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夏休みにただで旅行に行くのは許されますか?  作者: しいず


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第35話 旅行の最後に温泉へ その1

この作品はカクヨムとpixivに投稿した物です。

街を出て帰路につきますが、帰路の途中にある山の中野温泉に立ち寄ります。

車は市街地をでると、どんどん山道に入っていくけどこの道が一番近いルート。

そして、これから寄る温泉は行きに通っている場所で帰りに寄って行こうと話していた温泉。


 ここも空さんは泊った事があるそうだけど、今回は日帰り入浴と宿泊が出来る施設に立ち寄る。

車は曲がりくねった峠道を登りきると、長めのトンネルに入る。

そしてトンネルを出ると今度は下る道になり、この下り坂を下りきると交差点の赤信号停止。、


 行きにもこの交差点は通ったけど、行は向かって右にある有料トンネルをでてそのまま真っすぐ向かって温泉街を通過したけど

今日はこのまま真っすぐ向かい、温泉に入る。


「こんな山の中に温泉街があるんですね」

「歴史がある温泉街で、トンネルが出来る前は峠を越えるのが大変だったけど

今はトンネルが出来て、冬にも来れるようになったんだよ~」

「そうなんですね」

「昔は峠を越える道は冬は通行止めだったから、トンネルはすごいよね~」


温泉街の他は渓を流れる川と山、トンネルの料金所に

ガソリンスタン、スキー所があるだけでコンビニもないそうだ。


「だから、今は便利になったよ~」

「そうですね」

「あ、温泉施設についたから、車を停めるよ~」


温泉施設についたから、車を停めて施設に入るが入口で靴を脱ぐ。

ここの料金も空さんが出してくて、温泉へ向かうけど通路は全部畳敷きとなっていた。


「畳敷きなんですね」

「そうだね。冬になると床暖房が入って温かいよ~」

「冬に来たのですか?」

「そうだよ。冬は寒いけど雪を見ながら入るのがまたいいんだよ~」

「そうなんですね」


雪を見ながら温泉なんて、なんかいいな。


「前来た時は朝に-17度ぐらいまで下がったけど、夜に―10度ぐらいの中露天風呂い入ったよ~」

「え、それって寒くないですか!?」


「旅館の露天風呂だったけど、温泉も熱いから丁度良くて気持ちよかったよ。

でも、出て仲に戻る時は寒かったけどね~」


「そうですねよ。しかし、-17度ってすごいですね」


「そうだね、旅館の窓の結露がして凍ってたし、車の窓も凍ってたけど

車の中に置きぱなっしだったお漬物が凍ってたよ~」


「それって大丈夫なんですか!?」


「元々冬につける野沢菜で、凍るぐらい寒い所に置いといて茶色くなるとおいしくなるみたいだよ~」


「そうなんですか」

「ただ、パックの漬物だから色は変わらなかったけど、味はよくなってたな~」


元々寒い所で寒い時期につけるお漬物だから、美味しくなんだ。

ただ、冷凍庫で凍らせるのとまた違うだろうなぁ。


 こんな話をしてて、お風呂い着くと服を脱いで温泉へ入る。

温泉に入る前に髪と身体を洗うと、温泉に浸かる。


「ちょっと熱めですが、山の中だけ合って気温も市街地よりもから気持ちいいなぁ」

「そうね。今日は歩いたから、気持ちいわ」

「ん~気持ちよくて~寝ちゃいそう~」

「夕、寝ないでよね」

「大丈夫だよ~温海ちゃん~」


夕が言うとおり、気持ちよくて寝そうになるかも。

あと、温泉は少し白く濁ってて硫黄が匂いがして、温泉の中に白い物が浮いているけど

『温泉にの中にあるのは湯の花です』と書いてある。


「今日はちょっと濁ってるかな。前来た時は濁ってなかったよ~」

「その日によって変わるんですか?」

「何度か来てるけど、透明で湯の花だけある時や今日みたく濁ってたりしてるよ~」

「そうなんですね」

「温泉も自然だからね。その日によって変わるみたいだよ~」


確かに、温泉も自然だから毎日同じと言う訳じゃないんだ。


「温泉もその日によって変わるんだなぁ」

「確かに、ずうっと同じな訳じゃないわよね」

「そう考えると、自然はすごいね」

「なんか、文乃らしからぬ事を言うわね」

「たまにはいいじゃない。それに、昨日までは海、今日は山と自然に触れあってるからね」

「確かにそうね。こちらの温泉も気持ちがいいわ」

「だよね~」


ホテルの温泉は無色透明だったけど、ちょっと海が近い塩っ気があった。

こちらの温泉は硫黄の匂いがして、湯の花も浮いていていかにも山の温泉って感じ。


「温泉が湧いてるって事は、近くに火山があるのかな?」

「うん、火山ならすぐ近くにあるよ~」

「そうなんですね」

「活火山で噴火してもおかしくない火山だよ~」

「そうなんですか」


温泉があるって事は火山がある事は知っているけど、まさか活動している火山とは。


「今は噴煙は出てないけどね~。でも、大正時代に大噴火を起こして、有名な観光地になってるよ~」

「そういえば、行く時に標識とか看板がありましたね」

「今は夏山シーズンだから、賑わってるかな。これから通るトンネルの先にそこへ行くトンネルが若手るけどね~」

「行ってみたいけど、この時間だともう無理ですね」

「さらに言うと、マイカーは禁止だから、バスかタクシー、歩きじゃないといけないからね~」

「ああ、それは無理ですね」


マイカーで行けないなら、時間に関係なく無理か。

もっとも、もう夕方から山の観光地へ行く方がおかしいんだけどね。


「外には~露天風呂があるんだ~」


夕がガラスの向こう側を見て言うけど、確かに露天風呂がある、


「確かに、露天風呂があるね」

「露天風呂も~広そうだね~」

「せっかくだから、露天風呂の方に行こうね~」

「ですね」


わたしたちは温泉から出ると、外へ出る通路を通って露天風呂へむかったのだった。

お読みいただきありがとうございます。


作中の温泉街は何度か行っている温泉街で、山の中で本当に温泉街しかない場所です。

冬に宿泊した時は実際に‐17度まで下がり、結露した窓のサッシが凍っていました。

後、温泉施設も実際にありここににも何度もか入浴した事があります。



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@shiizu17

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