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タイプ31「やっぱり要弧なんだな」

カップリング・・・成功なのかな?

「さて・・・・ご説明を願おうか狼?」


羊が狼と慎を正座させて聞いた。

「・・・まぁ、事故みたいなものかな?」

「そうそう、狼くんの言う通り予期せぬ事故だったんだよ」

「え?誰か事故に遭ったの?」

要弧が心配な顔をのぞかせた。


≪≪≪うん・・・君が事故に遭ったんだよ・・・≫≫≫


「全く・・・女の子らしくなる催眠術ねぇ?」

「いや・・・まぁ、出来心というか」

「なに?・・・まさかお前、私によからぬ思いがあるんじゃないだろうな?」

≪あるわけねぇだろ・・・つっても、まさか凶暴化を止めてオレのプライベートライフを守るためにしましたなんて言ったら・・・いや、さすがに怒らねぇよな?オレだし≫

「まさか・・・私の凶暴化を止めて自分のプライベートライフを守るためなんじゃないでしょうね?だとしたら・・・殺すよ?」

「ほんの興味本位です、本当調子乗っててすみません」

心を見透かされて焦る狼だった。

「でもまぁ、催眠術なんだからあっさり解けるだろ?ほら、指をならせばさ?」

「・・・ごめん狼くん、僕指ならないんだ」

狼の視界がどんどんかすんでいった。

「じゃあ・・・催眠術は解けないの?」

「うん・・・なにか精神に強いフラッシュバックが起きない限り、戻らない」


「・・・おい、どうにかする手立てはあるんだろうな?」


羊がめっちゃ怖い笑顔で慎に聞いた。

「いや、その、別にいいでしょ?かわいくなった要弧ちゃんなんてめちゃくちゃレアじゃん!多分今見逃せば一生見れないよ!うん!」

「・・・私のブチ切れモード見る?一生に一度しか見れないよ?・・・死んじゃうから」

≪あれぇ?羊ちゃんってこんなに怖い子だったの?要弧ちゃんより怖いなぁ〜なんて≫

慎が涙目になりながらあまりの恐怖に失神した。

「・・・で?・・・どう責任取るんだ狼」

「・・・どうしましょう?」

「ねぇ、殺していい?いいよね?てか私の手で葬っていいよね?」

「大丈夫だから!オレが付きっきりで守るから!ずっと!いや一生!死ぬまで一緒にいて守り続けるから!」

何気にかっこいい台詞をそんな所で使っていいのか?

≪・・・え?いや、それは困る!!雫との恋はどうなるのよ!!!≫

「べ、別に要弧にそこまでしなくても」


「え?・・・狼、今の・・・私に言ったの?」


要弧が紅くなる、そして羊が石になる。

「おお!絶対にお前から離れねぇからな!」

そして空気も読めずに大胆発言の狼。

「・・・じゃあさ・・・明日、デートしたい」

「おぉ!デートでも新婚旅行でもどこへでも行こうぜ!」

既にやけくそモードの狼は焦点の合っていない目で強く断言した。



 そして要弧と慎が帰った後、狼は羊に『死の制裁一歩前、極上フルコース』という名の拷問を受けることとなった。


 次の日の繁華街

要弧と狼が仲良く歩いてます。なんだかんだ言って微笑ましい絵です。

その後方に怪しい三人組がいます。羊と臣と音恩です。なんかすっごく二人を睨んでます。

「・・・・まさか・・・狼と・・要弧が・・・付き合うなんて」

臣は露骨に黒いオーラを出してます。

「いや〜、でも驚いたな、あの要弧が天使の微笑で狼と公然の前でイチャイチャとは・・・なんか新鮮だし、お似合いだし、てかむしろこの物語にはそういったドキドキで甘い恋模様が今までなかったと思うんだが、どう思うお二人さ」


「・・・黙らないと、殺す・・・」


臣が涙目で後ろに業火を背負いながら音恩を黙らせた。

「てかナンパ野郎、あんた悔しくないの?」

「え?なんでオレが悔しがるの?」

「だって!誰も落とせなかった要弧をあっさり狼が!」

「いや、要弧はそりゃ美少女だけどさ、一途に狼が好きだったし、心に決めた奴がいる女の子を落とすのはオレのナンパ道に反するよ、それに・・・なんか要弧幸せそうだし、これでいいんじゃないのか?」

「・・・てめぇ、んな事言ったら後の人はどうすりゃいいんだよ?」

「はい?」

羊が辛そうな顔で言う。それを見て、音恩は溜め息をつく。

「・・・まぁ、狼も罪な男だけどさ・・・それってあんた達にも言えることだろ?」

「はぁ!なんで!?」

「おいおい・・・学校で毎日いくつラブレター捨てているんだい?」

「・・・それは」

「誰にだって叶わぬ恋ってやつはあるんだよ・・・不条理だが、それは認めるしかないだろ?・・・でもよ、そうやって叶わぬ恋の上にできている幸せな恋ってさ、本当、幸せなものなんだよ。それを手に入れれるよう、がんばるしかないんじゃないのか?」

「・・・お前に励まされても、意味ねぇよ・・・けど、サンキュ」

羊がそう言ったら、音恩はピースをして笑った。


 で、当の本人達は。

「ねぇねぇ!このぬいぐるみかわいいね!」

「・・・うん・・・そうだね」

「あ!この置物もきれい!」

「・・・そうだね」

「・・・もう、狼さっきからそればっかり・・・もしかして楽しくない?」

≪・・・いや、その・・・なんて言うか≫

「ねぇ〜?狼?」

そう言って顔を近づける要弧。


≪・・・緊張している事に気づいてくれないかなぁ?≫


狼は顔を赤くして珍しく動揺していた。

≪あぁ〜、昨日はつい勢いに乗ってデートを承諾したが・・・オレまともなデートなんてはじめてだよ・・・それに、まさか相手が要弧だとは・・・まぁ要弧とは幼馴染だし、嫌われているというよりは、便利君として見られていると思っているからなぁ・・・・てか・・なんで女の子らしくなった瞬間オレの事が好きになったんだ?≫

頭の中でいろいろ考える狼、それを見て、要弧はつまらない顔をした。

「狼、さっきからやっぱり上の空だよ?・・・狼が楽しんでなきゃ私も楽しくないな〜」

「わ、わりぃわりぃ、そうだ!アイスクリーム買ってきてやるよ!ちょっと待ってて」

そう言って狼は走って行ってしまった。


行列に並ぶ狼、だが、頭の中では考え事でいっぱいだった。

≪要弧が今のままでいいかどうかって言ったら・・・やべぇ、何とも言えない。かわいい要弧は今までのように凶暴じゃないし、オレはビクビクせずにすむ・・・それに、オレの事が好きと言ってくれるし、考えてみれば超美少女の彼女ができたって事だよな?・・・≫


「でも・・・このままでいいわけ・・・無いよな」


≪催眠術で本当の要弧からかわいい要弧にした、それって要するに今までの要弧じゃあ、ないって事だろ・・・そんなの・・・いいわけねぇだろ・・・≫

そう思いながら、狼はアイスクリームを買って戻ってきた。

「待ったか?」

「ううん、大丈夫だよ」

二人は歩きながらアイスを食べる。

「・・・ねぇ狼、昨日のあの台詞って・・・告白?」

狼は電柱に顔面をぶつけた。

「ぶふぉあ!・・・えっと・・・お前と一生一緒にいるって言ったあの台詞か?」

『コクコク』

かわいく頷く要弧。

≪やべぇ・・・かわいすぎるだろ・・・むしろ本当に要弧なのかどうかが疑いたくなる位だ≫

「・・・あ、あぁ」


「・・・じゃあさ・・・今度は、『好き』って言って」


≪・・・何?この展開?あれ?お、おかしい、こんなの予想もしてなかったなんてレベルじゃねぇぞ!ゆ、夢か?そうか!夢なんだよ!そうに違いない!≫

自分で自分を殴る狼。

≪・・・いてぇ≫

「何しているの?」

不審がる要弧。

≪あぁ・・・もう完璧普通の女の子だよこの子・・・もう・・・今までの要弧じゃねぇのか・・・いつも強がって・・・いや、強いか普通に・・・それで、素直じゃなくて・・・いや、平然と命令を下して自己中心的だからある意味素直か・・・・えっと・・・オレだけにはタメ口で・・・・あれ?・・・・いや、でも・・・オレは・・・≫


≪そんな要弧と・・・ずっと・・・一緒にいたいんだよな・・・今までも、これからも・・≫


「・・・好きだよ・・・今までの要弧が」

「・・・今までの?」

「・・・まぁ、女の子らしさは乏しいけど・・・いつも堂々としていて、そこら辺の男はボコボコにして、いつもオレに不条理な命令ばっかして、そのわりにはオレのために真剣になったり、ちょっとかわいく浴衣着てみたり、所々変なスイッチが入ると変になる、そんな要弧と・・・オレはずっと一緒にいたいね」

そう言って狼は笑った。

そして、要弧は、少しキョトンとして固まる。

「・・・あれ?・・・要弧?・・・よーうこ?」


「・・・・女の子らしさが乏しくて悪かったわねぇ?」


「・・・あれ?」

「いつも偉そうで?大男も一撃で倒して?いつも命令してくるうるさい奴?」

「言ってない言ってない」

「しかも・・・浴衣で超かわいく決めたのにちょっとしかかわいくなかったの?」

「・・・いや!めっちゃかわいかったよ!本当!」

「それで?・・・所々変なスイッチが入るって何よ?」

「え?だから・・・酒飲んだときとか、風呂でのぼせた時とか・・・あ」


「・・・・なんでお風呂に入ってのぼせた私を知ってるのかな〜?」


ムンクの叫びの如くしまったという顔になる狼。

かわってなぜか怒りゲージがマックスにきている要弧。


「じ〜ん〜・・・貴様には究極の制裁が必要のようね?」


 後方にいる三人

「あれ?・・・要弧が狼をボコボコにしている?」

「うそ?・・・あちゃ〜、狼くん何かしちゃったみたいだね〜、折角の甘いデートもものの数時間か・・・哀れな」

「・・・・・よかった。まだ、チャンスはある」

≪・・・戻ったのかしら?・・・やった!チャンスはある!≫

羊も臣も喜んではいたが、


「死ね!死ね狼!恥かしい台詞を平然と言いやがって!」

「グハッ!げしゃ!・・まぁ、嘘は言ってないからいいだろ?・・ドグハ!」

「今までの台詞!絶対私以外に言うなよ!」

「ドルファ!・・・わ、わかったよ」


結構二人の距離は近づいたようです。




さぁて、次回から羊とか他のキャラの恋模様でも描くか!

そうそう、『ナイトで行こう!』という新小説書いたのでそっちもよろしく、結構見ている人が多くて嬉しいです。

あ、そうそう、これまだ完結じゃないから、別にダラダラしてないよ、ただもう狼の鈍感ぶりとハーレムぶりに作者が怒りを抑えきれなくなったからくっつけさせました、何か問題でも?

あぁ・・・にしても、後の奴ら誰と結ばせようか?

行き会ったりばったりで毎日生きてます。

じゃあ!感想評価!後なんか『こんな話が見たい!』てのがあったら言ってね。

さぁ!これからが始まりだ!(いろいろの、ね)


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