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リーマン勇者、そして学生




俺の名前はヘキサ・D・ルドー

転生者である

前の世界では世界を救う勇者であり

もう一つ前の世界ではどこにでもいるリーマンだった



前前世ではどこにでもいる一般人だったが、前世では皆の憧れる勇者だった




«あの»勇者である。




チートでハーレム

パーフェクトスペックイケメンの事だ



当然モテた

とにかくモテた。

子供は1人しかいなかったが、嫁は五人いた

みんな凄く美人だった



なにが言いたいかと言うと前世は順風満帆だったのだ



そんな世界で生きていた俺が現在の生活に刺激を感じる訳もなく、今では平々凡々にほそぼそーと生きている



せっかく転生したのだから新しく世界を満喫しようと思っていた時期もあった



しかし、なぜか今生の容姿は前世の時の姿であり、日本国と欧米系のハーフという設定であるらしいのだ



「らしい」と言うのは今生での両親は既に他界しており、現在は二親等内にあたる叔母に支援をしてもらいながら一人暮らしをしているからだ。



この様では、嫌でも前世の事を引きずってしまい

結局自分ではどうにもできずちょっとした周りとの隔たりを感じながら生きている


────────────────────────



自分が転生者だと知ったのは小学生低学年の時、1年だったか2年だったかそんな時だった



それまでは普通の子供のように生活していた

というより本当に普通の子供だった。

子供らしく泣いて、笑って、遊んで転んで

どこにでもいる一般的な子供だ



しかし前世の記憶を思い出してからは回りが酷く幼稚に見えるようになった



中学に入り高校に入学してからもそれは変わらず現在でも無気力、平凡、慎ましやかに生活している



こんな世界では、当然人間ひとりで何が変わるわけでもなく



特に将来の夢も希望もなしに、高校三年の夏に差し掛かったある日、




とても懐かしく

目が醒めるような声がした。





「久しぶりだねお父さん!もう1度世界を救わ

ない?」










この日、運命は動き出す






くそ話だけど付き合ってくれた方には心からのお礼を

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