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青高ドグマ  作者: 超暖房
7/10

ケンティーの救出

エイテサウザ軍にも様々な役職があります

とりあえず今はケンティーを助けることが最優先だ。


藤野にはもう逃げるなんて選択は無かった。


さっきケンティーが撃たれた所から曲がり角を曲がって今ここにいるため、ケンティーがいるのはすぐそこである。


藤野は壁から覗くようにして人がいないかを確かめる。


「よし、今だ!」


銃撃戦はまだ続いているが、近い場所でもないし、エイテナーも今は飛んでいない。今度また爆撃があったら確実に死ぬ。


藤野はさっきいた場所まで走って戻ると、瓦礫をかき分けケンティーを探し始めた。


「おい!ケンティー!どこだー?大丈夫かー⁈」


必死に無数の瓦礫を持ち上げ、声をかけ続けるが、一向にケンティーの姿は現れない。


さっきのエイテサウザ軍の奴らに連れられたか...?


自分の予想が妙に当たってそうで、藤野は嫌気がさした。


その時、


「おい!お前は誰だ!ここで何をしている!」


背後から、声をかけられた。


横目で後方を確認する。


「エイテサウザ軍か...」


テロリストの黒い服ではないので、エイテサウザ軍だと識別する。


しかも一人だ。さっきの大勢いた奴らではない。


ここはケンティーを救うためにも、コイツを有効活用するか...。


藤野は例の力を使った。


「やぁ、俺だよ俺」

「ッ‼︎シュガロフ将軍でありましたか!」


シュガロフ将軍の顔は使い勝手がいい。


「シュガロフ将軍、先ほどテロリストの無線機を手に入れました」

「うむ、そうか。では私が預かろう」

「こちらでございます」


無線機か。良いものを手に入れた。


ケンティーを助けるためには、テロリストを仲間にすることがまずは近道だ。


「では、私はこれで」

「うむ、ご苦労」


そいつは、俺にテロリストの無線機だけを預けていなくなった。


まずは、高い建物だな...。


藤野は颯爽と歩き始めた。



——————————————————————



強烈な光が目を刺激する。


「...?ここは...」

「目を覚ましたかい、ケンティー君」


ケンティーは目を覚ますと、全く知らない所にいた。どこかの施設だろうか。


自分は仰向けの状態で誰かに話しかけてられている。


「おまえ誰だ!うっ...」

「まだあまり動かない方が良い。痛むからね」

「おまえは...誰だ...⁈」

「そんなに警戒しないでくれたまえ。私はエイテサウザ軍特別技術班チームリーダー、オヤマダである」

特別技術班?何されるんや?

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