反論を北斗が鼻で笑い飛ばす。

「実際死なないでしょ、こんな仕事で」

「何だと!」


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