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魔法と錬金術と異世界戦争  作者: 灰色マーカー
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幸せになる為に

初めてまして!もしくはお久しぶりです!灰色マーカーと申す者です!

謎の失踪から約1年半以上。この世界なろうに帰って参りました!まあ、いつも通り「、」と「。」と「漢字」の使い方がおかし過ぎると思いますが予めご了承ください。


読む時の注意?

→⬇例えです

《》←場所の名前 《アリアス山脈 頂上》

()←心の声 (眠たい)

「」←誰かの声 「家に帰らせろ!」

『』←無線などの通信の声 『無理だ』

それと大体月1投稿です。

ああクソッ!どうしてこんな感じにしかなんねぇんだよ!

〜数時間前〜


兄が苛立ちを表すかのように、足音を立ててドン!と、音を立て扉を開ける。

「オイ!クソゴミニート!母さんの葬式にも来ないってどういう事だ!」

兄が胸ぐらを掴み顔を近付ける。

「・・・・・・」

「チッ!シカトかよ!」

兄が腹に膝蹴りを入れる。

「はっ!どうせこれで会うのが最後なんだ、存分に楽しませて貰うぞ!」

そのあと兄はPCを金属バットで破壊したり、俺を半殺しにし外に放り出した。

(ああ、クソッ!何でこんな感じにしかなんねぇんだよ!死ぬ時は笑いながらって決めただろうがぁ!)

苛立ちを抑えきる様に、深呼吸をし辺りを見回す。

「何だあれ?」

そこには2tトラックが俺と違って将来有望な少年に突っ込んでいる。すかさず俺は前に走った。その時は少年を助ける為に必死だった。

彼はこの世に絶望していた訳では無い、人が嫌いな訳では無い、弱い自分自身が嫌いなのだ。悪い者から逃げ、高い壁から逃げ、出来ない事から避けた自分自身がこの世で一番嫌いなのだ。

「間に合ええええぇぇぇぇ!」

間に合わなかった、目の前で少年がまるでトマトの様に潰れ、内蔵が飛び散り、その子の母親泣き叫ぶ光景を間にしてその場から逃げた、泣きながら喚きながら走った。

「もう無理だ飛び降りよう」

彼は、この世を諦めた。

高層ビルから飛び降りた。

不思議と地面に頭が着いても痛くはない。


《何かの世界》

『ねえ、その意思を私達の為に使ってくれない?』

「は?」

其処は夢幻が無限に広がっていて、そしてこの世の全ての美しい物を集めても勝らない様な美しさだ。

「異世界転生的な?何かか?」

『そうなりますね』

「ははは!何を言ってるんだ?無理に決まってるだろうが!俺は自分自身の存在が嫌なんだよ!」

『貴方の存在が私達の救いになるのです!』

「は?何言ってるんだ?」

『今、私達の世界は困難に陥っています。そこで貴方には、前世での記憶を駆使してもらい私達の世界を救って欲しいのです』

「だか・・・俺には無理

『貴方の夢が叶うかも知れませんよ?』

そんな可能性ある筈が無い」

『なるんです少なくとも前世よりね』

「はあ、わあったよ!行けばいいんだろう?」

『理解して頂いて感謝です。もしこれでも断ったなら、無理矢理にでも行かせて自殺しようとしても死なない体にするところでした』

「あんたらの管理してる世界は、どんな世界なんだ?」

『戦争です』

「は?」

『 唯唯争い殺し合うだけです。ある時は刀を使い切り殺したり、また、ある時は毒ガスを使い殺し、また、ある時は兵器を使い平気に同族を殺します』

「一体何の為にだ?」

『土地が欲しいんでしょう』

一応元いた世界とは大体は同じ感じかな?

『貴方の元いた裏の世界、簡単に言えばパラレルワールドですかね?』

「とは言っても数年も経てばどっちかが勝つんじゃないか?」

『いいえ、燃料も、弾薬も、鋼材も、アルミも兵士も、戦争に必要な全ての物は一生無くなりません、この世界では、負けるという事が無いのです』

「そんなの錬金術でもな

『魔術と錬金術が存在する世界なのです』

そ、そうか」

『そこでなのですが!私達の世界を助けてもらうために、ある程度の能力を授けたいのですが』

「要らねぇ

『今なんと ?』

要らねぇよそんな甘え」

『は、はぁ、では保留と言う事で』

「ああ」

『お願いします私達の.........いえ、私の子供達を救って』

「分かった」

俺の身体は光となり別の形になっていった。


《裏路地の店》

その1件から数年が立つ。俺は、9歳になっていた。今は、孤児院で生活している。

「いらっしゃいませー」

俺は、孤児院で育て、余った野菜などを売って孤児院の資金にしている。孤児院の野菜はそれなり質がいいので高く売れる。

「銀貨17枚に大銀貨1枚か...確か2700円ぐらいだよな?」

《孤児院》

俺が、独り言を言っていると8歳ぐらいの髪の茶色い子供が話しかけてくる。

「おかえりナナ君!今日はどれぐらいうれたの!」

「銅貨7枚に大銅貨8枚、銀貨に17枚に大銀貨が1枚だ」

つまり2787円だ。

ちなみに、俺の名前はナナ・ブラウシュだ。数年前にこの世界に転生して、何故か孤児になった俺を、拾ってくれたのがユナ・シエスターだ。ナナ・ブラウシュと言う名は、彼女が付けてくれた。

「ナナちゃん、ちょっと頼み事があるんだけど、いいかな?」

そして彼女は、俺の事を何故かちゃん呼びしている。確かに彼女には感謝しているが何か違う。

「あ、はい、いいですよ」


《孤児院の応接室》

応接室に入る。机の上には縦は20cm、横は12cmの高そうな箱?が置いていた。

「これは?」

「第1門の後ろに大きい像があるでしょう?その像の変わり身かしら?」

フム、御神体的な物か。

「これを、7日後にとある場所に、持っていって欲しいの大丈夫よね?」

「あ、はい大丈夫ですよ、と言うか、特に何かをするという訳では無いですから、聞かなくても分かりますよね?」

「ふふっ、そうね、でもナナちゃんもたまには外で、子供たちと遊んできたら?まだ9歳なんだから」

「いや、いいです、俺は遊んでる子供たちを、眺めてる方が楽しいんで」

「そ、そうなんだ、いい趣味だね」

彼女は、失笑しながら言った。


(この世界に来て9年立つが未だに分からないことが一つある。それは、寝ている時に手からたまに出てくる謎の光だ。それは何だか分からない。原因が分かるなら治したい処だ。稀に起こるぐらいだから忘れている頃に出てきて睡眠を妨害してくる。非常に鬱陶しい。何かいい方法は無いだろうか)


俺が散歩に出かけていると、裏路地に何かいた。

「ん?何だあれ」

そこには男2人に囲まれた銀髪の女性がいた。

「ケハハッこいつぁー高く売れるぜぇ!なあ、アニキ」

「クハハッ銀髪だからなぁそりゃそうだぁ!」

人攫いか…何処の世界にも居るんだなこういう屑が。

俺は走り出した。

「その人を離せぇぇぇぇぇ!」

俺は、アニキと言われた方の肩を全力で噛むが振り払われる。

「大丈夫ですか?」

「え、ええ大丈夫よ」

「この糞ガキがァ!」

「ぶっ殺してやらァ!」

「はあ、しょうがありませんね『サンダーボルト』」

彼女が何かを詠唱すると、男達の頭上に雷が走る。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

男達は断末魔を上げ倒れ込んだ。

「大丈夫?キミ」

「はい、大丈夫です」

「いやーありがとね」

「いえ、こちらこそありがとうございます」

「実は私、こういう者でして」

そう言うと彼女は、手帳の様なものを、胸ポケットから出した。

「軍の方ですか」

「彼達はこういう者です」

彼女は手帳から1枚の紙を出す。そこにはここにいる男の顔と被害総額が書かれている。

(だ、大金貨43枚)

日本円にして約430万円だ。

「という訳でご協力感謝します!」

男達は、軍の女性に軽々と持ち上げられ運ばれて行った。

あれ?俺、助ける必要なかった?


「はあ、本当に何もやる事が無いな」

俺は、街を散歩していた。

「後6日か.........何か無いのか?そう言えば魔法とかあるんだったよな?当たり前だと思うが使えるよな?」

そう独り言を呟いていると、何か色々な道具が置かれている店を見つけた。

「暇だし見に行くか、一応金もあるし」

「いらっしゃい坊や」

店の中には薄毛で眼鏡をかけた中年のおじさんが、何かを編んでいる。

「こういう店も需要あるんだな」

店の中は皿やコップ等の生活必需品の様なものが置いてある。

「誰もが皆錬金術を使える訳では無さそうだな」

俺は店の向かいの店を見つけた、本屋だ。俺は店を出て、その本屋に向かった。

「いらっしゃい」

「えーと魔法の本はーあった」

俺はその本の値段を見る。

「だ、大金貨10枚」

百万円だ。勿論そんな大金は持ってないので諦めて帰る。

「金を貯める理由が出来たな」

「おい!そこのチビ」

「ちっさくねえよ!」

「ガキにはなあ本を読ませるのが、一番いいんだよなあ、婆さん」

「そうね、本を読めば知識が増えるからねえ」

「と、言う訳だ。ガキそれを読みたいんだろ?」

「は、はい」

「ここに来て好きなだけ読んでもいい、だが大人になったらその本を買ってくれよ?」

(商売上手かよ!)

「はい!ありがとうございます!」

そして本を読み始めてから一時間が経つ。

どうやら俺が、ずっと悩まされていた手の光は魔法が使えるようになる兆候らしい。


かなり読みにくかったと思いますがここまで読んで下さりありがとうございます。

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