大学1年生編
君に好きと伝えたい。でも、君が私のことただの友達だって思ってること知ってるからこの気持ちは言えそうにない。思い返せば、いつから君のことに対して恋愛感情のようなものを持つようになったのだろう。最初はただの仲のいい同性の友達だったはずなのに。今では、こんなにも離れ難い。なので、出会った頃から振り返ってみようと思う。
1年生4月
私は、地元の大学に無事合格し通い始めていた。学校にも慣れてきたころ、ある程度友達と言える人もちらほら出てきた。特に、好きな音楽の系統やアニメなど共通点が多くて服装も同じような子つまり趣味が似ている、フィーリングが合う子と仲良くなった!3年後となる今でも覚えているのは、好きなアニメのキャラクターをスマホに忍ばせていたときに「そのスマホケースの感じいいね!」と褒められたこと。時間としては一瞬だし、細かいことなのに君に褒めてもらえたことがただただ嬉しかった。
1年生5月
困ったら着るようにしている青と緑のシャカシャカジャンパー。結構色としては派手なので、君はこれを見るとすぐ私とわかると言っていた。それ以来、これを見るたびに着るたびに、君のことを思い出して1人で楽しくなってしまう。この時かな。ちゃんと名前で呼び合ったのって。今までは、話すけどしっかりと名前で呼んだことなかったかも。
初めて、君と映画を見に行った。原作は好きだったのに映画では面白さというか感動が欠けてしまっていた気がした。
1年生6月
音楽のフェスに一緒に行かない!?という話になった。私は、家族以外と県外に出たことがなかったので友達との初旅行だった。計画を立てることは好きだったので2人で意見を出し合いながら進めていった。しかも、旅行先が君は何回か行ったことがあるということで頼りになった。なんか、かっこよかった。
1年生8月
一緒にフェス旅行行った!!!私の好きなアーティストと君の好きなアーティストが同じ日に出るということで企画されたもの。韓国風の街並みを巡ったり、夜にタワーを登ったりして街を見渡した。なんだかロマンチックで満たされた気持ちになった。
それから、数ヶ月間2年生になるまで映画を見に行ったり、遊びに行ったり楽しい友達ライフを送っていた。
という感じで1年生は終わった。まとめてみると、新しい世界で自分と同じ何かを持っている人と出会ったという興奮があった年だったと思う。これから続いていく学生生活で一緒に過ごしたいと思った友人ができてとても嬉しかった。
そんなこんなで2年生編に続く。