第二十一話 楓さんに触られるのって、気持ちいいです
パンツを脱がされた私は楓さんの指を拒むような事はせず、しっかりとその繊細な指の動きを体の奥に感じていた。楓さんは優しく私が気持ち良い場所を刺激してくれているのだけれど、真白先生に突かれたタイミングで私にもグッと刺激を与えてきていた。
私も楓さんも真白先生の腰が動くと同時に声を出してしまっているのだけれど、それはまるで私も真白先生に犯されてしまっているのではないかという錯覚に陥ってしまっていた。
「ヒナミの体って、楓さんしか触れることが出来ないんだよね?」
「そうだと思い、ますよ。真白先生は……触れない、ですよね」
「残念だけど俺はヒナミに触れることが出来ないみたいだよ。でも、楓さんが俺の代わりにヒナミを気持ち良くしてくれているみたいだから嬉しいよ」
この位置からでは楓さんに挿入している真白先生がどんな動きをしているのかわからないけれど、楓さんは真白先生の事を足でガッチリと掴んでいるのでそこまで激しくは動けないみたいだ。
それでも、真白先生の動きと連動して楓さんの指や手も動いているので楓さんに真白先生のモノが奥まで打ちつけられているいるのは間接的に感じている。今まで見てきただけの行為だったんだけれど、テンポよく動かされるとこんなにも気持ちが良いものなのだ。それがわかっただけでも楓さんと一緒にいる意味があるという事なのだろうな。
「ちょっとこれを持ってもらってもいいかな?」
真白先生が何かを楓さんに手渡したのだけれど、それは真白先生が女の人に使っているのを見た事があるやつだった。これを当てられた女の人は刺激に耐えられずに声を出したり体を動かしたりしているのを見た事があるけれど、幽霊の私には意味のない道具だとしか思えない。
私が触れることが出来るのは楓さんだけなのだ。ベッドに横になっているのだって幽霊の私が本来なら出来そうな壁をすり抜けるという行為が出来ないからとどまっているだけに過ぎないのだ。
そんな中、私の体を電流にも似た衝撃が走った。
今まで感じた事のないような体の痺れともつかない現象は頭の先からつま先まで一気に全身を駆け巡り、私はその衝撃を一身に受けていたためか両手をベッドにつけたまま体を思いっ切りのけ反らせて硬直してしまっていた。
あまりの刺激に私は口を閉じることも出来ずに不細工な顔を見せてしまっていたと思うのだけれど、謎の刺激が全身を襲っている間は体がピンと硬直して言葉を発することも出来ずにいたのだ。
「真白先生の言った通りですね。ヒナミちゃんの中に指を入れて動かす時に電マを持って刺激してみたら凄いことになりましたね。電マを中に入れてスイッチを入れてるみたいなもんだと思いますし、いい意味で頭が悪いって思いますよ」
「前からやって見たかったんだよね。電マを体内に入れてスイッチを入れたらどんな風になるのかなってね。ヒナミは幽霊だから電マで刺激なんて与えられないと思ったけど、楓さんがヒナミの中に入れてる手に電マを持たせたらいい名じゃないかって考えてみた結果、予想以上の効果が表れたみたいだ」
「私の手もちょっと痺れてるんですけど、ヒナミちゃんがイっちゃったみたいですね。体の中から電マで刺激されるのってどれくらい凄いんだろうって思ったけど、普通の人はこんな大きいの入らないですよね。当たり前だけど真白先生のモノより大きいですもんね」
私の頭は急に真っ白になってしまって何も考えられなくなっていた。二人が話していることも何を言っているのかわからなかったけれど、私が幽霊だからこそ出来ることもあるみたいなことを言っているという事は理解出来た。
幽霊である私は何をしても疲れることは無いと思っていた。それなのに、楓さんの指の刺激が気持ち良すぎて体に力が入らなくなってしまったのだ。これが俗にいうイってしまったという状態なのだろうなと思ってみたのだけれど、今の私にはそんな事をまとめるようなことが出来ない位何も考えることが出来なくなっていたのであった。




