肝だめしのシーンは飛ばすつもりだったけど、肝だめしが楽しみっていう感想あったから書くとしよう。
本当はさ、お化け屋敷に行く話があるから、肝だめしのシーンは被るから止めとこうと思ったんだけどね。
肝だめしのシーンが楽しみと言われたら……もう書くしかないじゃない!
奏ちゃんside
邪魔者が居なくなって、有利君と二人きりになれたけど……有利君があまり元気が無いように見える。
「有利君……えっと、もしかしてこういうのダメな人?」
「ままままさか……お化け屋敷なんてダイジョウビっすよ」
いや、凄い動揺してるけど
だが、それがいい。めっちゃ可愛いよ有利君。
あ、これ、怖さを軽減させるという大義名分で、さりげなく距離を縮められないかな? 物理的に
「……えっと、こ、怖いなら手でも繋ぐ?」
私はそう言って右手を差し出す。
「だいじょいぶ」
しかし、有利君には断られてしまう。
「そっか……」
わかってた。わかってたよ……別に期待はしてなかったもの。
べ、別にショックとか受けてないもん。嫌われてるのかもとか思ってないもん。
「ヒョオオオッッッ! シャオオオッッ!」
少し進むと、繁みの中から白装束で、特殊メイクをした教員飛び出てくる。
「うわぁぁっ!」
有利君は悲鳴をあげて、私に抱きつく。
「ご褒美ありがとうございますっ!」
私は反射的にそう叫んだ。
有利君に抱きつかれる展開キター! 妄想が具現化したー! 全私が歓喜した! 今なら死んでも良い!
「あっ! ご、ごめん」
慌てて私から離れる有利君。
「大丈夫、むしろありがとう」
というかもっとやれ。もっと抱きついてオッケーです。むしろずっと抱きついていてもらえませんかね? お金なら払うんで。
「dhjぢcjkfぁおcっじぇいslふぃsmfjd!」
「イヤァァァァァ!」
「ありがとうございます! ありがとうございます!」
その後も順調に進み、有利君の感触を堪能する私。
肝だめしって、最高ね。
「(なんか……すげぇ納得いかねぇ)」
脅かし役の先生は何故か釈然としないような表情だった。
「うぐっ……ひっく……」
やっぱり、怖いのは苦手だったんだろう。ついに泣き出す有利君。
男の子らしい一面を見れてよかった。
しかし、この泣き顔……なぜだろう。すごく……来るものがある。
可哀想というか、この泣き顔を見て、もっとめちゃめちゃにしてやりたいって思うのは、きっと私だけじゃないはず。
あ、ヤバイ……興奮してきた……。
「あ……あはは……」
「ゆ、有利君?」
突然、虚ろな目で何かを呟き始める有利君。
「あはは…… ボクのゴール……ずっと目指してきたゴール……ボク、頑張ったから、もういいよね……休んでも……いいよね……」
「ゆ、有利君! しっかり!」
それダメな奴! 著作権的にも、死亡フラグ的にもヤバイやつだから!
「 もう……いいよね……ボク……頑張ったよね……もう……ゴールしてもいいよね……」
メディーーーック! 精神安定剤を! SAN値を回復するなにかを下さい!
「有利君しっかり! 気を確かに持って!」
「ハッ!」
両肩をつかんで必死に揺さぶると、正気に戻る有利君。
「よかった、正気に」
「だいじょうぶだ…… おれは しょうきに もどった!」
「戻ってないぃぃぃぃ!」
それ正気に戻ってないやつだから! 後で裏切る奴の台詞だから!
「大丈夫だよ奏ちゃん。俺は至って冷静さ」
そう言って、地面に落ちている丈夫そうな木の棒を拾う有利君
んんー……その棒は何に使うのかなぁー?
「気付いたんだよ奏ちゃん。お化け屋敷からお化けを排除すれば、ただの屋敷になるんだよ」
アウトーーーーっ!
全然正気じゃないよ! もはや狂気の沙汰だよ!
「GyaOおおおおおおお!」
最悪なタイミングで脅かしに来てんじゃないよ! 空気読んでよ先生!
「まず一人目だぁ♪」
先生に向かって、木の棒を振りかぶる有利君。
「ま、待って有利君、落ち着いて!」
私は慌てて先生と有利君の間に割って入る。
「なにしてるの? どいて奏ちゃん、そいつ殺せない」
ヤンデレ有利君も悪くない……ってそれどころじゃなかった。
「殺しちゃダメだよ!」
「大丈夫、安心して……痛みは感じさせないから」
「安心できる要素がどこにもないから!」
「退いてくれないなら、奏ちゃん……覚悟はいいね?」
「…………え?」
なに? 覚悟ってまさか、私を倒すつもりか……
「なに? 痴話喧嘩?」
めんどくさそうにそう言う先生。声から察するに斉藤先生だろう。
どうやったらそう見えるんですか!?
「もう、さっさとチューでもして仲直りしなさいよ」
そう言って、私の背中を強く押す斉藤先生。
「ちょっ」
私はバランスを崩し、有利君に向かって突っ込んでいき、そのまま有利君の唇に私の唇が……
奏ちゃんsideend
有利side
……昨日の事が全く思い出せん。
奏ちゃんに聞いても適当にはぐらかされるし、斉藤先生に会った時は、何故かグッジョブと親指を立てられたし……全くわけがわからないよ。
肝だめししてて、麗奈さんが何処かに行って……それで、どうなったんだっけな?
全く思い出せん。
とりま、林間学校終了。
お化け屋敷の話もせっかく書いたし消しはしないけど、ネタが被るのはなんか嫌だな。
感想が来るのは嬉しい。
しかし、レビューも欲しいところだ。
レビュー……書いて欲しいなっ♪
うっ、自分でやってて吐き気が……ウオエエエエエエェェェ!
……これが深夜テンションというやつか……恐ろしい……。
くそ眠い。ちょっと永眠してくるわ。




