一日 朝の会話と紹介
突如として現れたベアーマグナムを何とか倒した流星は、屋根無し(高性能)ログハウスに戻る事もなく、地面に寝ころんで居たのだが、直ぐに驚く事になった。
「よう、流星。中々面白い戦いだったぜ」
「少し冷やりとした場面もあったけどね」
「まあまあ天心っち、いざとなれば俺っち達がいたっすよ」
十六夜、天心、容静の三人。実は此の三人、流星の戦いを全部最初から見ていたのだ。
「最初から見たの? 「ああ「うん「うっす」」」はぁ。そう、もう良いよ十六夜、天心、容静」
流星の問いに対し同時に答えを返した三人、流星は早々に話題を切ることにした。
「ところで、今日はどうするの十六夜」
流星が話題を変えようと話を振る。三人は十分にからかえた事もあり、流星の話に乗った。
「今日は色々あるからな、とりあえず明日には此処出るから準備しとけよ、三人共」
予定を話し、普通の雑談に変わる。
「さて、お前等に話す事がある」
十六夜が言うと、三人はそれぞれ驚いた。何でも此処、シスフィアに来てから隠すようなことが一つもなかったからだ。
それぞれの驚いた顔を見てニヤニヤしていた十六夜は、三人に向かって話し始めた。
「昨日の内に魔物が付いて来てな、そいつの紹介だ」
十六夜は言うが早いか空間に穴を開け、一匹の動物?のような魔物(生物)を取り出した。
出て来た其の魔物は「キュ」と言った後、十六夜の体を肩まで登り、うつ伏せの姿勢になった。
なんと言うか、限りなく魔物に近い動物の表現が一番しっくりくる生物だ。
「十六夜、其奴は何」
単刀直入に天心が問う。
「昨日、能力の確認やら応用した時、偶然な」
単刀直入にこれまた返す十六夜。
「でも何なんっすかね、此の魔物。流星っち、真理の魔眼で見てみたらどうっすか」
流星に真理の魔眼の使用を提案する容静、流星は迷った後、十六夜に問い掛けた。
「どうしたらいいと思う、十六夜」
「此奴に聞いた方が早いだろう。それと、此奴の名前はサリネにした。どうする」
十六夜の問い掛けに首を振る生物改めサリネ。
「そうだな、とりあえず今夜か明日にするか」
今度は首を縦に振る、理解したらしい。
「そろそろログハウスに戻るか、けっこう長くなったしな」
「容静、今時間は」
「色々話してもう十時過ぎてるっす」
「そんなに経ったの容静」
十六夜の提案に乗りながらも現時刻に驚く三人。朝飯ならぬ昼飯を食べに、屋根無しログハウス内に戻っていった。




