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桃郷百鬼夜行  作者: 龍宮群青
エピグラフ
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エピグラフ

(中略)これら妖怪や魔術師の身体に宿った業とでもいうべき機能のことを、僕は『幻想器官』と呼称したいと思う。

 本書は、その幻想器官を宿した人間たちについて、子細に記した本である。ここに書かれていることは嘘や物語ではない。一片の曇りなき真実である。世界にはこれまで妖怪とか魔術師とか呼ばれてきた、異能を操る呪われた人間たちが確かに存在するのだ。

 ありきたりな表現になるが、君たちは薄氷の上に立っている。この本はその薄っぺらな氷を、粉々に砕くことを試みて書したものである。


黒谷紅駿著『幻想器官』より抜粋


※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。

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