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聖霊使いへの道  作者: 雪月葉
秘匿大陸編
131/132

アサヒさんと夜の街へ

 東北地方、旧新潟県。その沿岸部には人知れず小さな工場が建っていた。いつ作られたのか分からないが、この十年程度の新しさではあるのは確実だ。そして、それがいつ打ち捨てられたのかも不明であった。

 ガランとした屋内には鉄臭さが充満し、至る所が錆びている。

「…………」

 その中を何者かが歩いていた。余闇に映える紫色の髪と、歯車のような髪留めが特徴的な人物。外見は女性的なフォルムをしている。だが、良く良く見れば彼女が人間ではない事が分かるだろう。作り物めいた体と、球体間接を持った人形のような出で立ち。それもそのはず、彼女は魔導力収集機器型基礎機人のタイプ乙型、名をオームと言った。

 現在は、ディエ・アースで雷の主精霊としてユクレステと契約している存在だ。だが今の彼女は弱弱しく、カゲロウのような儚さを醸し出していた。

「……出力、八割ダウン。格能力、大幅低下」

 自身を客観的に観察し、力の落ちっぷりに驚く。確かにこちらの世界では精霊としての力をほぼ失うと言う事は聞き及んでいたが、こうまで如実に表れるとは思ってもいなかったのだ。少しの計算違いに無表情の裏で歯がみしながら、彼女は工場内の一部に狙いを定める。

「――雷撃砲」

 それはなんとも弱弱しい力だ。それでもユクレステが放つものと同程度ではあるのだが。

 紫の雷が床の一部を吹き飛ばすと、そこには地下へと続く階段が現れる。初めからあるのを知っていたように、雷の精霊は闇の中を進んで行った。


 暗い闇の中でも彼女には関係ないのか、危なげなく階段の終わりまで到着する。無言で壁に手を這わせ、岩肌の出っ張りを押し込んだ。次の瞬間、光が漏れ出した。

「……供給電力ハ問題無シ」

 キョロキョロと辺りを見渡し、何かを見つけたのかそちらへと近付く。壁際に設置された代物を見上げた。鈍色のそれは、まるで大きな箱だ。パイプやコードがいくつも繋がっており、それが壁際に幾つも並べられている。

 オームのデータが正しければ、これは魔導力収集機器型基礎機人の調整槽だ。破損したり、調子の悪い人形の修繕装置である。彼女は臆することなくそれの内部に収まり、機械を起動させた。

「調整終了日ハ、約二十日後。……十二月、二十四日」

 そう言葉を口にし、己の意識をシャットダウンする。直後、装置は起動し、蓋をするようにオームの姿は見えなくなった。

 十二月二十四日。日本ではクリスマス・イヴと呼ばれる日である。


 *


「うー、寒っ」

 十二月も半ばを過ぎ、寒さに背を震わせながら白い息を吐き出す。体を縮こませながら足早に帰路を歩いていた。

 この季節、先生が走ると言われているように音葉高校実技教官のユクレステも例外なく忙しいのである。なにせこの時期、各国の学生が試験勉強に頭を悩ませているように、少し特別な学校である音葉高校も例に漏れずテストが待ち受けているのだ。彼の場合、就任したのがつい先日であった事もあり、何をしていいのかさっぱり分からない状態であった。前任の教官役であった羽生真次郎もそう言った事は適当で、参考になるようなものは何も残されていなかったからさあ大変。かれこれ三日、あてがわれた教官室で頭を悩ませていたのである。

 結局、例年通りの試験を土台に多少アレンジを加える事にし、この日は少し遅い帰宅となった。

「今日の夕飯は……鍋だって言ってたっけ。寒い日には最高だよなぁ」

 我が家の台所を守るのは、ユクレステの担当するクラスの生徒である銀髪の少女、天星叶だ。普段はダウナー気味の彼女も、事お金に関しては見違える程の表情を見せる。今日もタイムセールに行くからと歴戦の戦士さながらの闘気を纏って下校していった。

 彼女には言っていないが、実は持っていた宝石などを売り払って結構な額がユクレステの懐に入っていたりする。そのため、お金の事ならばそれほど気にする必要など無いのだが……。どうやら、他人のものでもお金を無駄に消費するのは許せない性格のようだ。

 まあ、助かるのはユクレステなので別に良いのだが。

「それにしても……」

 チラチラと視線を左右にさ迷わせる。

 冬の澄んだ空気を反射させるように、町中の至る所に多数のイルミネーションがキラキラと光り輝いていた。赤色、黄色、緑色のライトがツリーを形作り、そのせいか分からないが町全体がどこか浮ついているようにも感じられる。

 一体これはどういう事なのだろう。

 軽快な音楽を耳にしながら、ユクレステは首を傾げた。

「なんか祭りでもあるのかね? おわっと」

「きゃっ!」

 思考しながら歩いていると、突然道の脇から現れた人物とぶつかってしまった。声からして女性だろう。ユクレステは反射的に手を伸ばし、女性の手を取った。

「すみません。大丈夫ですか?」

「え、ええ。おかげさまで……って、あれ? ユクレステ君?」

 名を呼ばれ、再確認するように女性の顔を真正面に見つめ直す。日本人らしい黒髪に、意志の強い瞳。そして、ユクレステにとっては憧れでもあった女性の顔。今は眼鏡をしているが、間違えようがない。

「アサヒさん?」

 聖霊使い、月見里朝陽だった。


「いやぁ奇遇ね、ユクレステ君。こんな所で会うなんて」

「はい。まさかエレメント社の社長さんがこんなとこにいるなんて……」

「わぁー! ちょっとストーップ!?」

「ガボっ!?」

 彼女の名前を出した途端、朝陽は焦ったようにセルの口を塞いで来る。柔らかな手の平の感触など気にする暇もなく、ベチンと顔面を叩かれた。

 周りを歩いていた通行人達が訝しげな視線をこちらに向けるが、あはは、と愛想笑いでそれをかわす。

「……もう、急に私の名前を呼んじゃダメじゃない。エレメント社社長、月見里朝陽って名前はあちこちに知れ渡ってる有名人なんだから」

「ああ、だからそれ(メガネ)かけてるんですか」

 ひりひりとする顔を撫でながら、朝陽の顔に掛かっている物を眺める。度は入っておらず、変装のつもりなのだろう。着ている服もどこか野暮ったい印象のトレーナーとズボンで、とてもではないが現代日本を支えている会社のトップには見えない。

「そそ。ユクレステ君は今帰り?」

「ええ、そうですよ。アサヒさんは……仕事帰り、とかじゃないですよね? ミデュアさんとかとは一緒じゃないんですか?」

 真面目で仕事熱心なダークエルフの青年がいれば間違いなく彼女と共にいる事だろう。それもない上に、クキやシェルーリアの姿も見えない。

 首を傾げながらの問いに、朝陽はなんでもないように答えた。

「まあね。ちょっとお散歩中だもの。ぞろぞろ連れ歩くのも面倒じゃない? だからほら、ダークエルフにも効くような即効性の睡眠薬でちょっと、ね?」

「睡眠薬て……そこまでやりますか?」

「あの子を舐めたらダメよ。私のためなら女子トイレだろうと女湯だろうと躊躇い無く入って来るような子だもん。むしろ薬だけで良かったかちょっと不安。せめて縄で縛って来るべきだったかしらねー」

 騎士王とまで呼ばれた人物に対する認識がちょっとズレた瞬間であった。もちろん、この事はユゥミィには内緒である。流石に、兄である人物の醜態を報告するのは忍びない。

 ともかく、彼女がそこまでして一人になりたいという事は理解出来た。

「あー、つまりアサヒさんも四六時中聖霊使いとか社長とかの肩書を背負ってるのは嫌だって事ですよね?」

「……驚いた」

「へ?」

 ユクレステの言葉に目を丸くし、アサヒはふふ、と軽く微笑む。

「たったあれだけで良く私の気持ちが分かったね。意外と心の機微に敏感なのかしら?」

「い、いやそんな大した事じゃないですよ。ちょっと知り合いに似たような奴がいたので、そうなのかなと。むしろ鈍感野郎とか言われてますから!」

「あはは、そこは力説するようなところじゃないでしょ?」

「……」

 クスクスと笑い声をあげるアサヒ。照れたように頬を掻くユクレステは、一瞬友人の姿を思い出していた。

 アランヤード・S・ルイーナ。王族で、次代の国を担うべき人物。その重圧が嫌で、友人達を連れて彼を知らない場所へ旅行に行くのが好きだった。たまには羽を伸ばせる場所に行きたいものだ、と良く愚痴をこぼしていた。

 そんな彼と、今の朝陽がどこか重なったように見えたのだ。

「……そうだ。ねえユクレステ君」

「はい?」

 なんですか、と答えるよりも早く、朝陽はユクレステの腕をグイ、と引っ張った。

「ちょっとこれからつき合ってくれない?」

「え……? いや、今日はこれから鍋が……」

「まーまー。晩御飯ならおねーさんが奢ってあげるわよ。ちょうど良いお店知ってるのよ。さ、れっつらゴー」

「いやいや、ちょっ……鍋ぇえええ!」

 結局彼女の笑顔と勢いの前には抵抗する事も無意味であった。




「ここなんだけどさー。この前お散歩してる時にちょうど見つけたのよ。料理は美味しいし、お酒も文句なし! あ、ユクレステ君ってお酒は大丈夫だっけ?」

「あんまり沢山は飲まないですけど、貴族の嗜みとして人並みには」

 案内された店内でキョロキョロと内装を眺めながら、正面に座る女性を盗み見た。ニコニコとした姿はともすれば学生のような奔放さにも見える。実際にはユクレステよりも幾らか年上ではあるのだが、彼女の性格故か、どうにもそうは見えない。

(まあ、俺も似たような事言われてるしな)

 実年齢よりも幼く見られるのはユクレステも同じだ。何度その話題でからかわれた事か。

 そうこうしているうちにも朝陽は勝手に注文を頼んでいた。奢られる立場なので特に文句はないのだが、

「とりあえずこれとこれとそれを五個ずつ」

「は、はぁ……」

(……頼み過ぎじゃね?)

 注文を聞きに来た店員も目を丸くしている。

「あ、ユクレステ君も食べるからもう五個くらい追加しとく? 男の子だし、これくらい食べるわよね?」

「いやいや! 俺小食なんでそんなに食べないですよ!」

 さらに追加しようとしている所に待ったをかけた。確かに空腹ではあるが、流石にそこまでの量を食べきれるとは思えない。

「ま、それはともかくかんぱーい」

「はいはい、乾杯です」

 ジョッキに注がれたアルコールが運ばれ、朝陽はそれを軽く交わした。キン、とグラスの触れあう音が響く。

「ん――ぷっは~! やっぱり労働の後はビールよね、うんうん! あ、お兄さーん、生おかわりでー」

 グイ、と煽るように飲み干した朝陽は間髪入れずに注文を告げている。ユクレステは苦笑してグビリと一口。冷たい物が喉を通る感覚が気持ち良い。

「やっぱり社長って大変なんですか? 今日はいつにも増してテンション高いですけど」

 チビチビとビールを飲みながら、枝豆を手にとって朝陽へと問いかける。その質問に、あー、と唸るようにして疲れたように吐息した。

「もう少しでクリスマスだからね。ちょっと色々とやる事があるのよ。大体は優秀な部下達がやってくれるんだけど、私じゃないと出来ないものが一つだけあってね。それのためにちょっと上まで行って来たの。疲れたわー」

「上? って言うか、クリスマスって何ですか? なんか最近至る所で聞くんですけど」

「えっ? ユクレステ君クリスマスって知らないの?」

「こっちの行事って事は、何となく」

「って、それもそっか。ユクレステ君はこっちの人じゃなかったしね。えっと、クリスマスって言うのは……」

 クリスマス。聖夜とも呼ばれ、遙か昔に偉大な聖人が生まれた日で、それを祝うのがクリスマスである。

「――って言うのも今は昔の話でね? 今はもっぱら、騒ぐためだけのお祭りね。こういうご時世だし、ただ騒げるような日って意外に重要なのよ?」

 そのためにエレメント社はクリスマスという行事を最大限にバックアップしているのだとか。

「へえ……って、十二月の二十五日?」

 ふとそこでユクレステは記憶に引っ掛かる物を感じた。それは彼の故郷の事であった。

「そう言えば、ディエ・アース(こっち)でも十ニ月期の二十五日ってお祭りなんですよね。サンタ・デイって言うんですけど。変な風習なんですけど、孤児院や恵まれない人達に贈り物をする日なんです」

「うぇ!?」

 ユクレステの言葉に驚きの色を見せる朝陽。

「え、え? ちょっと待って、それって昔から続いているの?」

 あからさまに狼狽している。首を傾げながら肯定し、まさか、と朝陽を見る。

「そうですよ? なんでも三百年前に一人の聖女がルイーナ中の孤児院に食べ物やお金を送ったって話が元になってるんですけど……もしかして、それってアサヒさん?」

「そ、それっぽい事をした記憶はあるわ……。金を着服している奴らから奪って、気が大きくなってたのかサンタ名義で。……その後ミデュア達に思いっ切り怒られたけど」

 どうやらその後にも幾つかの騒動がついて回ったようだが、朝陽はそれ以上を答えない。というよりも、黒歴史なのか思い出したくないようにも見える。

「なるほど。あの話の元になったのってアサヒさんだったんだ。で、長い間に尾ひれがついて伝統行事になったと。面白いなぁ」

「ちょ、そんなに笑う事ないじゃない!」

 クツクツと笑い声がこぼれてしまい、朝陽は不満げな顔でユクレステを睨みつける。社長として威厳に満ちた朝陽ではなく、ただの少女である朝陽の睨みはどこか微笑ましさすら覚えてしまう。

「あはは、すみません。でも決して悪い意味で『面白い』って言った訳じゃないですから。単純に、アサヒさんと出会えて良かったな、って」

「……ふぇ?」

 謝りながらも、素直な気持ちを口にした。

 聞き様によっては告白のような言葉に、思わず朝陽は機能を停止。マジマジとユクレステを凝視する。

「ちょ、え、なな、何をいってるのかな少年は!? おお、お姉さんをそんなにからかっちゃダメじゃない! ホントにもう! この子ってばもう!」

「別にからかってなんていないですって。アサヒさんと出会えたから見識がグッと広がって、新しい世界が見えるようになったんですから。それに、ずっと憧れてましたし、むしろ当然の気持ちですって」

「わーわー! 分かった、お金か! お金が欲しいんだ!? うはは、しょうがないなぁ君は! お姉さん気分良いからお小遣いあげちゃうよ? とりあえず五千万くらいで良い?」

「え? いやいや別にお金は……って、そのアタッシュケースはどこから!?」

 顔を真っ赤にして札束を取り出そうとする。寸での所でハッと我に返り、脱力したようにテーブルに突っ伏した。

「いや、ね? 分かってますよ? 聖霊使いとしての私に会いたかったって事はこれまでの会話から分かってたし、憧れてたのはそっちとしての私だって。ちょっと過剰に反応し過ぎたのは反省してますとも。でもちょっと嬉しいと思っても良いじゃない。これまでの私に近付いて来る男ってみんなどっかしら変な奴らばっかだったんだもん」

 仲間達含めて、と。

 ブツブツと小声で何かを言っている。その上で言うのだが、ユクレステも大概普通とは言い難いのではないだろうか。周りからの評価を再確認し、ユクレステは視線を逸らす。

「まあ、確かに聖霊使いに会えたのはもの凄く嬉しかったですけど」

 この微妙な空気を戻すため、ユクレステがふと声をあげた。

「アサヒさんとこうして友人になれたのはもっと良い事だったと思ってますよ?」

「……っ、え、なに? 酔ってる?」

「ひどっ!? ま、まあ確かに少し酔いが回ったのはあるかもしれませんけど……だから言ったじゃないですか、あんまり酒は飲めないんだって」

 正直に言えば、少し揺れた。年上の威厳として必死に取り繕った訳だが、顔が赤いのは決して酒のせいというだけではないのだろう。クキと飲みあえる程の朝陽が中ジョッキ二杯で酔いが回る訳がない。

(な、なるほど……確かにこいつは鈍感野郎ね。それもかなり性質たちが悪い方向で)

 果たして一体誰がそのような不名誉な称号を与えたのかは知らないが、恐らくその人物もこの少年を相手に苦労したのだろう。不思議と憐れみのような気持ちが湧き上がってきた。



 異世界ディエ・アース。セントルイナ大陸、ルイーナ国ダーゲシュテン領、ダーゲシュテン邸。


「うん? 何かしら、今もの凄く同情された気が……」

「ほほう、それは恐らくこれから受けるはいぱーみらくる超ド級花嫁修業を受けねばならぬお主に対してではないかのぅ?」

「い、いつのまに背後に!? ま、待ってよリューナさん、あれは決して私のせいじゃ……大体、主犯はあっち――ってシャシャ!?」

「…………(真っ白に燃え尽きている)」

「クク、あちらは既に仕置き……おっと、説得済みじゃよ。さあ、行くぞ二人とも。人の家の軒先にどデカイ穴を開けた手癖の悪い花嫁には、これからちょっと修行と行こうではないか。目標は取りあえず三日生存じゃ」

「生存!? しかも三日も!? ちょ、勘弁してリューナさん! ホントそろそろ仕事が……!」

「なーに、アランの奴には花嫁修業と言っておるから気にする事はないぞ? 安心して骨を埋めるが良い」

「ホントに骨になりそうだからイヤぁあああ――!?」



 会った事も無い少女の悲鳴が聞こえた気がした。

 三杯目を一気に飲み干して少しは落ち着いたのか、朝陽は薄らと赤い顔でユクレステへと振り向いた。

「ま、まあとにかくもっと飲もう。そう言って貰えて嬉しいのは変わらないし、ちょっとはしゃぎ過ぎてお腹が空いたから」

「そうですね。まだまだ頼んでますし」

 卓に乗り切らない程の料理に手を伸ばしながらそう言う。その時、入り口の扉が勢い良く開いた。

「酒だ! 酒をもって来ーい!!」

 見るからに酔っ払いの容貌の男が怒鳴り声を上げて入店したのだった。

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