復讐
復讐シーンあります。
火を使ったシーンで苦手な人は気をつけて!
キスシーンもあります。
「姫や、本当に何もしなくていいのか」
僕を膝に乗せ、オニキスは僕の頭を撫でながら聞いてきた。
「今日で、あのクズどもを返却せねばならん。本当に未練はないな」
オニキスは念をおしてきいてくる。
「ないよ。オニキス。ありがとう」
僕は胸を抑える。
「嘘つけ、本当のことを言え」
耳元で、強く低い声で言われる。
「嘘は言ってないよ。嘘はいってないてば」
僕は、自分にもオニキスにも言い聞かせるようにいう。
「この一週間、オニキスがあいつらに上げさせる悲鳴や音で未練はないよ。未練はない。」
そのおかげで恐怖は消えた。
今はもうほぼ無感情だ。
「この一週間が終わったら、もう復讐のことは本当に考えるな。嘘をつかず正直にいえ」
なんで、嘘ついてるってバレる。
せっかく我慢しようと頑張ったのに。
「あいつら、自分の手で大火傷合わせたい」
なんとか声に出していう。
「それは、それは、玻璃もだいぶ元気になったようで良かった」
オニキスは目を細めて口角を軽くあげる。
「けど、それだと逆鱗傷つけて、殺しちゃうかもしれない。ちゃんと返さないといけないからダメでしょ」
「そうか。ダメじゃないか。」
やっぱりダメだよね。
アダとはいえ、借り物だし。
「ちゃんと正直に言わないと。もうあいつらを受け 取りにくる人が半日でくるんだ。
未練を残されちゃ困る。
頭以外の部分をすみにするでどうかな」
そこから、屋敷は慌しくなった。
頭以外も再生されたあだたちが磔にされて、温泉近くの火山に運ばれていく。
この火山は青い炎で有名なところでもある。
「頭はちゃんと回収してやる!父さんと母さんの仇!」
僕は思いっきりその日の中に、叩き込んだ。
うめき声が上がる。
やったよ。父さん母さん。
あだたちの呪術で守られた頭以外の体が全部黒く焦げて炭に変わっていく。
それを僕は泣きながら笑った。
「あはは、オニキス、ありがとう」
僕は背伸びをして、隣に立つオニキスの唇に軽くキスをした。
「え?玻璃。今俺に」
オニキスは顔を赤くして狼狽えた状態になった。
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