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かしの木の誕生日

 初めて書いたお話のタイトルは、「かしの木の誕生日」だった。

 記憶が定かではないが、小学校に入りたての頃かと思う。雑誌の付録の小さなノートに、濃い鉛筆で大きな文字を数枚、書き連ねた。

 かしの木とは、「樫の木」である。なぜ樫の木なのか。当時は森の主のような大木をイメージしていたのだが、未だに樫の木とはどんな木かわからない。たぶん何かの絵本で読んで、語呂合いを気に入ったのだと思う。語呂合いどころか、ストーリーそのものすらその絵本から拝借しているかもしれないが、とにかく私の物書きの原点は、「かしの木の誕生日」だった。


 飽き性の私が十数年間、唯一続けていることが、物を書くことだ。続けているといっても波は激しく、まったく書いていない期間もあったのだが、やっぱり頭の片隅では、いつも文章を組み立てたりネタを探したりしていた。

 読書感想文は、夏休み初日から何日もかけて取り組む。国語の時間の作文は、おしゃべりなんて一切しないで全力投球。他の科目は捨てても、現代文・古典のテスト勉強は直前まで必死。「給食についての作文書いてくれない?」と担任の先生に言われ、嬉々として渾身の一枚を書き上げた数ヶ月後、ホッチキスで適当に束ねた冊子にかなり浮いている力作が掲載されたのも、いい思い出である。

 社会人になってからも職場に提出する研修レポートは気合いが入る辺り、とにかく書いて表現することが好きなんだと実感する。


 「かしの木の誕生日」は、森の動物たちがかしの木に、サプライズでお月さまをプレゼントして幕を閉じる。お月さまほどインパクトはないし夢も希望もないけれど、日常にひそむ些細な思い、不意に思い出すむかしの話、思いつくままお届けしていきます。

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