プロローグ
みんなは異世界転生についてどう思うだろうか?
今まで生きてきた世界とは別の世界に降り立ち生きていくことについてどう思うだろうか?
もちろんそれは転生した先の世界にもよるはずだ。誰だって今の暮らしよりも悪いところになんて行きたくない。だがそれだけが全てではないだろう。生活のレベルは多少落ちたとしても前世ではできなかったことができるかもしれないし、前世でやっていたことが次の世界ではもっと進んでいて、より豊かな人生を謳歌できるかもしれないからだ。
みんなだって絶対妄想くらいしたことあるだろう。もちろん俺も妄想なんていくらでもしてきた。好きな子とあんなことやこんなことしたり、ガン〇ムに乗り込み一騎当千の大活躍!あとはカ〇ハメ波の練習や闇夜にまぎれてのスナイパーによる暗殺への警戒とかもやった。
と、まぁ何故こんなはなしをしているのかというと、俺の妄想のうちの1つが叶ったからだ!
前の俺の名前は相沢輝慶。高校2年生だったが生まれつき体が弱く何度も入院したり学校へ通ったりを繰り返していた。病院では娯楽は少なくあまり動くこともできないため、俺はよく本を読むようになっていた。小学生のころは漫画などを読むことが多かったが、高校に入ったくらいからはラノベを読むようになっていた。その影響もあって消灯時間がきて本が読めないときは、、ファンタジーなことを考えていることが多かった。もちろん異世界転生のことも........