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夏の煩悩  作者: ボノン
20/32

20 虫のしらせ

再入院をして10日程が経過していた


睡眠障害を除いて病状は順調に回復をしていった


そこで僕は夜に飲む錠剤を新薬に変更する事にした

この新薬は抗鬱剤ではあるが、抗鬱作用を出す為には一度に4錠は服用する必要があるとの事であった。また依存性もないのが利点であるとの説明を受けた


そして僕の場合はこの新薬の副作用にあたる“眠くなる”という効果を利用して、とにかく眠る事にスポットを充てた治療を試みることにしたのだ


その日の夜に僕は2錠服用した


結果は、久しぶりに4時間眠る事が出来た


翌日、寝起きは非常に悪かった

入院後、初めて朝食を残そうか迷ったくらいだ


何かがおかしかった。“不穏”そんな感覚が僕によぎっていた


結局朝食は完食した。僕は久しぶりに眠れた事による体の好転反応なんだと思った


一瞬時が止まったような気がした


“不穏”な空気がどこかで僕に何かをしらせようとする


2つ隣の病室から看護婦さんを呼ぶ患者さんの声が聞こえる


いつも頻繁に大声で看護婦さんを呼ぶこの患者さんに“何か”が起こるような気がした


また一瞬時が止まった。何かが僕に何かを知らせている


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