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聖霊使いへの道  作者: 雪月葉
秘匿大陸編
129/132

悪魔の憂鬱

 悪魔ナイトメアは四人と一匹に囲まれていた。ユクレステに夢を見せて操ったり、山をダンジョン化して好き放題していた元凶は追い詰めた。後は退治してしまえばこの依頼も終了である。

 悪魔をキッと睨みつけた。

「ここまでだ、観念するんだな」

「いやさぁ、流石にそんなカッコじゃカッコつかないんじゃね~ぇ?」

「……ぐふっ」

 現在ユクレステ、ディーラに吹き飛ばされ、木のツルに引っ掛かった状態である。抜け出そうともがいた結果、余計に絡まってしまったようだ。悪魔にまで同情的な眼差しで見られ、あえなく力尽きるのだった。


 木から下ろされ、先ほどの口上を再開する。

「観念しろ、ナイトメア!」

「ていく2~」

「う、うるさい!」

 茶化す様な笑みにカァ、と恥ずかしさで顔を赤くする。ケタケタ笑う悪魔は怒鳴るユクレステなど意にも返さず嫌らしく笑っていた。

「い~い夢は見られたかなぁ~? 最強さん?」

「グッ……ま、まさかおまえ、夢の事を……」

「そぉりゃ~、オイラの能力だしぃ~? どうなってるのか把握するのなんて簡単簡単、へのカッパってやつぅ~?」

「うぅぅぅ……」

 思わず呻くユクレステ。

 正直、夢だと分かって当然の内容だったのだ。バカみたいな魔力も、剣技も。それなのにやたらとはしゃぎ、何を勘違いしたのかオレ様最強、なんて言っていた自分がバカみたいである。今思い返しても、イタイことと言ったら……。穴があるならば入りたいくらいだ。

「ほらご主人、ダレにだってそういうのってあると思うよ? ちなみに魔界では結構自分を最強って言ってるイタイ奴は結構いる。大抵身の程知らずの雑魚だけど……」

「ディ、ディーラさん、あんまりそれ、フォローになってないような?」

「……さ、さあ成敗してくれる!」

 後ろで何かを言っている仲間二人。ユクレステには聞こえていないのだ。いないと言ったらいないのである。

 ナイトメアはやれやれと言わんばかりに首を竦めると、パチン、と指を鳴らした。

「ま、個人的には面白かったよぉ~キミ達。そうさなぁ、及第点をあげてもいいかな、ナイちゃん先生敵にぃ~」

「なっまいきー。なに? 自分が上にいるとでも思ってんの、このウザ悪魔」

「ケラケラ、デンジャーガールマジデンジャー。んでもぉ~、割と言う通りかもよぉ~?」

「えっ?」

 噛みつくような美子の視線を受けてなお変わらぬ様子で笑っている。何が言いたいのかと聞くよりも先に、周囲に濃密な魔力が溢れ返った。

「ガチ戦闘系じゃないオイラにだって、キミらみたいなお子様くらいど~って事ないのさぁ。本・当・は。年季が違うぜ、お嬢ちゃん?」

 ニヤリと口の端をつり上げ、三日月の形を作る。異様な雰囲気に気圧され、美子はゾクリと背筋を震わせた。

 彼女を護るようにディーラが目つきを鋭く前へと出て、ユクレステも自然と杖を握る手に力が入る。

「戦闘系じゃないって割には随分といい雰囲気してるじゃんか、悪魔」

「うっはっは、そ~かい? キミにそう思われるんなら何よりさぁ~、魔法使いクン? オイラん中では今日でキミの評価はウナギ登りだよ~ニョロニョロ」

 クネクネと体をくねらせる姿はこちらを舐め切っているようにしか思えない。しかし先ほどからユクレステの中で警鐘が鳴り続けているのだ。

 この悪魔を前にして、絶対に油断はするな、と。

「そいつは光栄だな。でも俺なんてただの凡百な魔法使いだぞ? そう過大評価されても困る」

 素直な疑問だ。それを口にした途端、悪魔は楽しげな表情をさらに歪めてみせた。

「ケラケラ、そっちこそあんまり自分を過小評価しちゃダメだぞぉ~? ナイトメアの悪夢から一体どれだけの人間が覚める事が出来ると思う? しかも夢は単純な最強である夢、たった一人で何でも出来る、人の根源的欲求。それを、仲間を忘れずにちゃんと帰って来れた、それだけでオイラ的にはハナマルちゃんをあげるぜぇ~い」

 楽しんでいる、と言うよりは喜んでいるとも取れる声音。その奥に潜むモノが気になり、再度ユクレステは口を開いた。

「……おまえ、なんなんだ?」

 悪魔はニッ、と口元を綻ばせ、パチンと指を鳴らす。瞬間、周囲の景色がグニャリとねじ曲がった。

「クッ、今度は何をしやがった!?」

「きゃー! 目が回るぅー!?」

「こ、これは気持ちが悪く……オロロロロ」

 倒れそうになっている美子を抱き止め、コロコロと転がるサキを拾い上げる。地面に大剣を突き立てこちらを心配そうに見て来るミュウと、ディーラは忌々しそうに舌打ちをした。

「ご主人さま!?」

「あんにゃろ、急にダンジョン化を解いたな」

 ねじ曲がる視界を閉じ、ユクレステは最後に悪魔の声を聞いた。

『オイラはナハト。ナハト・ナイティングベル。また会おう、天上を目指す魔法使いクン?』




 視界が元の山の景色へと戻り、悪魔の声はついに聞こえなくなった。慌てて目を開き、周囲を確認する。

「チッ、逃がしたか」

 舌打ちを一つ、ユクレステはすぐに意識を切り替えた。

 美子やミュウ達へ視線を向け、声をかける。

「みんな、無事か?」

「う、うん、平気ー」

「って言うか、ダメージ喰らってるのって大体ご主人だからね。大丈夫?」

「グハッ」

 その労わりの言葉が今のユクレステには大ダメージである。胸を押さえ、ただ無心に黒歴史を消し去る。

 話題を逸らす様に、足元に転がっていた子キツネを抱き上げた。

「と、とにかく! お仕事は完遂! ついでに仲間が増えました、やふー」

「な、なんか変なテンションじゃな、おまえ。まあ良い、妾が仲間になってやるのだ、ありがたく思うが良い!」

「……ユゥミィ枠」

 ポソリとディーラが何かを言ったようだが、幸いだれの耳にも届かなかったようだ。

 と、そこへ声がかけられた。

「おーい、皆さん無事ですかー!?」

 振り返れば遠くの方から黒い布で顔を隠した人物が駆け寄って来ていた。夜月の人間であり、恐らく最初にユクレステ達と出会った人物であろう。その人物を視界に収め、

「ブレイズ・ランス」

「ストーム・カノン」

「潰れろ!」

「狐火じゃ!」

「ぎゃーす!?」

 反射的に攻撃を加えていた。ただ一人、ミュウだけは踏み止まったようだが、大剣を抜き放っている。彼の姿は先ほどのナイトメアを思い起こさせるのだ。不意打たれるより前に先手必勝である。

「な、なにをすんですかあなた達はー!?」

 どうやらこちらは本物だったようだが。

 残念そうに美子が呟いた。

「なーんだ、本物か。紛らわしい」

「な、なんなんですかこの理不尽……心配になって様子を見に来ただけだっていうのにこの始末……あんまりだ! 告訴も辞さない!」

 布の下からは滝のような涙が地面を濡らしていた。

「と、とにかくです! 地脈が安定した所を見るに退治はお済みになったと言う事ですか? それで、彼奴めはどこに?」

「はあ……とりあえず、あなた達の標的っぽいのはここに……」

「ああ、そうだった」

 サキを指差そうとするユクレステの言葉を遮り、美子がツカツカと黒子に近付く。そしてニッコリと微笑み、

「てい」

「ゲホっ!?」

「おー、ナイスアタック……って、美子さん!?」

 力の限りぶん殴った。堪らず尻もちをつく黒子を見下ろし、美子は笑みを深めて冷たい声を発した。

「ねえ? 流石に九尾相手に情報出し渋りとかどうなの? 冗談にもならないんじゃない?」

「は、はひぃ!? い、いえですがこれは……」

「これは、なに?」

 その笑顔から、どうやら彼女は怒っていたようだ。

 九尾と言う伝説級の存在を相手に、少しの情報も与えないなど正気の沙汰とは思えない。暗い笑みの美子に凄まれ、黒子はあうあうと声にならない悲鳴を上げている。

「だ、だってお嬢がそう言ったんですよー! 情報なんて与えなくて良いってー!」

 黒子の言葉にピクリと反応する美子。

「お嬢? ああ、要斗の事か。チッ、あの小娘。やってくれる」

「で、ですから……って、あれ?」

 何とか弁解しようと何かを言いかけ、軽快な音楽によって遮られた。ゴソゴソと胸元を漁り、黒子は携帯電話を耳に当てる。

「はい、もしもし……って、お嬢!?」

「むっ」

 どうやら電話の相手は噂の巫女様のようだ。黒子は居住まいを正し、嬉しそうに声を上げる。

「こんな私目になにを――は? 妖怪退治はどうしたか、ですか? いえ、それを今……あっ」

「やっほー、要斗。補習の調子はどう? ちゃんと進級できそう?」

『げっ、美子……。あんたが無駄に元気そうだって事は、どうやら妖怪退治は成功しちゃったみたいね。残念、無様に屍を晒してくれれば良かったのに』

「あー、もしかしてあたし達が死ぬ事期待してなんの情報与えずにいたの? 性格わっるーい、死ねば良いのに」


「……こわっ」

 ユクレステ達には電話の声は拾えないが、それでもギスギスした空気は感じ取れる。ミュウとサキはプルプルと小動物のように震えていた。片方、小動物なので例えに間違いは無い。


『ま、あたしはそれでも良かったんだけどねー。でも残念、今回の指示はあたしじゃないわよ』

「……えっ?」

『とにかく電話、代わりなさい。そっちの先生に』

「……分かったわよ。センセ、要斗から」

「あ、ああ。……もしもし?」

 ブス、とした表情で美子は放る様にして電話をユクレステへと渡した。耳にあて、少女の声が聞こえて来る。こちらもどこかムッとした感じだ。

『とりあえず、おめでとう。良かったわね、生き残れて』

「あ、ああ。生き残れてって言うか、九尾じゃなかった訳なんだけど……」

『はっ? どう言う事よ?』

 黒子からも美子からも、封印されていた妖怪の話はまだだったはずだ。ユクレステは仕方なく、サキについての報告を行った。

「――とまあ、そう言う訳で、九尾の狐はいなくて、代わりに子ギツネが封印されてたんだ。で、その子を俺の仲間にしたからもうこの辺は大丈夫、と」

『……で、正体不明の悪魔と交戦、こちらも何とか撃退したって訳? ……』

 何となく、電話の向こうの少女がどのような格好をしているのかが良く分かる沈黙だ。恐らく、額に手を当てて唸っているのだろう。

「えーっと、ヤゲツさん?」

『あによ! って言うか、ちょっと色々待ちなさい! とにかくそっちにいる奴らの給料は全額カットとして、悪魔って何よ! あんたの仲間以外にそんなトンチンカンなのがいたって訳!?』

「トンチン……失礼な」

 ディーラが要斗の言葉に反応し、顔をしかめた。悪魔の聴覚はバカに出来ないようだ。いや、単に彼女の声が大きかっただけか。

『しかも玉藻の前の娘がいて、それをあんたが保護? んなの許されるか! とっとと殺しちゃいなさいよ!?』

「いや、それは却下。こっちにやり方を任せた以上、俺のやり方を押し通すからな。大体、無害な子を傷つけるのは寝覚めが悪いだろ? お互いに」

 ポン、とサキの頭に手を置きながら強く言い切る。グ、と言葉に詰まり、要斗は悔しそうに唸った。

『ぐ、く……また権兵衛の言う通りにぃ……悔しい!』

「はっ? ゴンベエ?」

 どこかで聞いた様な名前が聞こえ、聞き返す。すると感情を爆発させるような怒声が返って来た。

『そーよ! お姉様に仕える参謀役! あんたをそっちにやるって決めたのもあいつ!』

「へ、へぇ」

『しかもあいつ、どうせ九尾じゃないから適当で良いなんて言って……妖怪についてもどうせ保護するんじゃないか、なんて……ああもうムカつく!!』

「えっ?」

 要斗の愚痴はさらに続いた。その間、ユクレステは新たな疑問に思考を傾けている。

(ゴンベエってやつ、九尾じゃない事に気付いていたのか? なら、どうしてこんな事を?)

 ユクレステから見ても山を覆っていた結界はかなりの精度だった。幼いサキでは破る事も抜け出す事も出来ないだろう。いや、抜け出す事が出来たとしても、サキ程度ならば然程問題は無い。それなのに、わざわざ人員を派遣してまで対処しようとした。

 そして、まるでユクレステが現れた妖怪を仲間にしようとするのさえ読んでいたかのような言葉。

(……どうも、厄介なのはこのお嬢ちゃんよりもむしろそっち……いや、夜月在斗陣営、か。ちょっと気合、入れ直さないとなぁ)

 また今回のような事が起きないとも限らない。せめて、黒歴史を掘り起こされない程度には備えておく必要がありそうだ。

 ブツブツ文句の声が聞こえて来る携帯電話を黒子に返却し、それから、と少しの間。

(……あの悪魔、結局何者だったんだ? ナハト・ナイティングベル……どこかで聞いた事があるような……。気のせいだったか?)

 既に日は傾き、夕焼け色に染まる山を見上げ、疲れたように吐息した。


 *


 ユクレステ達のいる場所から遠く離れ、音葉市のエレメント社。その本社にある、社長室でエレメント社の代表取締役である月見里やまなし朝陽はボーっとしていた。なまじ部下が優秀であるため、彼女自身、あまりやる事がないのである。精々が、間近に迫ったクリスマス対策。今年はホワイトクリスマスを予定しているため、天候制御ユニットの調整をしなければならないくらいか。それでも彼女ならば数時間あれば事足りるので後回しにされていた。

 そんな訳で、絶賛暇をしている朝陽。ダラけ切った様子でイスに腰掛けていた。

「……あのさ、もう少し普通に帰ってこれない訳?」

 すると突然、面倒臭そうに声をあげた。朝陽の言葉に反応するように、壁からニョキ、と人の体が生えて来る。気の弱い者が見れば気絶するんじゃないかというシーンを前に、朝陽は面倒そうに対応した。

「ケラケラ、しょお~がないじゃん。オイラ悪魔だし、悪魔っぽい登場とかしたいしぃ~」

「壁抜けは悪魔ってよりもオバケじゃない。色々間違ってるよ――ナハト」

 そこにいたのは黒い衣服に身を包んだ悪魔ナイトメア。――ナハト・ナイティングベルだった。

「久し振りなのにアサヒってばひどーい。オイラ、泣いちゃうよん?」

「あはは、ナハトの涙には気をつけろ、むしろぶん殴ってもっと泣かせてみよう」

「あ、ごめんなさい。……流石のオイラもご主人さまには敵いませんなぁ~」

「当然。なに当たり前の事言ってるのよ」

 突然の訪問にも関わらず、朝陽は親しげにナハトに話しかけている。それもそのはず、彼は朝陽の大切な、仲間なのだから。


 悪夢王ナハト。

 人の世で発生した、非常に珍しい悪魔。種族は悪魔族ナイトメア種で、人の夢に寄生して生きる悪魔だ。力自体はそれほど強い悪魔では無いが、精神を操ると言う点で非常に厄介な存在である。

 そんな彼と朝陽の出会いは、とても単純。エサにしようと朝陽の精神に入り込み、逆に袋叩きにあってふん捕まったのが始まりだ。

 その時の事を聞けば、ナハトはこう言う。

『……ゴメンナサイ、出来心だったんです……』

 顔を真っ青にそんな事を言う同僚の姿に、クキは疎かミデュアでさえ同情の眼差しを向けたそうだ。


「で、最近どうなの? 確かファームに出入りしてるんでしょ? 今は」

 流石の朝陽と言えど自由奔放な悪魔を縛り付ける事は出来ないようで、ナハトは定期的な連絡以外は好きに動いているのである。性格に難があるとはいえ、彼女にとって信頼出来る仲間である事に代わりは無い。

「あ~、うん。アサヒの後任は中々面白かったよぉ~。以上」

「ふーん。……は?」

 彼の放った言葉にピクリと反応する。ニマニマとした表情のまま、ナハトは後ろ向きに歩きだした。

「ほいじゃあねぇ~、今度はどこに遊びに行こっかねぇ~」

「ちょっ、待ちなさいナハト! もしかしなくてもユクレステ君にちょっかい出したわね!?」

「ちょっかいだなんて心外だにゃあ~。ちょこーっと、来訪者クンを見に行っただけじゃん? ほら、聖霊使いの仲間として?」

 歩みを止め、ケタケタと笑む。呆れた眼差しで悪魔を見つめた。

「あんたねぇ……」

「しょお~がないじゃん? だってほら、聖霊使いを……アサヒの後任を目指すのに、生半可な覚悟で挑まれるのって我慢できないし~。安心してよ、試験は合格。夢に落ちたままだったらさっさと殺すつもりだったけどねぇ~」

 サラリと述べた言葉にため息を吐き出す。

「そりゃ、彼は一時の夢に囚われるような子じゃないしね。多分、私以上に仲間に対して強い思いを持ってると思うわよ?」

「ふぅん……随分買ってるんだぁ、あの魔法使いクン」

「ま、ね。少なくとも、扉を開いてこの地に辿り着いた。それだけでも来訪者としての資質は十分。聖霊使いに至つ資格は持ってると思うわよ?」

 微笑むアサヒを見て、若干ムッとした表情になるナハト。彼は拗ねたように口を尖らせ、壁に向かって消えて行く。

「……はてさて、どうなるかなぁ~。オイラ的には潰れて欲しいね。聖霊使いは一人で十分だし」

「ナハト、ってもういない、か……。まったく、いつまで経っても甘えん坊なのは変わらないんだから。困ったもんね」

 完全に気配を断った悪魔を見送り、朝陽はハァ、と吐息して机に突っ伏すのであった。

 月見里朝陽、本日も仕事は無しである。

次回はちょこっと番外編を挟みます。最近ユクレステパーティーから出番のないあの子が登場します!

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