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詩[思索]

ループ

作者: 日浦海里

命も

心も

物質も

みんなみんな回ってる

気持ちはまわる

ころころ ころころ


想いは巡る

くるくる くるくる


気持ちは心の中で円を描いて

想いは心と心に線を描いて

綺麗で複雑な模様を作りながら

命の螺旋を紡いでく


どれだけ時代が過ぎたとしても

何かに哀を感じることも

誰かに愛を感じることも

大きく形は変わらない


人を形作る因子が

螺旋を描いて連なってるから?

私達はまだ重力圏に

縛られ巡り巡っているから?


真実のとこはわからないけど


気持ちはまわる

ころころ ころころ


想いは巡る

くるくる くるくる


気持ちはどこまでも円を描き

想いはどこまでも縁を描き

交わりながら

絡まりながら

様々な感情の糸を縒り合わせ

命の螺旋を紡いでく


一つの星の命の中で

ころりころり

くるりくるり

と廻り巡り続けているから

あらゆるものが循環するから

私達の今がある

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― 新着の感想 ―
[一言] 巡る。 一人一人違う心には それぞれ気持ちが違って、でも心は回っているんですよね。 また一回転して戻った時には 同じだけれど少し違う気持ちがありますね。 それがまた、気持ちというもの…
[一言]  巡り巡って。  ここから離れたものだけど、同じものではないけれど、同じ場所ではないけれど。  離れた間に何かを含んで大きくなって、描く軌跡が螺旋なら。  再来したその時には、こちらを引っ張…
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