表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/108

会議

 なんか知らんがハリーと女神ちゃんによる会議が始まった。


「まず、必ず必要となるスキルだが……。何が思い付く?」


 ハリーの問に答える女神ちゃんは、いつの間にか黒淵の眼鏡をかけている。

 女神ちゃんそれ伊達? 似合ってるけど。


「そうですわね、やはり敵の居場所が分かる『索敵』。そして『索敵』でも回避出来なかった場合のための『逃走』は必要かと。あと思い付くのは回復系と耐性系のスキルでしょうか。……エギーユ様のお考えを伺っても?」


「……俺は『鑑定』を推す」

「『鑑定』!?  し、しかしそれではポイントが足りませんわ。『索敵』『逃走』は各3千ポイントですが『鑑定』は5千ポイントします……」


 困惑気味の女神ちゃんにハリネズミがニヤリと嗤う。


「それは最大レベル10を手にした場合だろ?」

「ま、まさか! レベルをあえて下げるとおっしゃるの!?」

「そうだ、『索敵』をレベル2に落とす! 『索敵』はレベルの上がりやすいスキルのうえレベルが上がる事によるメリットは索敵範囲の拡大のみ! 敵を感知するだけならレベル2であろうとも問題ねぇ!」

「確かに! 盲点でしたわ!」



「……」


 何か楽しそうなので私はゾフル君から貰ったクッキーを齧りながら見守る事にした。


「ハル~。このアーモンドがのってるクッキーも美味しいよぉ、一個あげるねぇ」


 ありがと、お菓子を食べる係君。


「ねぇトラちゃん」

「お茶のお代わりかにゃ?」


 違う。

 違うからポットを持ってこっちにこんでいい。


「いやそうじゃなくて。あの二人放置してていいの?」

「あの中には入れないのにゃ」


 確かに。


「……で」

「?」

「お茶のお代わりは本当に要らないのかにゃ?」


 トラちゃんもしかしてお茶係気に入ってんの?

【後書き】

次話でスキル決定します!

あとちょっとで転生…。


スキルを決めるのがこんなに大変だとは思いませんでした…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ