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1日 夜話し合い

此の度、約束破ってすみませんでした。これからも書き続けるので、どうぞ宜しくお願いします。


次も早めに出すので、気長にお待ち頂ければ幸いです。次の話には新キャラ、幻界日影の能力が出ます。これについても色々・・・ま、とにかくこれからも、

破茶滅茶苦茶な異世界冒険をどうぞ宜しくお願いします。

 周りは暗く夜独特の静けさが漂う。近くには川が流れ、静かな夜の森林に川の()が鳴り響く。


 そんな中、十六夜達は改めて川の近くに対面するように座った。十六夜、天心の反対に火鈴と涙、その間の端に日影。丁度五角形のような席になった。因みに椅子などはなく地面の上に直接座っている状態だ。


「天心」


「分かってる。まず初めに火鈴さん、涙さん。僕たちに話したい事があるといっていたよね、最初に用件を聞きたいんだけど良いかな」


 十六夜は天心に話の大体を任せていた。天心も承諾し、最初に向こうについて聞くことに成った。


「ええ、と言っても用件は二つあるの」


「二つ?」


 天心は不思議に思い直ぐに聞き返す。


「実はね、クラスの皆の用件と私達個人の二つの用件なの」


 成る程と十六夜と天心。


「それでまずはクラスの用件なのだけど、単刀直入に言うわ。私達と一緒に来ないってことよ」


 其れについては、十六夜が答えた。


「断る。ついて行く義理もないし、理由もメリットもしかり。理由についてはあれば聞くけどな」


「なら別にいいわ、でも理由は話す。実は、私達はワンモアと言う王国に召喚されたんだけれど、魔王は敵でも味方でもないのよ。ワンモア。いえ、人間側と一緒に未開の地の探索をしているのよ。私や涙あと幻界なんかはどうでもいい感じ。でも皆が色々言ってる内に女神から天啓が降りたみたいなの、その内容が「勇者方、魔王は味方です。ですが、あなた方が力を付け魔王と同等の力を持った時、もう一度。今度は勇者方の判断で魔王を倒すか、倒さないか決めて下さい。其れは(生か死)あなた方、勇者の采配に委ねます」って」


「ふぅん。理由については分かった」


「返答を聞こうかしら」


「もう分かってるだろ、答えは変わらない。断る」


 何の未練も迷いもなく誘いを蹴った十六夜に対して、火鈴は理由を聞いた。すると、こんな答えが帰って来た。勇者の完成体と同等にやりあえる魔王についてはかなり興味が有るが、他はどうでもいい。言うならつまらねぇ、今は他にやりたい事や面白い事が山程有るからな、と。


「分かったわ。次は私達の用件だけれど、用件と言うよりも忠告に近いわ」


 と言うとと天心が聞き返す。


「王国から、私達を召喚した時と同じ力が確認されたみたいなの」


 十六夜と天心は少しの間、黙ったまま考えていた。すると、天心から火鈴達に質問した。


「他には情報が無い」


「ええ、残念だけれど」


「分かった。用件は一先ず終わりと考えていい、火鈴さん涙さん」


 天心の問いに涙が聞き返して来た。


「私達の用件は終わりです。でも二人も私達に聞きたい事があるんですよね」


「うん、二人に聞きたいのはスキルレベルと称号の事なんだけど、此の二つについて知っている事を教えて欲しい」


 すると、火鈴と涙は二人一緒に説明してきた。


「まずは称号の事を説明するわ、称号はステータス画面を開いた後に自分の名前をタッチすれば出てくるわ」


「王国の人達はね、称号が自分の異名になったり、称号によって力が底上げされたり加護が付くって言ってたよ」


「成る程。スキルレベルについてはどう」


「ええ、スキルレベルは特殊でね、まずスキルから説明するわ。スキルには大まかに二つあるの、一つは努力次第でどんな人でも取れる汎用、或いは通常スキル」


「もう一つはね、元から持っている特殊スキル。皆は能力って言ってた。所謂先天的なスキル何だって」


「そして此処からが本題。通常スキルの方はスキルレベルを確認出来るけれど、特殊スキル。所謂能力には、スキルレベルの概念自体が無いのよ」


「ない?」


 不思議に思う天心だったが、火鈴が話始めたので黙って耳を傾ける。


「ええ、能力はスキルレベルの概念がないの。その代わり、能力には二つの大きいメリットがあるらしいわ。その一つが能力の制限がないこと、その能力で出来る事なら何の障害も無く能力を行使出来る、所謂スキルレベルによる能力の開放がないの。もう一つは出力よ。通常スキルのほとんど魔法は除くとして、剣術等は出力がほとんど変わらない。けれど能力は個人の力つまり、魔力や精神力が上がれば上がるほど出力、つまり力が上昇するの。」


 天心は一通り説明を聞いた後、出力の疑問点について聞いた。今度は涙が答えた。


「出力って事は分かったんだけど、剣術とかの上昇ってどうゆう事」


「えっとね、魔法スキルを除いた剣術や鑑定、隠密とかは効果が上昇する事がほとんどないんだけど、其れ等を上げる能力があると剣自体の力?って言うのかな、切れ味から頑丈さとかが色々上がったり、鑑定なら出力が上がるとより上の隠密なんかを見破れたりするって言ってたよ。」


 つまり、能力には力の制限は無く考え方、又は応用(使い方)次第で様々な事が出来る。加えて、肉体的な能力、或いは物質物体の能力等に関しては自信が成長すればする程力が強くなる。天心はそう整理した。


「分かった。後スキルレベルの確認は」


「其れについては、スキル名や、魔法の各項目をタッチすればいいわ」


「ありがとう。火鈴さん、涙さん、助かったよ」


「さて、用件も終わりだなじゃ解散ー」


「なわけないだろー。まだ俺の用事が終わってねーよ、そもそも此の席整えたの俺だろ少しは感謝しろよ」


 日影の突っ込みが炸裂する。因みに日影、天心と同じ苦労人で天心とは苦労仲間だが、突っ込みとボケを同時にこなせるなかなかの人材でもある。突っ込みについては十六夜もだが、日影のほうに一日の長がある。

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