入院1日目 脳内・斗真の記憶と人格者
今日も始まります
お楽しみに
ここは超能閉鎖空間サイコクローズ、中川斗真が考え出した空間である
ある程度の発想であればリアルとは違うSFの世界を創り出すことができる
この空間は無限大に見えるが斗真の脳内のスペックしか広がらないため見えない壁ができる。
それを利用して自分の部屋の壁や天井を創り住んでいるのが多重人格者達なのだ。
まず普通の状態の人格が斗真とすると他の人格者が脳内容量のバックアップか思考分散をしていることになる。
壁を創れるということはこの世界では斗真の知識を利用してこの子たちは衣食住を共に行い生きている。
斗真はほぼ人格者と一体化した解離性の障害者となってしまったのだ。
ただ性別や体格の違いがあり、多趣味な斗真は現在どれから手を就けたらいいのか混乱している状態である。
つい魔がさした突然理性という名の天使が悪魔と自分の脳内で戦っているという経験ありませんか?
斗真の場合それが記憶が薄くなるか無くなりかってに人格者が戦うという何とも馬鹿げた頭になってしまった。
原因は父がいない祖父母も他界し母が放任主義で仕事熱心な家庭で育ったのが原因の一つになっている。
そのほかにも協調性、ふなれな集団行動、他とは違う環境、普通が分からない、目立って夢で金を稼ぐんだという野望などの性格が斗真を追い込み人格者を創らせてしまった。
「中川斗真さん!3時間前のことまたはそれ以降のこと覚えていらっしゃいますか?」
「先生さあ私たちのこと気づいているんじゃないの?」
先生の話を聞いて一人目の多重人格者が話した。
この空間は会議室みたいな部屋になっており椅子とテーブル以外にも畳・ソファー・ベットが備え付けられており今は全員食卓位のテーブルで囲んで相談をしている。
「そんな知らねえよ、俺は自分がすっきりすればそれでいいし言いたいこと言うぜ。なんなら強硬手段を取ればいいじゃね」
二人目の人格者が言った後三人目の人格者が
「それじゃあ斗真君が困るんじゃあない?」
「おまえまだ話してないな、意見聞かせろ」
二人目が四人目の人格者に話をしてたんたんと答えた。
「キイの言うことは当たっていると思う。なぜなら先生だから経験も豊富でいろいろな患者を対応したから冷静に判断して質問してきたんだと思う。イカリは力に頼り過ぎ後先の考ることをしないと最悪の展開になりかねない。アイは斗真に優しすぎもっと自信をもって話さないといけない。あと3にんとも私に頼り過ぎ、斗真は私たちの創造者だけど少なからず斗真に悪影響及ぼしてるんだからね、わかった?だから私はこの件に関して人格操作はしない方がいいと思う。」
イ「おまえ話長過ぎ」
ア「同じく」
キ「zzz」
「結局こうなるなら話しないでほしい」
運命の15時OTが始まるが斗真がだんだんイラつき怒りが爆発寸前でトイレに入り人格が変更した。
「なんで俺だけけんがくなじゃあああ、うぉおおお!!」
壁・扉・床叩きまくり暴れるイカリそれを止めに入る看護師男3人、必死に抵抗するもこちらは身長170細身相手は180の巨漢3人勝てないと踏んだイカリはここでおとなしくなり引きずられながらナース室に連れて行かれた。
「私はSと言うものです、これを飲んでください」
コップが用意され水が注がれていて、Sさんが言ったゼリー状のものを見せられ渡されそれをコップに投入し飲むとイカリは10分で落ち着いて意識を失った。
いつの間にか床についていた。
小説登場人物コーナー
「いきなり始めました司会のケイです」
「アシスタントをつとめるキイです」
「「よろしくお願いします」」
「あのケイ氏質問です」
「何でしょう?」
「なぜ四人目だけ名前を出さないのですか?」
「・・・」
「・・・ってことはまだかんがえty」
「ってことて次回は予告しません」
「ええ?いいんですか?」
「とりあえずこれが言いたかった。こいつと組んで今日は何って日だ!!」
「ではでは作者いじりはこん位にして」
「え、私が作ったキャラにいじられてたの!ショック」
「先生もそんなに落ち込まないで、せえの」
「「では次回お楽しみに」じゃあね」