表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/26

その後

タイトルやあらすじは決められずにシンプルにしました。アイデアが浮かべば変えるかも知れません。

 女神との話し合いが終わり、辺りが暗くなった頃、十六夜達は能力を確かめながら、ログハウス(家?)を建てていた。


「容静、丸太一つ出してくれ。流星、次はどこだ」


「了解っす十六夜っち」


「次も横に並べて十六夜」


「いやいやいや、能力使えば一瞬で終わるでしょ」


「確かにそうだが。つまらないし、面白くないだろ」


「天心っち、男のロマンっす」


「せっかく異世界に来たんだから、最初くらいは、天心」


 三人からの反論を受けた。天心は一応突っ込んではいるが、四人でログハウスを作るのを自分も楽しんでいるので、否定はしなかった。十六夜、天心、流星、容静の四人は現在、ログハウス建造中だった。事の発端(ほったん)は、女神との話し合いが終わった夕暮れ頃。


「よし、家を造ろう」


「家造るってどうやって」


「能力と資材で。流星、容静、早速能力使ってみてくれ。創造する物は任せた」


「うん」


「了解っす」


 十六夜の提案に二人は能力を発動させた。その結果…流星は家を丸々一軒創造。容静は漫画を創造した。


「二人共、えらく上手くいったな」


「そっち、家はこれでいいんじゃない」


「いや駄目だ、面白くない。もっと」


 趣向を、と言いかけた所で地鳴りが響いた。猪型の魔物が此方に向かって突っ込んで来たのだ。猪は流星が造った家を木っ端微塵に吹き飛ばし、容静の創造した漫画を踏み潰す、という騒々しくも雄々しい登場を遂げた。


「なんだこいつ。猪?」


 いきなり(気ずいてはいた)突っ込んで来た猪魔物に対して十六夜が第一声を上げた。


「と言うよりは、魔物じゃない。これ」


 第二声を天心。


「せっかく造った家が。何個でも造れるからいいけど」


 何かが違う感想を漏らす流星。第三声。


「俺っちの漫画がぁ――」


 猪魔物や家よりも漫画を気にする容静。第四声。いきなりの魔物登場にも関わらず、動じない四人。


「ふむ…なぁ流星、真理の魔眼を使ってみろよ」


「そうだね、分かった十六夜」


 流星が真理の魔眼を発動させる。表示されたプレートには情報が書いてあった。


 猪の長〈バルック〉level 227


 能力

パワー、頑丈


〔純粋な力と防御に関してはトップクラスの魔物。(一番ではない)パルックの長、バルックと言われ、並大抵の建物は突進の一発で木っ端微塵に吹き飛ぶ。魔力による強化も、並大抵だと足止めにもならない。〕


 他にも記述はあったが、四人とも見るのを止めた。それは説明の一文に、バルックの肉は魔物の中でも上位に入る旨さと言われている。この一文を見た四人の顔は、口元がにやけ、目は捕食者のそれになっていた。因みにだが、その後のバルックは悲惨な目にあった。能力の試し・・…詳しくは言うまい。


「まじ旨いなバルックの肉。もっといないか」


「一匹で十分だよ、といいたいけど、僕もまだ食べれる」


「考えてみたんだけど、バルックを能力で見つけられないかな。十六夜、天心」


「いい考えっすね流星っち、バルックで試した選別なら可能性はあるっすよ」


 この考えが現実と化し、十六夜達四人の手で周囲一帯のバルックが刈り尽くされた。国や冒険者の間では、一時的にバルックの肉が高級品になったとか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ