世界設定(国家)
随時追加されます。
ネタバレを含んでおります。
・ラナン王国
最初の舞台となった国。通称「王国」。
現在の王の名はプロフェウム。
大陸で特に力の強い国の一つであり、政治形態は王に任命された大臣や官僚達が国を動かす王政。
地方は貴族達が分割統治し、王に収入の何割かを献上することでその地位を認めてもらっている。
ちなみに貴族の数だけ領地があるわけではなく、領地のない貴族は中央で働く事で糧を得ている。
貴族主義の傾向が強く、平民からの成り上がりについてはあまり期待できない。
産業は農業や畜産業などの食料関連が主。
・ラーゼルク帝国
王国と長年対立し続けている国。ただし、聖国が間に入っている為表向きは平和である。
政治形態は王国と変わらない。
能力のある者をどんどん取り立てているが、コネが最初の一歩であることも多い。
産業は主に鉱業。また、それを元にした加工品も重要な輸出品目。
ちなみにだが、超がつくほどの軍事国家でもある。
・ジパン国家連合
英雄王が王国と帝国の領土を削り取って作った「ジパン連合国」が無数の中小国家に分裂して出来た。
連合会議という場で全体の統制をとっているが、世界で一番紛争やら戦争やらが発生するのは連合であったりする。
「もう1つの大陸」に繋がっている橋があるのも連合である。
ちなみに、何か出所の分からないモノは「連合産」と言っておけば大体納得される。
・ルシェル聖国
王国、帝国、連合の丁度真ん中……具体的には大陸のど真ん中に位置する特殊な国。
どう特殊なのかというと「国土が狭い」「保有する戦力が少ない」「一般国民の数が異常に少ない」といった点があげられる。
それでもルシェル聖国が国として成り立っているのは、聖国が全ての神々の神殿の本殿が集う地であり……そうした神官達が動かす国だからである。
聖国を攻めるという事は神々に牙を剥くも同然であり、「神に認められた」王権の正当性を自ら否定することにもなりかねない行為である。
更に言えば神々に祈りを捧げる民衆からの支持も大きく失う事にも繋がりかねないし聖国が神殿を撤退させれば色々なものが滞る程に「神殿」は人々の生活に寄与している。
ちなみに立場としては中立国であり、各国の紛争に介入し平和へ導こうとすることもある。