エキストラ
詩・短編を書いてみました
気に入っていただけるか分かりませんが
一生懸命に書いてみました(^_^)
暇なときにでも読んで
楽しんで頂けると幸いです(^_^)
ふと思うのです
もし僕の人生が
舞台に例えられるなら
自分はどの配役なんだろうと…
僕は気づかぬうちに懐に入っていた台本を見る
それには
たくさんの配役と
その数と同じだけの台詞が割り当てられていた
僕は自分の名前を探した
名前はあった
でも
その役に台詞はなかった
ただ単純な動きの指示が
書いてあるだけ
正直
主役やヒロインではないとは分かっていた
でも
台詞ぐらいはあると思っていた
だけど
現実はエキストラ
いてもいなくても誰も気づかれないし
誰にも必要とされない役
悔しかった…
悲しかった…
でも
監督に直談判したくても
それが誰なのか分からないし
どこにいるかは分からない
例え訴えられたとしても
音声にも残らない
だって
僕はエキストラなのだから
あぁ…
どうして
僕はエキストラなのだろう
勉強をしなかったから?
夢に挑戦しなかったから?
仲間を作らなかったから?
どれも合っているとは思わないけど
どれも正解な気がする
結局
答えなんか分かるわけない
でも
テレビドラマでは
エキストラから
主役にまで成り上がった人を
見たことがある
諦めるには早いかもしれない
止まない雨はない
そう信じている