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タイプ14「夏の旅行だ!恋のバトル其の一」

さぁ!長くなるぞ!!

夏も中盤、ギラギラ光っている太陽、

そんな時期に最高に気分がハイになれる場所はどこだか知ってる?

海だよ海!!しかも温泉付きの!!



バスが高速道路を緩やかに走っている。

もちろん狼がチャーターしたバス。

「はぁ〜、じん君は金持ちだったんだね〜」

北崎が感心しながら言う。

「ふ、これごときで驚くとは・・・庶民だな」

奈絵美が不敵な笑みを浮かべる。

「ほぅ?まだ何か大掛かりな金のかかっているイベントが?」

しゅうがニッコリしながら狼を見る。

「いや、とくにねぇよ」

「またまた〜、豪華料理の付いた温泉付きの近場にきれいな海がある最高の旅館のセレブルームを5部屋も取ったんでしょう?」

慎が可愛い笑みを浮かべて言った。{あれ?覚えてる?最初の方にいたじんの親友だよ!}


「あぁ・・・まさか15人も来るとは思ってもいなかったからな」


狼に羊に要弧、雫、奈絵美、臣はいつものメンバー、

それに、慎、北崎、しゅう、音恩、将騎の男子メンバー、

んでもって、栗鼠、辰来、美緒の弟妹メンバー、

そして運転手をしている今回の保護者役、

「さぁ皆さん、もうすぐ海が見えますよ」

銀髪で優しそうな顔のスリムな体系をした自称羊の従兄弟、

阿隅あずみ鎧乞ようすけ

まぁ、要するに、

骸骨の人間Vr

まぁ、もちろんうまく騙せている。


「・・・・きれい」

「そうだな〜、本当きれいだよ」

臣と要弧は海を見入っている。

「・・・ふ、実に美しい」

「あぁ、あそこのお姉さんも可愛い水着を着てるぜ」

音恩としゅうは海に来ている女性に見入っていた。

そして要弧の気分を害したとしてバスの窓から放り出された。

「ふぅ、うるさいのが減ってくれたか」

「いやいやいやいやいや、死んじゃうって」

狼の発言に北崎がつっこむ。

まぁ二人は窓にしがみついていたから自力で生還した。


「本当に海きれいだね!こんな所について来てよかったのかなぁ?」

「いいって、どうせうちの無駄な金なんだから」

「ちょ、りすちゃん、女の子はそんな事言っちゃダメだよ」

辰来がやんわりと注意する。

「あぁ?なに?文句ある?」

だが不良少女の睨みには勝てなかった。


「・・・・まだ、着かないの?」

顔を真っ青にした雫、乗り物酔いのようだ。

「僕の薬分けてあげますよ」

同じく顔を青くさせた将騎が雫にアメを渡す。

「・・・あんた、これは薬じゃなくてアメよ」

「・・・はい?・・・あぁ、すみません、これです」

そして今度は胃薬を渡してきた。

「いや・・・それ胃薬、あんた頭大丈夫?」

「・・・え?・・・頭痛薬ですか?・・・これです」

そして風邪薬を出す将騎、

「あんた・・・どんだけ薬持ってんのよ?・・・病弱すぎるでしょ?」

「・・・え?・・・病気?・・・大丈夫ですか?」

「あんたこそ大丈夫か心配よ」

「お前ら死にかけの会話は止めろって」

狼が酔い止め薬を渡しながら言った。

「さぁ、もうすぐ着きますよ」

骸骨がそう言うと、バスは海に近い立派な造りをした旅館の大きな駐車場に入った。


「さて、バスを降りる前に、部屋割りを決めましょうか」

骸骨が全員を見渡しながら言った。

「それなら俺が決めた、オレとねおとしゅう、ようすけさんとイケ崎としょうき、ようことおみとしずく、なえみとひじりとみお、後はりすとしんとたつき、完璧だろ」

自信満々に狼が言った。

「えぇ〜?男同士かよ?」

「女がいっぱいいるのになんで分けるんだよ!!お前は先生か!!」

早速音恩としゅうが文句を出す。

「・・・兄貴・・・なんで私だけ男に囲まれてんのよ?」

栗鼠が目を光らせた黒い顔で聞いてきた。

「安心しろ、しんはオカマだから女は襲わない、たつきも女顔だから大丈夫、第一襲い掛かったってお前ならこの二人をひねり潰せる、完璧だろ?」

「すっごくムカつく正論ね、却下」

「なんだよ、だったらどうすればいいのか言ってみろよ」

「じゃあオレが案を出す、俺とみおちゃんとしずくちゃん!後は適当!」

しゅうが自殺行為の言葉を口走った、案の定、臣と雫がしゅうの後ろに立って目を光らせた。

10分後、しゅうは頭から血を流しながらそこら辺の木に逆さ吊りにされていた。

「自分の欲求を第一優先にするのは最低よ、ここは論理的に、まずはようすけさんとねおとあの吊るされているバカ、あつしとしょうきとしん、みおちゃんとりすちゃんとおみ、なえみととたつきくん、そしてようことひじりと私!どう?」

雫がおや指を立てて決める、

「おい、俺が入ってないぞ」

狼が明らかに怒った様子で言う、

「あ、あ、あんたなんて外で寝てなさい!!」

「・・・ほう?・・・今回は誰のお陰で来れたのか分かってるのかな〜?」

「いひゃいいひゃいいひゃい!!!」

狼が雫のほっぺをつねる。

「今回はなんだか強気だなじん」

「あぁ、ま、原因は・・・あれだろ」

北崎が目線を向けた先は、上の空の要弧、

「バスに乗っている時から思っていたんだが、ようこはなんだか今日はいつもの調子ではない」

「そうだよな、なんか、別のことで頭いっぱいみたいだな?」

音恩がしゅうをサンドバックにしてパンチをして言った。

「なにか・・・悩み事か?」

「はっ、なわけないだろ?どうせ海で泳げないんだよ」

その言葉と共に今度は音恩が要弧のサンドバックにされた。


「ったく、部屋割りは俺の言った通りにするぞ!」

「いーやーだー!あんな男たちと同じ部屋なんて絶対やだ!」

栗鼠がダダをこねていると、骸骨がここぞとばかりに目を光らせた。


「こうなったら、クジで決めましょう」


骸骨はもう既に用意したアミダクジを取り出した。

「これの決定には絶対従う事、いいですね?」

そう言うと、全員も納得したようだ。

そして、不敵に笑うものが二人・・・。

それは、羊と骸骨、

≪ふふふ・・・わかっているわね?がいこつ≫

≪任せときひじりちゃん!言われた通り細工は施したで〜≫

なんかいつの間にかダークになった羊だった。


「じゃ!発表するよ・・・まずは、ねおくんとしゅうくんとあつしくん、しょうきくんとしんくんと僕、みおちゃんとたつきくんとなえみちゃん、りすちゃんとおみちゃんとひじりちゃん、そして、しずくちゃんじんくん・・・ようこちゃん、で、決定!」

「なに!?」

「「うそ!!」」

「え?」


「・・・え?」


狼に始まり、音恩と復活したしゅうが声を合わせて驚き、雫が顔を赤くして、最後に、要弧が上の空からやっと戻ってきた。

「じゃあ、この決定は覆せない、みんな仲良くね」

ニッコリ微笑む骸骨、対照的に、ほとんどの人は困った顔をしていた。

困る狼、そして、満足な笑みの羊、

≪ごめんなオレ、かなり危ない賭けだが・・・しずくとうまくやれよ≫

どうやら羊は雫とうまく行って欲しいと思ったようだ、


≪あいつは・・・たしかに、いつも悪口ばっかりだが、本当はいい奴だよ、お前の事も真剣に好きなはずだ、初めて、しずくが見せたあの時の悲しそうな顔、俺は忘れねぇ、オレは、あの表情を、あいつを、守らなきゃならねぇと思う・・・うまくやれよ!じん!!≫


羊の固い決心、はたして、羊の考えは・・・うまく行くのだろうか。


そして、さっきからどうも元気のない要弧、

≪・・・お姉ちゃん、元気ないな≫

辰来が心配して声をかける。

「・・・お姉ちゃん・・・大丈夫?」

「・・・あぁ、たつき・・・大丈夫だ・・・よ」

「・・・どうしたの?」

「・・・別に」

「何でもないなら・・・そんな顔しないだろ?」

「・・・まぁ・・な」

「・・・じんさんの事、意識してるんだ?」

そう言うと、要弧は体をビクッと震わせ、真っ赤になった。

「べ、べ、べべ、別に」

「・・・お姉ちゃん」


≪・・・やっぱ、お姉ちゃんは、じんさんが好きなんだ・・・でも、じんさんは鈍感だし、お姉ちゃんはかなりシャイだし・・・ここは、オレが恋のキューピットにでもなってやるか!・・・お姉ちゃんには、本当に世話になってるからな・・・いじめられっこだったオレを、いつも守ってくれた・・・せめてものお返しだ!・・・がんばるぞ!≫


・・・・なんだか、ややこしい事になりそうな予感がする、だが、それでも、

物語の歯車は止まらない。


「・・・おみ姉、元気ないよ?」

「・・・・そう?」

あらか様に暗いオーラを出す臣、

どうやら狼が要弧達と同じ部屋なのがショックのようだ。

「・・・やっぱり・・・じんさんと同じ部屋がいいんだ?」

「・・・・え?あ、いや・・・それは」

顔を赤くさせる臣、そしてそっぽを向いてしまう。


≪・・・おみ姉は私の自慢のお姉ちゃん、かっこよくて私の憧れ・・・なにより、大切なお姉ちゃんだもん、おみ姉が困っているなら、私助ける!・・・おみ姉!きっとその恋!実らせてあげるから!≫


やる気満々で背中に炎を上げる美緒、かなりガッツがあるようだ。


「・・・なえみちゃん・・・どうしたの?」

慎がボーっとしている奈絵美の肩を叩く。

「・・・・え?」

眼鏡の奥に見えた悲しい瞳、それを見た慎は驚いた声を上げる。

「・・・なんでもない」

凛々しく言い放つ奈絵美だが、かなりショックを受けたと見える。

≪・・・ふむ、同じ乙女心を持っているもの同士、君の気持ちはわかるよ・・・≫

「・・・じんのことが気になる?」

「な!・・・バカを言うな!」

「素直じゃないと・・・損するよ?」

「く・・・」

「・・・手助けしてあげる」

「い、いらん!」

「意地張ってると、本当の愛のある恋人はできない、素直が一番、ね!」

眼鏡を奪う慎、

「コンタクトしてるでしょ?眼鏡はいらない」

「・・・・ふむ」


≪・・・本当、あの四人の中でまさかじんを好きになる娘がいるなんて、驚いたけど、じんのよさを理解してるって事だよね・・・よかったなじん、お前が好きな娘、ここにいたぞ≫


親友のため、恋のエキスパートのニューハーフが動き出した。



恋をする者、その者に手を貸す者、果たして、この恋はどうなるのか・・・。


「・・・なぁ、なんか、あいつら顔赤くなってるぞ」

「本当だ・・・どうしたのだろう?」

音恩と北崎が真っ赤になっている要弧達と、何か覚悟を決めたような羊達を見て、

≪あぁ・・・じん関連か≫

≪うん、じん関連だな≫


暑い太陽、だが、それすらを超える熱い恋が、今更に熱くなろうとしている。



感想評価待ってますよ〜!

あとアンケートしま〜す。

狼とお似合いなのは誰?と言う事で、

狼とお似合いの娘を感想に書いてください!

まぁ別にこれでエンディングが決まるわけじゃないけど・・・というかエンディングはかなり先ですが、知りたいので教えてください!

本当!評価よりアンケートを求める勢いですから!

ぜひ、待ってます。

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