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寝取られジョーンのヒモ生活  作者: 無夜
世界観説明
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 悪魔の爵位や階級について

 悪魔の爵位や階級について

平・野良

 貴族に仕えてないのが、野良。

 仕えているのが平(民)。

 基本寿命50年。

 角の長さは「1」と呼ばれる2~3㎝程度。 


騎士見習い

 基本寿命75年

 野良のこともある。が、定期的に貴族から駄賃をもらって雇われる、領民になることが多い。



 騎士爵

 基本寿命120年

 基本的なことは見習いとかわらない。


 準男爵

 基本寿命180年

 角の長さに「2」と呼ばれる4から7㎝が多い。



 男爵

 在る程度魔力がたまると、自動的になる。

 領地杖と呼ばれるものが出現し、貴族扱いになる。

 杖2本。起点に一本刺し、もう一本をぶんなげて、到達したところまでが領地。異次元空間の自分と認めた配下だけ入れる領地。

 弱い男爵は幅150メートル、長さ2㎞程度の領地を作れる。 下鉄銭を一ヶ月に15枚ほど作り出し、配下を2~5名持つ。

 強い男爵は、幅400メートル、長さ6キロ程度の領地を持つ。上鉄銭を一日に一枚以上作り、配下は15名以上。

 300年から400年の寿命を持つが、半数は男爵になって100年以内に死亡する。爵位を上げようと、上位に喧嘩を売ったり、野良の騎士爵を配下にしようとして返り討ちにあったり。一番、彼我の力量を把握できない者がおおい。

 ちなみに鉄銭は「上」鏡のようにぴかぴか。「中」曇っているが銀っぽい白。「下」黒ずんだ白。いずれも正方形。



 子爵以上は、定員666と決まっている(魔王のぞく)

 なるには在位の悪魔を倒して、地位をぶんどる。

 子爵550 伯爵76  侯爵24 公爵12 大公4 これらの数に含まれないで、魔王が1

 定員が決まっているのは、子爵以上は寿命がなくなり、殺されるまで生きるから。




 子爵

 定員550名。

 杖三本。基本的に三角形の領地を持つが、たまーに鳥系悪魔が、長方形で、空(高さ)のある領地を持つ。

 杖一本が半径200メートルの結界(異空間)を維持する。爵位を奪われても、生きていれば、実は一本は残り、最高爵位の時の結界幅を維持するので、敗者はわりと残り一本で作った結界の中で、静かに余生を送る。残り寿命は準男爵の180年分・・・。

 領地は一辺6㎞~12㎞程度の二等辺三角形。だいぶ広くなった。

 弱い子爵でも下銅銭を月に7枚~産みだし、強い子爵は月に16枚程度、上銅銭を生む。

 年間「下銅銭」算出数-2=配下数が適正。

 上銅銭の場合、年間算出数×10=配下適正数。

 何かの時のために貯金もせねばならないから。


 上銅銭。正方形。黒く、磨かれていない赤。

 上銅銭。これを銅貨と呼ぶ者もいる。円形で、鏡のようにぴかぴかしている。



 伯爵

 定員76名

 杖四本。領地は基本的に、四角。とはいえ、空が欲しい連中もいるので不定形。一辺15㎞~35㎞の、正方形の領地が多い。ここまでくれば、立派に領地。

 杖一本で、半径500メートルの結界を作れる。

 下銀貨月に3枚~上銀貨月に15枚程度算出。

 配下数は2000人前後で、所有できる通貨数というより、住まわせる領地の具合による。田畑作ると、どうしても、大人数を住まわせられないので。

 なので精鋭である準男爵、騎士爵など、強い配下が増やされていく。場合によっては、弱い男爵子爵を配下にしている。



 侯爵

 定員24名

 杖5本 こうなると領地の形はいろいろ。

 杖一本で、半径1㎞の異空間を維持。

 爵位争奪戦で負けても、生きていれば杖2本残ることがあり、男爵になることもある。寿命も残り300年ぐらい。その場合、領地は1㎞×5㎞ぐらいと、けっこう広い。まあ、そもそも生き残らないが。

 特筆すべきは、両替商として機能するところ。砂金にしてもらえば、配下の給金として配りやすいので。

 粒(砂)金でも0.1グラム単位になるから。砂金だと、0.001グラムから取引できる。基準30まで分解できれば、上鉄銭とあまりかわらない。

 弱い侯爵でも年間で砂金40グラムは生み出す

 強い侯爵は粒金を月間10グラム以上。

 砂金を出す侯爵は配下というかもう領民は一万人前後で、男爵子爵を従えて、彼らの領地とも連結させているため、土地は広大である。

 粒金を出せる侯爵は、2万人以上の領民を抱え、伯爵までも支配下におく。

 侯爵からは、爵位を得たときに魔王への謁見義務がある。というか、新しく侯爵になりました、と告げないといけない。公爵や魔王が両替商にしていたら、それも引き継がされる。

 ここまでの高位になると、角3(長さ8㎝~)、未満の悪魔は存在しない。



公爵

 定員12名

 杖6本。

 杖一本で、半径2.5㎞の異空間を維持。

 爵位を奪われても、生きており、子爵に空きがあり、杖が三本あれば、子爵として生きていく。この場合、一辺15㎞超えの二等辺三角形の土地を維持できる。が、負けたら基本的に殺されてしまう。公爵クラスの敵対者、生かしておいても危険だし、これを許容できる『格』は魔王ぐらいである。

 小金貨ないし大金貨を生む。

 小金貨を作り出す公爵は、領民がもはや小国家規模で、大金貨を作る公爵は、もう完全に王国に君臨している感じである。

 伯爵以下の爵位持ちを抱え、場合によっては侯爵も配下にいることがある。


 大公

 最大4名

 名誉職。ふつうは魔王の兄弟姉妹に授けられるが、基本的に同母・同父は、一度ないし、二度しか子を作れない。全部埋まることはない。まれに伴侶や子にも与えられる。が、魔王の生む子は8人以上なのでどうしてもあぶれる子が出てもめるため、基本譲渡はない。父母に与えることもできるようだが、子が魔王になるまで存命な親、いたことがない。子兄弟姉妹がいようと必ず与えるものではない。

 領地棒は、己の獲得したものに、さらに魔王から1本与えられる。作る通貨は、己の出せる通貨の、一つ上。下銀貨なら、上銀貨。上銀貨なら、砂金、という風に。

 異空間維持も拡張され、本来の能力の1.5倍。

 現在0人。

 魔王に謀反したため、首を切り落とされて犬にされている。



 魔王

 定員1

 杖8本 +大公譲渡用4本(自分で使用可)

 マックスで12人子を産める、孕ませられるという。

 一本で半径8㎞の異空間を維持。

 白金貨を出す。

 魔界を統べるというか、爵位をコントロールできる唯一の悪魔。

 魔王になってやることは、魔界を安定させること。

 魔界は実は爵位持ちが多数の異空間を常設する力によって、時間と空間が安定されるので、上位層が減ると消失の危機がある。

 上位貴族悪魔が少ないと、人界との時間の流れが大きく乖離してしまう。10年とか。これ、弱い悪魔を外で安全に育てるための、世界の防衛措置である。人間の呼び出しの声が聞こえやすくなって、召還されやすくもなる。

 侯爵以上の定員が9割と、それ以下の爵位持ち定員が7割埋まっていれば、問題はないのだが、物語開始時、公・8人、侯16人、大公無しというひどいありさまで、時間の流れが10倍違う羽目になっている。


 

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