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一日 朝の騒動

とりあえず投稿。因みにまだまだ続きます。

 昨晩の話し合いが終わり、現在。日が眩しい程に煌めき、空や木々を照らしていた。


 深い森の奥にある場違いな(屋根無し)ログハウス。辺りには木々が日の光を浴び、其の隙間から光が漏れている光景は中々見れない景色(贅沢)だろう。


 まだ朝方だが、ログハウス周辺には一人の人影があった。


 人影の正体は、無明流星。実は流星、朝はかなり早く日が昇る直前、或いは少し前に起きるのが普通だった。


 流星が今現在やっているのはつい先日、いきなり手に入れた力(スキル・能力)などの練習だ。


「大体のスキル(能力)は理解したけど、使いこなすにはまだまだだなぁ」


 流星がやっていた練習とは、創造に関して出来ることはないかだった。

 流星のスキル(能力)は、創造、選別、真理の魔眼、魔法には結界や光、治癒魔法が有る。


 だが、この(スキル)で戦えるかと言われたら、答えはNOだ。実質的に戦うスキル叉は能力が無い。

 其処で、流星は唯一戦えそうな創造のスキルを使い、使い方(戦い方)を模索していた。


「う~ん。どうしようか、中々いい手が浮かばない」


 流星は一通り創造を粗方使い、色々やってみた結果、大体は創造にロスタイムが付いている事が分かった。ひとまず結果は得られたが、戦い置けるこれという物が浮かばず、スキル練習が一段落しても、屋根無し高性能ログハウスに戻らずに、ずっと思案していた。

すると、前にみた猪の魔物と同等の体躯を誇る、流星よりでかい熊の魔物がいきなり現れた。


「前の猪みたいに音が殆ど無い、知性があるのかな」


 特に驚かず、少し考えていた流星だが、相手が待ってくれる訳もなく、此方に突っ込んできた。直ぐに思考を切り替え眼前の敵を見据え、カウンター気味に地面を創造、土の棘で攻撃したが攻撃は易々とよけられ、敵に臨戦態勢の隙を与えてしまった。


「あ、確認忘れてた。真理の魔眼」


 すっかり忘れていた真理の魔眼を発動し、敵を改めて見た。


 ベアーマグナム Lv230


 能力

 マグナム 爆発


〔ベアーマグナム、元々は自然(森)に居る緑色の魔物だが、何らかの進化叉は変異を遂げた亜種。前足は赤く脈動する度に爪が高温になっている。爪の温度はマグマに近く、其の爪は何本も生え変わるという。後ろ足は主に爆発を多様する攻撃に使うことが多いと言われている〕


 一通りステータスを見た後、流星は全体を見てみる。簡単に言えば、赤くてでかい熊と言える。体躯の殆どは赤い体毛に覆われ、一般的な熊と違うのは赤い体毛と特徴的な前足と後ろ足だろう。 ステータスにも書いてあった前脚、後脚は確かに特徴的で、前脚は赤く、見れば燃えていそうだが、燃えないマグマのようだ、後脚は赤と灰色の体毛に覆われて入るのが何よりの特徴だろう。相手を改めて確認した流星は、戦いの幕開けを悟った。



 仕切り直しとばかりに突っ込んで来るベアー。流星はベアーの突進をギリギリまで引きつけ、いきなり鉄塊の如き鉄壁を出現させた。現れた鉄壁はベアーの体躯より大きく、厚い鉄だった。

 突然現れた鉄壁に、顔面衝突したベアーマグナムだったが、鉄壁を思いっきり睨み付け、反撃に出た。身体が触れた場所から熱気が出ている。爪が地面と鉄の境界を溶かしているのだ。鉄壁が出現した場所の真下の地面には、大きい穴が二つ出来ていた。


 すると突然ベアーが鉄壁が離れ、いきなり猛スピードで鉄塊に突っ込んだ。幾ら鉄壁より小さいとはいえ、流星の身長よりも一回り二回り以上でかい体躯がぶつかったのだ、鉄壁は地面が二つの穴と突然の衝撃で簡単に倒れた。


 ベアーマグナムは流星を睨み付け、腕を振り上げたが、腕は流星に届かない程離れている。


 だが、ベアーマグナムは赤い脈動が目立つ強靭な腕を思いっきり振り下ろした。振り下ろした腕と同時に何かがこっちに飛んできた。


 突然飛んできた物体を避けた流星だが、物体は触れた物を溶かしながら、地面の深くまで沈んだ。


「創造はまだ甘いし、後にしよう。ふぅ、仕方ない。トリックフィールド発動」


 実は流星、創造による戦い方は思案中だったが、創造以外の戦い方は大体考えついていた。


 その一つが此の結界。とはいえ、此は言わば結界の応用。結界魔法には大まかに分けて二つの使い方がある。


 一つが、指定した地点周辺の防衛。此の使い方は結界の範囲内に入った魔物などの生物を特定したり、魔物の侵入を妨げるのが一つ目の使い方。


 二つ目は結界を自分達の周辺に張り、其の結界内にいる自分達を主とした力の増強。


 結界魔法使いは、それなり数がシスフィアに居るが、結界魔法は魔力を大量に消費する魔法だ。範囲を広げれば魔力の消費が自ずと上がり、加えて結界を維持出来る魔力と精神力が必要になる。それに、結界も万能ではない。結界を展開すれば、外的要因などで結界が崩壊する事もままある。


 大体の冒険者や王国の騎士達などは、結界魔法使いは一グループに二人以上が適切としている。


 だが、其の結界魔法を流星は単独で発生、維持出来る程の魔力量と精神力を持っている。


 加えてこうした応用結界が創れるのも、半ば当然なのだ。

 さて、流星が生み出した結界魔法、トリックフィールドは文字通り騙しの(仕掛け)空間。


 此処から流星の攻撃開始。



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