表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
[週間ランキングランクイン]時間貸し『ダンジョン』経営奮闘記  作者: ざつ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/42

異世界ビジネスコラム:デッドエンド流 心の治癒魔法(第4回)

逆境を「跳躍台」に変える心の鍛錬


デッドエンド・ダンジョン経営者の山田耕太です。


前回は、チームを育むリーダーシップについてお話ししました。


今回は、どんな困難な状況に直面しても、僕自身が心を折らず、しなやかに立ち直るための「自己管理」と「心の知恵」について深掘りしていきましょう。



リーダー自身の「治癒魔法」:心身の健康


リーダーは常に重圧と向き合っています。僕も、ダンジョン経営の多忙な日々で、心身ともに疲弊した経験があります。そんな時、メティスから学んだのは、リーダー自身が健全でなければ、組織全体が揺らぐという真理でした。


•自己レジリエンス・ストレス管理(しなやかに立ち直る力):


o概説: 困難な状況下でも、自分自身が心身の健康を保ち、しなやかに立ち直る力です。ストレスの原因を認識し、休息や趣味、信頼できる仲間への相談を通じて適切に管理します。

oデッドエンドでの学び: 僕自身が疲弊した際、無理せず休む時間を作り、スタッフに頼ることで、リーダーとしての自己管理の重要性を再認識しました。


•レジリエンス・成長のマインドセット(失敗を学びの機会に):


o概説: 困難や失敗に直面した時、ただ打ちひしがれるのではなく、それを学びの機会と捉え、次へと繋げる肯定的な心の姿勢です。

oデッドエンドでの学び: 大規模な魔力嵐やSNS炎上といった未曾有の危機も、僕たちがさらに成長するための「課題」だと捉え直すことで、チーム全体で前向きに乗り越えることができました。

心の奥底を探る「NLP」の応用:自己認識と目的


僕が以前紹介したNLP(神経言語プログラミング)は、コミュニケーションだけでなく、自分自身の心の状態を深く理解し、望ましい変化を生み出す上でも役立ちました。


•タイムラインセラピー・リフレーミング(過去の意味を再構築):


o概説: 過去のネガティブな経験を時間軸上の体験として捉え、その意味を再構築することで、心のトラウマや制限を克服する技術です。ネガティブな出来事を異なる視点から見てポジティブな意味付けに変えることを「リフレーミング」と言います。

oデッドエンドでの学び: 広報担当リリエルの過去の失敗を「冒険者の心の痛みを理解する貴重な経験」としてリフレーミングすることで、彼女が自信を取り戻し、成長するきっかけとなりました。


•アンカリング(成功体験の再現):


o概説: 成功した時の感情や状態を、特定の五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)と意識的に結びつける技術です。その「アンカー(錨)」を呼び起こすことで、いつでも最高の状態を再現できるようになります。

oデッドエンドでの学び: リリエルやブルダが、過去の成功体験を特定の合図(指の動き、掛け声など)と結びつけることで、困難な状況でも自信を持って最高のパフォーマンスを発揮できるようになりました。


•モデリング(成功のプロセスを学ぶ):


o概説: 傑出した成果を出す者の「思考プロセス」「行動パターン」「信念」を注意深く観察し、それを体系化して他のメンバーにも再現可能な形に落とし込む技術です。

oデッドエンドでの学び: 驚異的な討伐効率を誇るスライム部隊のリーダーの動きや思考プロセスを分析し、その「成功のプロセス」を他のモンスター部隊にも指導することで、チーム全体のパフォーマンスを飛躍的に向上させました。


•NLPビジョンタイムライン(未来を鮮明に描く):

o概説: 心の中に時間軸を描き、未来の理想の自分や組織の姿を具体的にイメージし、その感覚を今に持ち帰ることで、未来への行動を促す技術です。

oデッドエンドでの学び: ダンジョン経営の成功後、僕自身の「本当の目的」を見失いかけた際、NLPビジョンタイムラインで未来の理想像を鮮明に描くことで、新たな学びと成長の道筋を見つけることができました。


•メタアウトカム・パーパスの追求(究極の目的):


o概説: 表面的な目標のさらに奥にある、最も大切な「目的」や「存在意義」を明確にすることです。全ての行動の根源となる、揺るぎない魂の指針となります。

oデッドエンドでの学び: デッドエンドの真の目的が「冒険者が自らの可能性を信じ、成長し続けられる場所を創造すること」だと明確になったことで、チーム全員の行動に深い意味が宿り、組織が揺るぎない存在となりました。



終わりに


リーダー自身の心身の健康は、組織全体の安定と成長に直結します。

そして、自分自身の心の奥底にある目的を明確にすることで、どんな逆境も乗り越え、より強く、より賢く成長することができます。


これらのスキルは、リーダーとして、そして一人の人間として、より豊かな「冒険」を続けるための「知恵の光」です。皆さんの日々の「冒険」においても、これらの知恵が、困難を乗り越え、心の砦を築く助けとなることを願っています。


ようこそ、新たなビジネスの舞台へ!


デッドエンド・ダンジョン経営者の山田耕太です。 僕が突然転移してきたこの異世界で、戸惑いながらも学んできた「世界の仕組み」や「常識」「ビジネススキル」について、みなさんに共有できれば幸いです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
その他の作品もぜひ!
ガイア物語(代表作)
 壮大な異世界ファンタジーサーガ 同時並行的に複数のストーリーが展開します
時間貸し『ダンジョン』経営奮闘記
 異世界でビジネススキルを使い倒す異色ファンタジー!
幻想文学シリーズ
 日常に潜むちょっとした不思議な話。ちょっと甘酸っぱい話。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ