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夏芭の上京の状況  作者: 西座屋


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11/17

(11)『フリマ当日』

○広場(2週間後・午前)

  フリーマーケットが行われている。

  夏芭と麻美子のブース。

  麻美子は慣れた様子で着なくなった服を好きにディスプレイしている。

  夏芭は商品をただ並べてあるだけ。和柄のキーケース、コインケース、巾着、

  文庫本カバー…などバリエーションはあるが手作りのため全て一点もの。

夏芭「…」

麻美子「ねぇ、袋から出してみたら? ぱっと見て分かる方が良いんじゃない?」

夏芭「…ああ! (なるほどと思う)」

  麻美子、夏芭の商品を勝手にディスプレイし始める。

    ×    ×    ×

  夏芭の商品が麻美子仕様で見やすくディスプレイされている。

  男性が立ち止まり商品を見る。

夏芭「(気付いて)いらっしゃいませ」

男性「…(しばらく物色する)」

  男性、キーケースを手に取り見る。

夏芭「…」

  男性、キーケースを買うと夏芭に差し出す。

夏芭「ありがとうございます。六三〇円です(と袋に入れるため一旦受取る)」

  男性、七〇〇円渡す。

夏芭「(受取って)七〇〇円お預かりします…。七〇円のお返しです(と差し出す)」

  男性、受取る時に夏芭の手を両手で握手するようにキュッと握る。

夏芭「!」

  夏芭、思わずビクッと動いた事でお釣りが零れ落ちる。

麻美子「?」

  麻美子、見ると男性が両手で夏芭の手を握っている…。

麻美子「(えっ)!」

夏芭「(固まっていて)…」

  男性、お釣りを拾う。

  キーケースを入れた袋を持って行ってしまう。

夏芭「…」

  夏芭、麻美子を見る…。

麻美子「…本当にストーカーされてたの!」

夏芭「(え)……」

  夏芭、すっかりストーカーの事を忘れていた。

  あれって私の勘違いだったんじゃないのっ?

夏芭「(渋い顔で)うそぉー…! ホントにっ…? (と疑う)」


(了)


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