久しぶりの活動?
目を開けるとそこには教師の怒った顔と周りからの冷たい目線。
[また、お前は授業中に寝て懲りねーな!純太]
そう、今は夢物語でなく授業中だ。そして純太と言う人物は、この俺、[川島純太]
どうして、こんな時に寝ているかと言うと、
昨日テストがあるから勉強していたと、言うわけでもなく
幼なじみのきざしが家に来た。来ただけなら問題がないのだが…アイツは、将来占い師になりたいらしい。
ちなみにアイツは天然。
きざしは俺の幼なじみである。そのため毎晩毎晩占いやらされる。
しかもその内容が悲惨である。例えば明日、地球が崩壊するとか、1500年後地球が宇宙進出するとか、そんな感じだ…
占いは一回でいいじゃないかと、思う人もいるがアイツはトランプ、水晶なんでもする。この前理由を聞いてみたら
[私にどんな占い師の才能があるかわからないからやるだけたくさんする。]
とか言い毎晩夜遅くまで付き合わされる。そして、断るにことわれない。
アイツの苗字は俺と同じ川島である。
理由は、親父が川の隅に捨てられていたところを拾って育てたらしい。詳しくは聞いていない。
[ふぁー眠]
[あれー?純ちゃん今日はお眠いのかな?]
[そりゃー4時半まで付き合わせられたらそりゃ眠いわ!]
そう言いながらあくびする俺。
[お前ら本当に兄妹見たいに仲良いなな]
そう言いながら俺の親友の 森 大輔が馬鹿のようにやってくる
[誰が兄妹だ!!]
[兄妹じゃないよ!]
息が合ってしまい
[いや、むしろ双子か!]
もう、突っ込むきも起きない。
[HR始めるぞ!!]
そう言いながら俺らのクラスの担任 道長 陸 が来た
[今日は純太寝るなよ!]
[無理です]
[なぜだー!!]
[理由を聞かないでください]
[まあいい、さっさと始めるぞ!!]
さて、寝るか…
[都合よく勝手に寝やんといてや、全く。もう]
いきなり、こんな事を言い出したのは 川添 早苗 コイツは小4のときこっちに来た転校生で最初は全く馴染めなっかたけど今じゃもうこんな感じ。こっちに来る前は大阪に住んでいたらしくたまに、大阪弁が出る。
[[チワーッス]]
[よう、来たか純太、大輔]
[先輩、早いですね]
[こんにちは兄さん]
[だ か ら、大輔、兄さんって呼ぶな石塚先輩って呼べ]
そう、大輔と石塚先輩は従兄弟であるため、気お付けていないとこうなってしまう。
俺らの先輩 石塚 冬馬
この人…一応生徒会副会長
そのため生徒会の仕事も部活に持ってくる。
[あれーきざしちゃんと早苗ちゃんは~]
[掃除当番です]
[なんだ~ショック]
[…]
[…]
つい、目をあわせて横目で先輩を見ると
[気まず事いちゃったな…]
部活メンバーはさっきの3人と先輩で5人だけ。そして顧問が、あの道長 陸 俺らはボスとよんでいて、そしてあの人もそのあだ名を気に入っている。
ボスは見た目と名前によらずドジである。その一面を知ってるのは 俺達だけ、そのため女子から持て遊ばれている。
でも、この部活はまだ仮の部活部活メンバーが一人足りない。正式な部活は顧問一人とメンバー六人だがしかし、この部は、ボランティア部の正確な名前は、第二ボランティア部。なぜ第二なのか聞いてみたら
[第一は生徒会だと思ってるから♪]
と、石塚先輩がそう言った(軽い理由らしい…)
大輔に誘って入部することになったが…一応、俺は入部する前、第一を探したが見つからず、大輔と、ここに入部した。後の二人は
[純ちゃんが入るなら私も入る]
と、言いきざしが入り
[皆入るならアタシも入る]
そんな感じで早苗も入部して、今に至る
高校一年の大晦日
トゥルートゥルーガチャ
[何ですか先輩、こんな時にいきなり電話かけて来て?]
[仕事入ったぞ! 明日部室で。後の人にも回しといくれよ~]
ガチャ
[はぁ…]
全くいい加減な人だな。
[明けましておめでとうございます。先輩]
[石塚先輩、明けましておめでとうございます。]
[二人ともあけおめ~仕事内容これな♪]
[!?]
[また生徒会の仕事ですか…]
はぁ…とため息をつきいきなり隣から
[純ちゃん 私、この仕事やりたい!]
仕事内容が悲惨だ…(子供会の餅つき大会!!)
[元旦からいきなり重労働ですか!]
つい、ため息をついてしまい
[そんなにため息ついてると、幸運が逃げるぞ♪]
[そんなことより、なんで元旦から重労働なんですか!!]
[別に、元旦から暇だろ いいじゃん、いいじゃん]
[そう言いながら来てるよね~ね~]
[そ、それは、きざしが行くって聞かないから、仕方ない来たんです!!]
[あれー純ちゃん、私そんな事一度も言ってないよ]
きざし、それを言わないで!と、合図を送るも無視され
[これはどういう事かな純 ち ゃ ん]
[先輩、顔怖い!]
[他の二人は~]
[大輔は、神宮に行き、早苗は大阪に帰りました。生徒会の人らはいないんですか?]
[生徒会旅行へいちった]
[まぁ、生徒会のひといない方がいいですけど。先輩はなんで行かなかったんですか?]
[あんまり生徒会室に行かなかったから…捨てられた]
[ハッハッハ]
つい、大声で笑ってしまう
[そこまで笑う事ないだろ!]
[そうだよ、純ちゃんそんな笑ったら失礼だよ]
ついに、きざしにも怒られた。
[先輩らしいですね]
[そういうわけだよ…]
[嫌気さして俺達に八つ当たりですか]
[ノーノー俺はきざしちゃんと元旦を過ごしたいだけだぞ!]
[ジャーなんで俺に電話かけてきたんですか?]
[きざしちゃんとの電話番号知らないもん]
[回答が悲惨だ。どうしよもないわ。きざし絶対おしえるな!]
[えー、でも先輩困ってるし]
[きざし、先輩に誘拐されるかもしれないぞ!]
[えっ! それは嫌!]
[だからおしえるな!わかった]
[わっかたよ純ちゃん!]
[偉い偉い]
そう言いながら頭を撫でいると…隣
[リア充死ねー!!]
と言いながら先輩はドアを撥ね飛ばし極寒の地へ旅だってしまった…。
餅つきどうしようか
二人はそう心で呟いた。
結構子供会の餅つき大会は俺達二人でやることになり次の日二人とも筋肉痛になり
[二度と餅つきをするか!]
と言う事になりました…