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もしも話の意味なんて

作者: 深白

もしも話なんて意味が無いってわかってはいるんだけど、考えてしまうよね。

もしも私がお金持ちだったら一生楽しく贅沢に暮らす!

もしも私が好かれる人だったらたくさんの人とたくさんの話をする!


そんな未来への希望は、生産性こそないものの楽しいよね。

だけど考えてしまうのはいつも過去へのもしも話。

もしもあの時ああ言わなければ、傷つけなくて済んだかもしれない。

もしもあの時ああ言っていれば、愛されたかもしれない。


自分をよく見せたくて考えたよそいきの対応だけど、やっぱり不意に本心が出てしまうことがあって、それをいつも後悔するの。包み隠しきれなかった自分の本心が消えてしまえばいいと思うのに、自分の汚い部分っていうのはなくならないんだな。


こうやってもしもで反省したって意味なんてないってわかってて、失ったものは戻ってこないし、変わることはないのに、ずっとぐるぐる考えてしまう。

だから反省はしないのだと言っていた人もいたけど、私には無理だな。反省し続けて、自己嫌悪して、それが終わるのは忘れたとき。後悔しないってことは、行動に対する覚悟とか責任とかをしっかり持っている人、すごく強いことだね。

私もそうなっていけるだろうか。過去の自分を肯定できるだろうか。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 何年も悩んで決断したことなのに、後になって後悔するってのはあります。 自分の決断が身勝手で、相手を傷付けてしまい、取り返しのつかないことをしてしまったかな? なんて。 どうしたらそういう…
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