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世話焼きで吸血鬼なお兄様達に保護されました  作者: 古都助
~第二章・過保護なお兄様達との新生活&グランヴァリア編~
25/89

新しい生活のはじまりと、学院見学

「さて、リシュナに関する諸々の手続きは完了したわけだが……。ひとつ、困った事がある」


 王都に戻って始まった新生活。

 夕食を終え、ソファーで寛いでいた私は、向かいの席で低く唸っているレゼルお兄様に首を傾げた。一枚の書類を手に、難題と対峙しているかのような渋い表情をしているようだ。

 背後からは、ガシャガシャと音を立ててお皿を洗っているお子様吸血鬼達の賑やかな声が聞こえてくる。お手伝いの監督役は、フェガリオお兄様だ。


「なぁ、可愛い妹よ」


「はい?」


「『初等部』と『中等部』……、どっちがいい?」


「何ですか、それ……」


 言葉の意味はわかる。七歳程~十二歳までの子供が通う初等部と、十三歳の年から通う中等部。

 言葉だけなら聞いた事があるし、王都に行けば学校という施設で学ぶ事も出来るのだと、そう聞いた事がある。

 村でも、お墓を立てた大樹の周りで、過去に教職に就いていたお兄さんが子供達を集めて勉強を教えてくれていたけれど、生活に役立つ数の計算や文字の学習が主だったように思う。

 完璧とは言えないけれど、基本的な事は学んでいた。それを伝えると、レゼルお兄様は「そのレベルだと、やっぱ初等部か?」と、一人でまた、何かを悩み始めてしまった。


「レゼルお兄様……、もしかして、私を学校に行かせようとか、考えてませんか?」


「必要だろ? 俺達と家族になる以上、子供が学校に通っていないのは常識的に考えておかしいからな」


「必要ありません……。お金もかかりますし、普通に暮らす環境を与えて貰えるだけで私は」


「だ・め・だ。せっかく色々な施設や店が揃っている場所に住んでるんだ。学校に行って友達百人ぐらい朝飯前で作ってこい」


 百人も友達を作れるような器用な性格はしていないし、学校に行ってまで作りたいとも思っていない。私はこの家で、お兄様達のお手伝いと、お子様達の教育をしながら生活していく。

 それが、今の私の幸せ……。それなのに、レゼルお兄様はビシッと私の顔に人差し指を突き付け、学校に行けの一点張りだ。

 私が学校に行くという事は、それだけお金も必要になるし、お兄様達の負担にもなる。

 だから、私は横を向いて「絶対に行きません」と我を張ることにした。


「リシュナ……、何でそんなに嫌がるんだ? 学校だぞ? 色んな事が学べるんだぞ? お前の人生にとって損はないと思うんだが」


「行きません。私はこの家で、平穏に暮らせるだけで満足なんです……。だから、学校には興味ありません」


 ソファーを離れ、フェガリオお兄様達の手伝いに行こうと足を向ける私の様子に、レゼルお兄様は特に後を追う声を投げてくる事はなかった。

 ただ、無言の威圧感というか……、じーーっと私の背中に突き刺さる視線が、若干怖い。


「フェガリオお兄様、私も手伝います」


「いや……、皿洗いはもう終わる。お前はゆっくりしているといい」


「はぁ~、何でおれ達が皿洗いなんかしなきゃならねーんだよぉ~」


 木の椅子に上がってお皿洗いに向き合っているお子様吸血鬼の内、反抗的で強気な態度が特徴的なディーシュヴェルトこと、ディル君が相変わらずの愚痴を零しているけれど、その手元はしっかりと忙しなく動いている。この子……、何だかんだ言いながら、根が真面目そうな気がする。

 その横では、同じように並んでお皿洗いに徹しているナルシストな吸血鬼、ティアフィーノこと、ティア君がちらりとディル君の事を見ていた。

 さらにそのティア君の隣では、二人より少しだけ身体の大きな口数の少ない吸血鬼、オルフェリュードこと、オルフェ君が熱心な様子でお皿洗いに没頭している。

 村でのお墓作りの一件以来、性根の大事な部分は矯正出来たとは思う。

 自分達の手で直接亡くなった人々のお墓を立てながら、自分達が弄んだ存在の記憶を語って聞かせた事で、彼らの心には初めてその罪悪の感情が芽生えたのだろう。

 お墓を作り終えた後も、村を離れた後も……、三人は互いの温もりを寄せ合って泣いていた。

 だけど、性格そのものがすぐに変わるわけもなく、お手伝いの時にディル君が文句を言う事が恒例となってしまっている。


「ディル君、フェガリオお兄様が作ってくれた食事を食べられるんですから、文句は駄目です」


「そうですよ、ディル……。衣食住を保障されているのですから、このくらいは頑張らなくては」


「ティアの言う通りだ。おれ達の償いは、まだ始まってもいない……」


 ティア君とオルフェ君は従順だというのに、ディル君は元気が有り余っているせいか、言葉と手元が真逆の事が多い。文句を言いながらも、他の二人よりも多くの数のお皿を綺麗に洗い上げていく。

 文句さえ言わなければ、周りからの評価も上がるだろうに……、確かこういう子の事を何と言うのだったか……。えーと、えーと……。


「あ、思い出しました。ディル君のような子の事を、ツンデレと呼びます。ツンデレ」


「つ、ツンデレェ!? な、なんだよ、それっ!!」


「口では可愛くない事を言いながら、それとは逆にデレるような行動をとっている子の事……と、村にいた時に聞きました。今のディル君にぴったりです。手元は真面目に動いているのに、口は反対の事を言っています」


「なあああああああ!? ち、違うぞ!! おれはツンデレなんかじゃないぞおおおお!!」


 やっぱり図星だったのだろう。顔を真っ赤にしたディル君が、それまで以上の神がかり的な速さでお皿を洗い始めた。追加事項、ツンデレ属性の人は、自分の性格を決して認めたりはしない、と。

 私の大切な家族達を弄んだ存在ではあるけれど、ちゃんとお墓も全員分作ってくれたし、自分達の罪も悔い改めてくれた……。これからは真面目に自分達の犯した罪を償っていくと誓ってくれた三人のお子様に対する憎しみが消える事はまだないけれど、それでも……、罪から逃げずに向き合うと決めた三人への感情は、ゆっくりと良い変化を覚え始めている。

 だから、私から顔を背けて可愛くない事を言いながらも、真面目にお皿を洗っているディル君を微笑ましく思うのも、ディル君をやれやれと見つめているティア君とオルフェ君に和むのも、私自身が抱える罪を許し始めているという証なのかもしれない。

 フェガリオお兄様も、そんな私の顔を見て微かな笑みを浮かべて見せた。


「皿洗いが終わったら、風呂に入ってさっさと寝ろ……」


「「「は~い……」」」


「フェガリオお兄様、他に何かお手伝いをする事はありませんか?」


「いや……、今日はこれで全部終わりだ。お前も早く風呂に入って休め。それと……レゼルクォーツからの提案を……、もう一度よく考えてみた方がいい」


 学校の事を言われているのだと察した私は、首を横に振って自分の意思を告げた。

 小物を買って貰うぐらいのお金ではないのだ。学校に入るとなると、多額のお金が年単位で必要となる。そんな余計な苦労を、お兄様達に負わせるわけにはいかない。

 自分はこのままでいい。この家で、毎日を平穏に暮らせたら、何も不満はない。

 

「興味はないのか……?」


「……ないです。元々、村の小さな勉強会で生活に必要な事は習いましたし」


 本音だけで言えば、確かに興味がない事もない。

 村で教職に就いていたお兄さんの話してくれた王都の学校に関する話は、私達の知らない世界を、酷く魅力的なイメージと共に憧れをもたせていたから……。

 そういえば、お兄さんは二年ほど前に王都に呼ばれて戻ったはずだけど、今頃どうしているのだろうか? やっぱり、あの愛想の良いお人好しな顔と態度で、子供に勉強を教えているのか……。

 学校に行かずとも、王都の中で暮らしていれば、いつか出会う事があるかもしれない。

 それに、あの村には先生の親戚の人達も住んでいたから、悲報を聞いて、今頃落ち込んでいるかもしれない。


「……レゼルお兄様」


 ふと、私は先生の事を思い出したのをきっかけに、レゼルお兄様のいるソファーへと足を向けた。

 トントンと書類の端を揃えていたようで、顔だけを背後の私に向け、目で問うてくる。

 

「学校に行けば、先生に会えますか?」


「ん? さっきはあんなに嫌がってたのに、もう気が変わったのか?」


「違います。学校には通いませんが、学校にいるかもしれない人に会いに行きたいのです」


「は? ちょっとお兄様にもわかるように言ってくれるか? 妹よ」


 ポンポンとレゼルお兄様が自分の横に座るように促してくる。

 私は素直にその場所に腰を下ろすと、村で勉強を教えてくれていた先生の事を話して聞かせた。

 先生の名前は、レスカさん。見るからに穏やかそうで心根も優しいお兄さん……。

 年齢は知らないけれど、見た目的にはレゼルお兄様達と変わらない気がする。

 はっきりと顔を覚えているから、学校に行けばきっと見つかるはずだ。

 他の子供達と同様に、私の事も可愛がってくれた面倒見の良いお兄さん。

 説明を終えると、レゼルお兄様は「ふむ」と顎に指先を添えて、足を組み替えた。


「駄目ですか?」


「いや、構わないぞ。お前も懐かしい顔に会いたいだろうし、村の件もあるしな。明日になったらちょっと出かけてみるか」


「本当ですか?」


「あぁ。それに……、本物の学校を見て、お前が興味を持つかもしれないしな?」


「れ、レスカ先生に会いに行くだけです。学校に興味なんか、持ちません」


 私の頭に乗せられた温かな手のひらに撫でられながら、私はぷいっと顔を横に向けた。

 村でお世話になったレスカ先生に会うだけ、村の事を伝えて、少しだけお話したら、すぐに帰る。

 そう決めているのに、レゼルお兄様はニヤニヤと楽しそうに笑っている。

 そこへ、お手伝いを終えたお子様吸血鬼達まで加わって、自分達も学校を見に行くと言い出した。

 私が駄目です、と首を振っても、保護者役のレゼルお兄様とフェガリオお兄様が許可を出してしまい、結局……、レスカ先生との再会は、とても賑やかなものになりそうだと予感せざるを得なくなってしまったのだった。



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「あぁ、そうだ。名前しかわからないんだが、レスカという教師がいるかどうか、それを確認してほしい」


「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」


 幼等部から大学部、そのさらに上までの施設が完備された王都の学校は、とても広大な敷地内の中にあった。在籍者や教職員、学院に関わる全ての情報を管理している施設に向かうと、美人の女性二人が私達に一礼し、丁寧な受付態度で用件を受け入れてくれた。

 私はレゼルお兄様から手を離し、一人で周囲を歩き始める。

 お子様達も私の後について施設の中を好奇心旺盛な瞳で観察し始めた。

 学院の入り口にあたるこの施設は、顔を上げてみると、どこまでも天高くまで続いている吹き抜けの天井の上の方に、綺麗なステンドグラス的な物が視界に映る。

 あそこから晴れ晴れとした日差しが私達の元まで降り注ぎ、足元に幻想的な光の光景を生み出しているようだった。ちらほらと、生徒らしき人達の姿もあるようだけど、……まだ授業は始まっていないのだろうか?


「麗しきレディ……」


「何ですか? ティア君」


 私が施設内の光景に興味を奪われていると、くいっとフリルスカートの裾をナルシスト吸血鬼のティア君が引っ張ってきた。その手に真紅の薔薇を持ち、艶やかに微笑んでいる。

 その背後では、ディル君とオルフェ君がじーっと私の顔を見上げていた。……どうしたのだろうか?


「レディは、学校に行かないのですか?」


「別に……、行きたいとは思っていません」


「嘘つけ~! 今すっげぇ興味ありありで見てたろ~!!」


「奥に続く通路にも、意識を……、向けて、いた」


 このお子様達は、どうでもいい事を観察し過ぎているようだ。

 通路の向こうに戻り始めた生徒達を指差し、学校に行かないのかと繰り返してくる。

 私の年齢で言えば、恐らく通うとすれば……、中等部に進む事になるのだろう。

 けれど、辺境の村で実生活に必要な事だけを勉強していた私では、中等部の勉強にはついていけないし、通うにもお金が必要となる。

 そんな余計な負担をお兄様達にかけたいとは、思わない。

 一貫してその姿勢を貫いていると、私達が入って来た両開きの大きな扉の方から騒々しい……、爆走音? が聞こえてきた。


「遅刻だああああああああああああ!! レスカ先生にまた怒られる~!!」


 レスカ? 聞き覚えのあるその名に振り向いてみると、凄い煙を上げながら両手にクロワッサンを持った少年? のような影が駆け込んで来た。あれは……、何?

 半ズボンとへそ出しスタイルの活きの良い少年だ。

 

「レディですね……」


「え?」


 ふと、ティア君が駆け込んできた少年を一目見た瞬間、納得したように頷きを見せた。

 こちらに向かってくる少年の姿を二度見しても、……女の子には見えない。

 男の子同然の短い金髪、少し浅黒い肌、焦ってはいるけれど、力強い青の瞳。

 私やディル君、オルフェ君には男の子にしか見えないけれど、ティア君は颯爽と薔薇を手にその進路に飛び出した。――あ、轢かれた。


「うわあああっ!! な、なんだ、なんだ~!! 僕、今なんか踏んだ!? ってか、轢いたよね!?」


「ぐふぅ……。い、勇ましきレディ、こ、これを」


「は? お、おいっ、お前大丈夫か!? おぉぉい、しっかりしろ~!!」


 進路方向に障害物として飛び込んだのだから当たり前だ。

 少年、……いや、よく見れば確かに身体つきのしなやかな突撃者は、ボロボロになったティア君を助け起こし、目に涙を浮かべている。

 轢かれてもなお、ティア君の右手には一厘の薔薇が……。どこまでもしぶとい子だ。

 私はディル君とオルフェ君を伴い、加害者? の女の子の許に歩み寄った。


「連れが申し訳ありませんでした。お怪我はありませんか?」


「はっ? え、えっと、僕は頑丈だから平気だったけど、この子が……」


「お~い、ティア~、大丈夫か~?」


「ティア、……死んでない。大丈夫、だ」


 死んではいないけれど、かなりのダメージを負っている。

 けれど、ティア君の女性に対する熱意の表れか、その顔には満足げな笑みが浮かんでいた。

 ひらひらと散っていく薔薇の花びら。それを自分の手に掬い上げた私は、ティア君の手から薔薇を引き抜いた。


「すみません、これを受け取って貰ってもいいですか?」


「え? ば、薔薇? い、今はそんな事よりも、この子を医務室にっ」


「大丈夫です。この子は薔薇を受け取って貰えれば本望ですから……。それよりも、授業に行かなくてもいいんですか?」


「ほ、本当に~?」


 きっと根が心優しいのだろう。浅黒い肌の突撃者さんはオロオロとしながら、何度も私にティア君の許を離れてもいいのかと確認してくる。何だろう……、涙目になってるところが、その少年めいた姿とのギャップがありすぎるせいか、可愛く思えてしまう。


「なんか、鐘が鳴ってんぞ~? これ、開始の合図じゃないのか~?」


 ディル君がそれを伝えると、しょうね……、ではなくて、浅黒い肌の少女は大慌てで立ち上がり、その手に薔薇を受け取って、私達に何度も謝りながら、学院の本棟に続く奥の通路へと駆け出して行ってしまった。

 その場をぱっと明るくしすぎるぐらいに元気な女の子だった……。例えるならば、台風の目。

 きっと遅刻ギリギリの所に駆け込んで来たのだろう。


「授業に間に合えば良いんですが……」


「いや、とっくの昔に一時限目は終わってる時間だぞ? 今のは二限目の鐘の音だと思うけどな」


「レゼルお兄様……。お帰りなさい。レスカ先生の事はどうでしたか?」


 祈ってどうなるものでもないけれど、私はあの女の子が授業に間に合いますようにと小さく祈った。すると、そこに受付でのやり取りを終えたレゼルお兄様が呆れたような声音で笑いながら戻ってきた。二人のお子様に支えられて起き上がったティア君を見下ろすと、ひょいっと自分の腕の中にティア君を抱き上げてくれた。


「まったく、何やってんだかなぁ? ティア、お前はもう少し、状況判断ってやつを学ぼうな」


「うぅ……、太陽の光を思わせるレディ……、もう一度、どこか、で」


「ここまでくると、女好きも一種の病気ですね……」


 たとえ傷付いても女性を追い求める吸血鬼を面倒だと思っているのは、私だけではない。

 同じ吸血鬼の出であるディル君とオルフェ君も、げんなりとした表情で溜息をついている。

 教育内容のひとつに、女好きの矯正が必要かもしれない。

 至極真面目な顔でティア君を見上げた私は、何となく、奥に続く通路に視線を向けた。

 さっきの元気な女の子は、外見で言えば、十四、五歳ほどに見えた。

 もしかしたら、中等部の在籍者かもしれない。


「ん? リシュナ、どうした?」


「……いえ、何でもありません。それで、レスカ先生は」


「ちゃんと教職員名簿に名前があったぞ。一時間ほど待たなきゃいけないらしいが、その間、学院内の見学を許可して貰った。行くぞ」


「見学……、ですか?」


 つまり、この受付専用の施設から……、奥に行ける、という事なのだろうか。

 別に学校に入りたいというわけではないけれど、見るだけなら……。

 私はあの女の子が去って行った方に指先を向けた。


「あっちを見てみたいです」


「あっちは……、ちょっと待てよ。パンフレットによると……」


 あの通路の向こうに何があるのかを確認し終えると、レゼルお兄様は左手を私に差し出して、ぎゅっと迷子にならないように握ってくれた。

 ディル君とオルフェ君も、入った事のない場所に目をきらきらとさせて好奇心旺盛な足取りで一緒に歩き始める。ティア君は……、どうやら衝突のダメージが大きすぎたせいか、気絶してしまっているようだ。この先女の子に会う度に衝突事故を起こされるのも面倒なので、ある意味平穏になったと言えるだろう。

リシュナさんが学院に通うかはまだわかりません。

とりあえず、次回は、リシュナさん、初めての学校と恩師との再会、です。

メインはお兄様達とのドタバタなので、もし学校に通う事になっても、

お兄様達が嬉々として介入してきそうな気がします。(笑)

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