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 一通り雑談した後、フォールズに呼ばれ、主人公たちはパーティーが行われているホテルの最上階に向かう。これから忙しくなるため、リーヴィズからのおごりだと言われるが、主人公は、今後、自分には何ができるのか思いつかないと弱音を吐く。だが、フォールズは、主人公がミシェルと友だちであることを活かし、彼女の出身世界との懸け橋となって欲しいと提案する。主人公は、妙な役割だがこれから半永久的に続くかもしれない人生の中で、何百年かくらいは、そのような時間があるのも悪くないのかもしれないと思う。

 会場で、4人で乾杯をした後、主人公が、未来を加速させるのに邪魔な人間はTBLに閉じ込められるのか再確認すると、フォールズから、人は無慈悲な行動をとるために、何らかの理由を欲しがるが、今回は運悪く、時空の歪みという理由が見つかってしまったこと、だが文明全体が滅びるくらいなら邪魔になるものの強制排除には大義があり、それは人の歴史の中で幾度となく繰り返されてきたために仕方のないことを説明される。さらに、たとえば、ローマの文化遺産を、人間を住まわせて保護する中で、古代ローマの文化復活を理由に、アンドロイドが人間を奴隷化する可能性はないのかも尋ねるが、リーヴィズから「その時は、その時だ」を言われてしまう。結局、人間には厳しい世界がやって来る可能性が示唆されるのだ。その後、散会し、主人公はポラストと一対一で話すが、ポラストから、他文明がやって来る理由をどう考えるか聞かれる。主人公は、人が世界中を旅するように「何も求めず、ただ、ふらっとやって来る」可能性を指摘する。職業柄、ストーリーを求めてしまうポラストは、この答えに感銘を受ける。そして彼は、邪魔になる人間のTBLへの強制移住は、一人一世界という物語の力で正当化されて行われるだろうが、このような『納得させるための物語』がなくなり、できれば、この先の未来には、誰もが聞きたがるような物語ではなく、単なる日常がそこにあると良いと述べ、主人公と乾杯する。

 この後、主人公は、ミシェルの出身世界との交流と、仮定歴史学への理解を深め、専門家の一人として他の文明と関わっていくことになるが、それはまた別の話である。(完)

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