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日常から異世界へ

前作、和気あいあいの丸ごと改稿版。主人公達の性格や登場人物などは特に変わりません。

ストーリーは多少変わります。改めて宜しくお願いします。

 この場所は山の近くにある空き地、其処に四人はいた。

空き地には辺り一面に草が生え、空がよく見える場所だ。

学校でこの四人が居なくなると、何か問題を起こすとまで言われている四人だったが、今日に限って何もしていなかった。


「暇だ」


「今日に限って何かをする気が起きないし」


「四人揃ってもやる事がないね」


「そうすっね」


 黒陰十六夜、白陽天心、無明流星、神賀容静の四人は、空き地に四人揃って学校をサボっていた。四人は、度々学校を抜け出しては此処の空き地で、或いは学校周辺で様々な遊びをしている。遊ぶ内容は揃った時に決めるのだが、今日に限って何もする気が起きなかった。


「なぁお前等、なんかないか」


「だったら何か案無いの。例えば今から、どこかに行くとか」


「行くってどこに行くの天心」


「そうすっよ、十六夜っちも天心っちも今日に限ってなんすから、今日はゆっくりしているっすよ」


「ゆっくり、か」


「僕はいいと思うよ、今まで集まったら何かしてたし」


「僕は何かしたいと思わなくもないけどね」


「ま、今日ぐらいはゆっくりするか」


「分かった」


「うん」


「了解っす」


 こうして、十六夜達四人の遊びは初めての休みになった。その休みが、一転することも知らず。



 十六夜達はそれぞれでゆっくりしていた、十六夜は仰向けで空を見上げながらゴロゴロし、天心と流星はお喋り、容静はゲームや漫画、小説などのオタクで、携帯で調べ物をしている。容静はいつも現代で作られたパソコン、携帯を常備持ち歩いている。(十六夜、天心、流星も携帯は常備している)

そんなこんなで数時間、十六夜達がいる場所に突然扉が現れた。

最初に気ずいたのは十六夜だった。


「なんだ、天心、流星、容静、これ扉だよな」


 十六夜が見ている扉は尋常な大きさではなかった。銀と金色など、煌びやかな色で装飾された扉だった。扉大きさは、十六夜達がいる空き地よりもでかい。そんな扉が突然姿を現れたのだ、驚かないはずがない。


「十六夜、まさかと思うけど行くとか言わな」


 天心が一応の釘をさすが、話を区切り十六夜は言う。


「行くに決まってんだろ、面白そうだ」


「天心、こうなったらもう止められないよ」


「そうすっよ。どうせ四人で行くっすし、諦めるっすよ、天心っち」


「分かったよ二人共、何時もこんな感じだったし」


「話は終わったか、なら行くぞ」


 十六夜はそうゆうと扉に手をかけ、一気に開いた。扉の向こうから光が漏れ、十六夜達を飲み込んだ。


 光の先、シスフィアの世界へ。

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